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2009/08/25

【アイデア1分講座】

┃--アイデアが止まらなくなる1分講座--           Vol.72
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┃ 忙しくてアイディアを考えている暇のないあなたに。
┃ 街やメディアで見かけたWoW! なアイディアと、
┃ ひとりで簡単に出来るアイディア創造ツールなどを
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 「スイカの専用塩?」

ボクが大学で教えている演習に、アイデア発想という授業があります。
その演習の中で、学生から「スイカ用の塩」というアイデアが出てきた
ことがあります。
その時は、スイカ専用の塩にどれだけニーズがあるのかなと思ったのですが、
先日、商品として売っているのを見つけてしまいました。
 その名も「スイカに塩」。
ストレートなネーミングですね。
スイカを食べる子どものイラストがあしらわれたパッケージで、120gで630円。
結構高い。
スイカ専用ということで値段も高めなのでしょう。
まぁそれにしても、アイデアを簡単に否定しちゃいけないなと思いました。
反省です。

その隣に置いてあったのは、「枝豆に塩」。
これも同じ値段です。
でも、これはかなり高いですね。
スイカにかける塩は、大きいモノでもほんの数振りでしょうが、枝豆を
茹でる時の塩はかなり大量。
茹で上がった時だけかけたにしても直ぐ無くなりそうです。
まぁ、「特定の食べ物専用の塩」というコンセプトは悪くありませんが。

塩と言えば、昔からあるのは「食塩」というネーミングの塩です。
透明パッケージに紺文字でシンプルに食塩と書かれたパッケージは、
今も昔も変わりません。
正直言って、塩としての機能はこの「食塩」で全て足りています。
よほど舌が繊細な人で無い限り、食べ物にかける塩の味わいは変わらないと
思うのです。
(結構、ボクは味音痴ですので、反論は甘んじて受けます。ハイ)
だから、塩に付加価値を付けるのは結構難しい。
そのひとつの方向性が「専用塩」というわけです。

「スイカに塩」の周りには、違う付加価値の塩が並んでいました。
「七味ねぎ塩」、「ゆず塩」、「梅ごま塩」、「カレー塩」、
「にんにく塩」・・・
「スイカに塩」と同じくらいのサイズで各651円。
さらに高いですね。
こちらは、味のブレンドで勝負。
七味にしろ、ゆずにしろ、ほとんどはスーパーのスパイスコーナーに行けば
粉末で売っているものばかり。
塩と一緒にかければいいだけなのに、二つを混ぜて1つのビンに詰めた
ことで付加価値が付いちゃったんですね。
でも何となく使ってみたくなるから不思議です。

高級塩のブームも依然として続いているようです。
つまり、塩そのものがブランドになっている。
「食塩」よりちょっと高めが「赤穂の天塩」、「伯方の塩」。
その他にもいっぱい。
ほとんどが産地をベースに、塩ブランドづくりを目指しています。
輸入では、フランスの「ゲランド」は強いですね。
ボクもフランスに行った際に、お土産としてこの塩を買って帰ったことが
あります。
フランスのようなグルメの国の塩って、値段の割にブランド感があります。
これが、装飾品やバッグなどでブランドを感じてもらうためには、結構
お金がかかりますが、塩はお土産としてのコストバリューが高い気がするのです。
お土産であげた人の夕飯が、ほんの少しだけでもリッチに感じてもらえたら
嬉しいですよね。


写真と、さらに詳しい事例をご覧になりたい方は
 → http://bobtanaka-blog.livedoor.biz/


◆アイデアを生むヒント

付加価値の付け方をもう一度考えてみよう。
今と違う切り口がまだあるんじゃないかと考えてみるのだ。


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┃ 『アイデアの出し方』すばる舎
┃ 『殿様ブランディングで売れる・儲かる』日本実業出版社 
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┃ ■ボブ田中公式ホームページ :
┃    http://www.bob-tanaka.com/
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