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2009/10/17

【クラシック音楽ぶった斬りプラス】ハイフェッツのベートーヴェン&ブラームス:ヴァイオリン協奏曲

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  クラシック音楽ぶった斬りプラス         2009/10/17

           発行部数532部(まぐまぐ156部 独自配信376部)
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■ハイフェッツのベートーヴェン&ブラームス:ヴァイオリン協奏曲


ハイフェッツによるベートーヴェンのヴァイオリン協奏曲は2回録音されてお
り、いずれもハイフェッツの技巧がキラキラ光っている演奏だ。


1940年盤は、速いテンポで流麗に進めながら自由自在な強弱のニュアンス
をつけ、陶酔的に歌いぬき、しかもそれらが空中を泳ぐような唖然たる巧みさ
と、洗練された感覚の中に行われる名人芸には胸のすくものがあり、ヴァイオ
リンを愛する者の必聴盤といえよう。


ここで共演しているトスカニーニが、「ハイフェッツこそ私の知る最高のヴァ
イオリニストである」と激賞していたことは有名。


1955年盤もとてつもなく巧いベートーヴェンだ。


速いテンポで一気呵成に進める第1楽章は強靭で健康的、そのため寂しいデリ
カシーはどこにも見られないが、ベートーヴェンの音楽の美しさは伝わってく
る。


楽器の表現力をフルに発揮させた第2楽章も見事だ。


フィナーレはリズムがとびはね、アクセントが閃き、驚異的なテクニックがむ
き出しになっている。


ブラームスは情熱に押し流されず、常に冷静な視点を保ちながら音楽に対応し、
隅々まで明確に表現しながら、演奏は決して堅苦しくならない。


そこから明晰な解釈と自然な流動感が生まれており、音楽とヴァイオリンの美
感が融合した名演といえよう。 


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http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50925726.html



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 クラシック音楽ぶった斬りプラス
 発行人: 和田 大貴
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