2009/06/23
【クラシック音楽ぶった斬りプラス】シューリヒトのブルックナーEMI録音
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 2009/6/23 発行部数452部(まぐまぐ142部 独自配信310部) ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ■シューリヒトのブルックナーEMI録音 カール・シューリヒトは特にモーツァルトとブルックナーを得意とした名匠で、 まったく装飾のない贅肉をそぎ落としたような厳しい表現の中に、一種の即興 性とニュアンスの豊かさがあり、そこが玄人好みする所以だった。 抑制のきいた、何度聴いても飽きない、それでいて最も意味深く、有機的な名 演だ。 シューリヒトのブルックナーは、残されたものはどれもすでに名盤としての定 評を確立している。 ただ、大きい規模を誇る作品の演奏としては軽すぎると評されることも。 だが、どうしてなかなか。澄んだ響きと明快な造形は、確かに軽いと感じられ なくもないが、豊かに音楽を構成する有機的な「力」に富んでいる。 したがって、決して重厚ではないが、雄渾で輝きに満ちている。 細部の詩的な感興を重視しつつも、部分を全体に統合する積分的構成意欲は前 世代の古き良きブルックナーの真髄をうがつものだが、つくられた音楽は不思 議と現代に通じる。 第3番はシューリヒトの淡白でほとんど枯淡とでもいうべき音楽がよく表され た、率直でありながら極めて味わい深い表現である。 第8番も演奏の晴朗さは比類がなく、まさに孤高の気品にあふれ、厳しくも内 省的な音楽が歌われている。 第9番もやはり淡白だが、ブルックナー晩年の高貴な心情をあふれんばかりに 表現した感動的な演奏である。 お求めはamazonで http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50916020.html ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ クラシック音楽ぶった斬りプラス 発行人: 和田 大貴 ホームページ: http://wadadaiki.com/furtwanglerweb/ ブログ: http://classicalmusic.livedoor.biz/ 掲示板: http://classicalmusic.8.bbs.fc2.com/ メール: このメルマガに返信してください。 購読解除: まぐまぐの方は上記ブログで、独自配信の方は wada16@gmail.comまでメールアドレスを付記してお知らせ下さい。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


