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2009/10/20

【クラシック音楽ぶった斬りプラス】アンセルメのファリャ:「三角帽子」「恋は魔術師」

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  クラシック音楽ぶった斬りプラス         2009/10/20

           発行部数537部(まぐまぐ157部 独自配信380部)
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■アンセルメのファリャ:「三角帽子」「恋は魔術師」


アンセルメは若い頃、ディアギレフの主宰するロシア・バレエ団の指揮者をつ
とめており、その時に初演した作品のなかには、この「三角帽子」も含まれて
いた。


そうした彼が、自家薬籠中のものとした作品だけあって、冒頭の金管の旋律や
カスタネットの音、手拍子、そして、ベルカンサの歌う悩ましい歌声などを聴
いただけで、強烈にひきつけられる魅力をもった演奏である。


アンセルメの指揮したバレエ音楽の素晴らしさは別項のチャイコフスキーでも
述べたので、改めて述べるまでもないだろう。


「三角帽子」も「恋は魔術師」も素晴らしい出来栄えだが、なかでも彼の手で
初演された「三角帽子」は、作品を完全に手中に収めた決定的演奏とでもいう
べきもの。


そのリズム処理と間のとり方のうまさはこの人ならではのもので、惚れぼれし
てしまう。


曲全体にスペイン的熱狂が息づいている。


「恋は魔術師」も劇場的な雰囲気が絶妙で、スペイン色の濃厚な味わいに魅了
される。


ファリャの作品は、アンセルメの得意としていたものである。


それだけに、この演奏はきわめつきといってよい。


演奏は、《バレエの神様》とまでいわれた彼の、要所要所をピシリと押さえた、
リズム処理の見事なものだ。


やや作為の目立つ表現だが、この作品の南国の太陽がギラギラ輝くような、ス
ペイン情緒を、洗練された感覚で見事にまとめており、色彩豊かな生命力にあ
ふれる音楽となっている。


この曲はまた、バレエ音楽としては珍しく、メゾ・ソプラノ独唱を用いてるが、
ガバレインの歌唱も、よく感じを出している。 


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http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50925924.html



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 クラシック音楽ぶった斬りプラス
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