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2009/10/11

【クラシック音楽ぶった斬りプラス】クライスラーの芸術

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  クラシック音楽ぶった斬りプラス         2009/10/11

           発行部数525部(まぐまぐ155部 独自配信370部)
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■クライスラーの芸術


クライスラーの演奏家としての最盛期は1900~30年代とされるが、ここ
には、ほぼその時期の演奏が集約されている。


彼のテクニックが早く衰えることになったのは練習嫌いのためだが、そのこと
自体が今日の演奏家では考えられない人間臭い魅力を持っている。


テクニック一辺倒ではなく、全人的な存在と表現がアピールしえた時代の記録
として、ここに発揮されている音楽性を聴くとき、クライスラーの魅力を再確
認させられる。


そしてここには19世紀後半の、ドイツ系音楽の演奏習慣に関する多くの示唆
に富んだ実例があり、曲によって使い分けるヴィブラートにも注目したい。


クライスラーが残した録音は、《作品に忠実》な演奏が後期ロマン派にまで及
んでいる今日、貴重な証言となるに違いない。


甘美な音色で、素朴といえるほどにシンプルかつ大らかに歌う演奏には、クラ
イスラーの人間的なあたたかさが漂っている。


また、「愛の悲しみ」「美しきロスマリン」「オールド・リフレイン」などの
自作の小品は、ヨーロッパの古き良き時代の雰囲気をそこはかとなく伝えてく
れて、それが大きな魅力となっている。 


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http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50925104.html



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 クラシック音楽ぶった斬りプラス
 発行人: 和田 大貴
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