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2009/06/08

【クラシック音楽ぶった斬りプラス】シェリングのバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ

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  クラシック音楽ぶった斬りプラス         2009/6/8

           発行部数441部(まぐまぐ142部 独自配信299部)
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■シェリングのバッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ 


旧盤はシェリングの積極的な意欲が強烈に訴えかけてくる演奏だ。


バッハの楽譜を克明に読み、作品の意思を汲み取ろうとする姿勢が演奏に直接
反映されており、それが無伴奏ながら本質的にポリフォニックなこの音楽の構
造を、はっきりと際立たせる表現を生む。


確信をもって、しかも力強い説得力を伴って聴かせるシェリングの演奏には、
人間の計り知れない力をみる思いがする。


新盤は「無伴奏」の代表的名盤として広く知られているもので、厳しく清澄な
バッハを聴かせてくれる。


実演に接した人の話によると、シェリングのヴァイオリンの美音は冴え、バッ
ハにしては甘美すぎるのでは、と思ったそうだが、録音ではそういう感じはま
ったくなく、しなやかで明るく、洗練された雰囲気を漂わせた親しみやすいバ
ッハになっている。


彼得意の美音で、実に豊麗、流麗なバッハを聴かせてくれる。


厳格一点ばりのバッハではなく、厳格さのなかにヒューマンな感情があり、そ
こが人々が支持するゆえんだろう。


その一点一画をゆるがせにしない音楽のつくりかたは、かつてのシゲティを思
わせるものがあるが、それよりもさらに表情の豊かな演奏だ。


「パルティータ第2番」の有名な「シャコンヌ」を聴くと、この人が作品のひ
とつひとつの音のもつ意味というものを、いかに考えているかがよくわかる。


お求めはamazonで
http://classicalmusic.livedoor.biz/archives/50915434.html



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 クラシック音楽ぶった斬りプラス
 発行人: 和田 大貴
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