2009/09/23
【クラシック音楽ぶった斬りプラス】グルダのモーツァルト:ピアノ協奏曲集
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 2009/9/23 発行部数515部(まぐまぐ153部 独自配信362部) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■グルダのモーツァルト:ピアノ協奏曲集 第20番と第21番はピアノ、指揮、オケの3拍子揃った、この2曲のベスト を狙う名演だ。 第20番はまず結晶化されつくした絶妙な美音に驚かされる。表現も素晴らし い。 第21番も透明なタッチで弾きつつ、曲想に従って驚くほどのニュアンスの変 化を示す。 アバド指揮のウィーン・フィルもグルダに勝るとも劣らない。 なかでも第21番第2楽章のテーマのみずみずしさは、他のすべての録音を凌 駕するだろう。 第25番はグルダが見事で、とくに第1楽章ではアバドが設定する遅いテンポ の中、緻密で透明な美しさを極限まで発揮してゆく。 こんなに落ち着いた演奏も珍しい。 アバドの指揮は、かなり表現主義的な響きは斬新だ。 第27番は、両者ともしっとりと抑制を効かせており、これはモーツァルト最 後の天国的な曲想を考えてのことであろうが、素直で自然な表現だ。 「戴冠式」は非常に美しい演奏である。 グルダのソロはニュアンス豊かで、曲想のうつろいによって弾き方を変化させ ながら、モーツァルトの流麗さを少しも失っていない。 緩徐楽章では彼特有の音型装飾も顔をのぞかせる。 アーノンクールの指揮も大変ユニーク。 時には弦を1プルトで弾かせたりして人数を絶えず変化させながら、時に金管 やティンパニを強奏させる。 第23番はこれと比べると、両者ともややおとなしい。 お求めはamazonで http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50920416.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 発行人: 和田 大貴 ホームページ: http://wadadaiki.com/furtwanglerweb/ ブログ: http://classicalmusic.livedoor.biz/ 掲示板: http://classicalmusic.8.bbs.fc2.com/ メール: このメルマガに返信してください。 購読解除: まぐまぐの方は上記ブログで、独自配信の方は wada16@gmail.comまでメールアドレスを付記してお知らせ下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


