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2009/11/26

【クラシック音楽ぶった斬りプラス】モントゥーのラヴェル

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  クラシック音楽ぶった斬りプラス         2009/11/26

           発行部数590部(まぐまぐ171部 独自配信419部)
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■モントゥーのラヴェル


フランス音楽に定評のあったモントゥー最晩年の貴重な遺産である。


モントゥーは「ダフニスとクロエ」を初演するなど、ラヴェルと親交が深くそ
の演奏を得意としていた。


この演奏にはそうした彼の実力がいかんなく発揮されている。


柔らかい音色感は、生粋のフランス人でなければ表現できない。


どちらかというと、軽い、さわやかな響きをもったオーケストラから、こうい
う音を引き出したモントゥーの力は偉大である。


オーケストラを完全に自分の楽器にしているのだ。一体に淡白な表現だが、一
つ一つの音に実に細かな神経を配っている。


演奏は輝きを抑えて、高雅な芳香がそっと漂うような「亡き王女のためのパヴ
ァーヌ」など、大変美しく品格が高い。


特に「マ・メールロワ」が秀逸で、あたかも掌中の珠を慈しむかのように入念
に練りあげながら、表情豊かに描きあげていて、実に見事な演奏だ。


これほど高雅な詩情にあふれた表現はめったにない。


人生のすべてを知りつくした老人が、童心に帰っておとぎの世界で遊んでいる、
といった感じの演奏だ。

「ボレロ」もモントゥーらしい品格ある表現が魅力的で、噛んで含めるように
一つ一つの繰り返しを丹念に磨きあげている。


「スペイン狂詩曲」には、もっと鮮やかな色彩と躍動があってもよいと思われ
るが、やはり静かに瞑想すべき味わいに富んでいる。 


お求めはamazonで
http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50927887.html



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 クラシック音楽ぶった斬りプラス
 発行人: 和田 大貴
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