2009/10/23
【クラシック音楽ぶった斬りプラス】作曲者と同化したバーンスタインのマーラー「第9」
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 2009/10/23 発行部数543部(まぐまぐ159部 独自配信384部) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■作曲者と同化したバーンスタインのマーラー「第9」 ニューヨーク・フィル盤はバーンスタインの名声を高めたディスクであり、今 日のマーラー・ブームの先駆的役割を果たした演奏だ。 第9番は作品への強い共感が示された演奏で、その情熱的で彫りの深い劇的表 現はマーラー音楽のひとつの真実を表している。 有名なベルリン・フィルとの演奏は、ベルリン芸術週間においてバーンスタイ ンがベルリン・フィルを初めて指揮した伝説的な名演のCD化である。 これが両者の唯一の共演となった。 これは最初の1音からマーラーの、そしてバーンスタインの世界に聴き手を引 き込まずにはおかない演奏だ。 第1楽章でバーンスタインは、内在する情緒のすべてに共感し、濃密に表出し ている。 第2楽章は生気に満ちた表現で、第3楽章ではオケもまた指揮者と共に息づき、 輝かしいソノリティと柔軟性を持って演奏している。 終楽章のテンポも緊迫感があり、抒情的な歌の陰影は人間の声を思わせる美し さである。 コンセルトヘボウ盤でのバーンスタインの感情移入の激しさは、聴き手の心情 をゆさぶらずにはおかない入魂の出来だ。 第1楽章の冒頭から、一音一節の意味を探り、すべての音符に熱気を漲らせた 音楽が流れ出す。 第2,3楽章は各部の性格を鮮明に表した表現で、彼の多様な感受性を物語っ ている。 終楽章のアダージッシモでは、ついに一篇の抒情詩となり、大気のなかに溶解 していくような、作品と一体となった演奏だ。 お求めはamazonで http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50926640.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 発行人: 和田 大貴 ホームページ: http://wadadaiki.com/furtwanglerweb/ ブログ: http://classicalmusic.livedoor.biz/ 掲示板: http://classicalmusic.8.bbs.fc2.com/ メール: このメルマガに返信してください。 購読解除: まぐまぐの方は上記ブログで、独自配信の方は wada16@gmail.comまでメールアドレスを付記してお知らせ下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


