2009/11/07
【クラシック音楽ぶった斬りプラス】ベームの「フィガロ」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 2009/11/7 発行部数574部(まぐまぐ164部 独自配信410部) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■ベームの「フィガロ」 モーツァルトの「フィガロの結婚」は私の最愛のオペラである。モーツァルト の粋であり、聴いていて胸がワクワクして仕方がない。 それこそ集められるだけディスクを集めたが、ベームのライヴとクレンペラー が傑出している。ただクレンペラーを友人に推薦してもなかなか受け入れても らえないのだが。 57年ライヴでのベームの作る音の純粋な彫琢は、決して冷たい無機的な響き に凝固してしまうのではなく、きわめて精妙な息吹をもって、モーツァルトの 音楽の持つ人間的な生命を生き生きと描き出す。 厳しく、そして豊かなドラマの表現がこの演奏に結晶している。 当時の最も傑出したモーツァルト歌手たちを一堂に集めた配役も見事で、彼ら の類い稀な名唱がまたベームの演奏に大きく寄与している。 ベームの「フィガロ」といえば、80年秋のウィーン国立オペラの日本公演も 傑出した名演だったが、それより17年前の63年ベルリン・ドイツ・オペラ の来日公演は、一段と厳しい統率と造形力が、ゼルナーの素晴らしい演出と相 まって、深い感銘を与える。 ゼルナーの演出はまれにみる見事な舞台だったそうだが、ベームの演奏こそが この舞台を効果的に盛り上げたのである。 歌手陣も個性的なF=ディースカウ、達者な芸を聴かせるベリーと素晴らしく、 とりわけマティスのケルビーノの瑞々しい魅力のほどは筆舌につくし難い。 また、ケートとグリュンマーは歌手としては旧世代に属する人で、その発声に は古さを感じるが、さすがに役にキャラクター描写は見事だ。 お求めはamazonで http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50927250.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 発行人: 和田 大貴 ホームページ: http://wadadaiki.com/furtwanglerweb/ ブログ: http://classicalmusic.livedoor.biz/ 掲示板: http://classicalmusic.8.bbs.fc2.com/ メール: このメルマガに返信してください。 購読解除: まぐまぐの方は上記ブログで、独自配信の方は wada16@gmail.comまでメールアドレスを付記してお知らせ下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


