2009/10/13
【アイデア1分講座】
┃--アイデアが止まらなくなる1分講座-- Vol.75 ╋■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ 忙しくてアイディアを考えている暇のないあなたに。 ┃ 街やメディアで見かけたWoW! なアイディアと、 ┃ ひとりで簡単に出来るアイディア創造ツールなどを ┃ ご紹介していきます ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 「宇都宮餃子館?」 新幹線の窓から宇都宮の街を眺めると、「餃子」という赤いネオンの 文字が幾つも見えてきます。 宇都宮が餃子の街として広く知られることになったのはいつ頃のこと だったでしょうか? 少なくとも若い頃、ボクが宇都宮に住んでいた若い頃には「餃子の街」 という呼称はありませんでした。 ただ、家の近くに餃子一人前が驚くほど安く、独身者としてよく食べに 行った覚えはありますが・・・。 ホントに宇都宮では、餃子が沢山食べられているのでしょうか? 調べてみると、全国の県庁所在地において、宇都宮市の餃子購入額は 「餃子の街」を名乗るに相応しいものでした。 2009年上半期(1~6月)の総務省家計調査の速報によると、 餃子の購入額は宇都宮(2,278円)が1位、続いて浜松 (1,917円)が2位。それに続く3位の前橋には、552円の 差があります。 実は宇都宮市と浜松市とは一位の座を争っていますが、まだ宇都宮市の 優位は続いているようです。 宇都宮は昔から餃子が安かったから、多くの人がよく餃子を食べて いたのでしょうか。 そう言えば宇都宮駅売店のお土産コーナーも、昔ながらの干瓢やたまり 漬けなどの名品を差し置いて、今や餃子がメインのお土産になっています。 どのお店も手軽につくることが出来、消費量が増えれば皆が豊かになれる、 餃子とはそんな理想的な料理だったのかもしれません。 地元での消費量がナンバー1の料理を使い町おこしをする例は、沢山ありますね。 例えば、北海道の芽室町は「コーンチャーハン」。 甘~いコーンとバターの味が絶妙だとか。 スイートコーン日本一の町が十勝芽室コーン炒飯推進協議会まで 立ち上げて、名物料理の普及を進めています。 千葉の勝浦市には「勝浦式坦々麺」。 こちらは、濃い口醤油とザク切りタマネギスープにラー油を浮かべた、 普通の坦々麺とは全く異なる食べ物。 B級グルメの代表といった感じですね。 ボクの地元にある商店街は、食べ物ではありませんが、ウルトラマンで 町おこしです。 夏の連休に訪れた生まれ故郷の宮城県石巻市は、笹かまぼこで有名な町。 数十年ぶりに訪れた町は、頼りにしていたかすかな思い出も何の役にも 立たないほどすっかり変わっていました。 きっと笹かまぼこのお店が乱立しているのだろうと思いきや、数件の お店を見かける程度。 代わりに町おこしの立役者となっていたのは「石巻焼きそば」でした。 この焼きそばの特徴は、調理前の麺が元々茶色いこと。 二度蒸しすることで麺は茶色くふっくらとするそうで、これにだし汁を 加えて蒸し焼きにしてつくります。 最後に目玉焼きをトッピング。 B級グルメの祭典、B-1グランプリにも出場。 残念ながらまだB-1グランプリでの受賞は無いようですが、町のあちら こちらでノボリやポスターを見かけます。 ボクにとっては、石巻は笹かまぼこの町。 久しぶりに訪れた懐かしい町での新しい顔の登場に、ちょっと複雑な 思いでした。 写真と、さらに詳しい事例をご覧になりたい方は → http://bobtanaka-blog.livedoor.biz/ ◆アイデアを生むヒント 町おこしとは、町をブランド化しオンリーワンをつくること。 独りよがりの名物ではなく誰もが楽しめるものは何なのか、他にはない 独自のものは何なのか、そこさえ見つかれば後は一人歩きするものだ。 ╋■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ Idea Creator ボブ田中 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ 『アイデアの出し方』すばる舎 ┃ 『殿様ブランディングで売れる・儲かる』日本実業出版社 ┃ ┃ ■ボブ田中公式ホームページ : ┃ http://www.bob-tanaka.com/ ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■


