2009/06/23
【アイデア1分講座】
┃--アイデアが止まらなくなる1分講座-- Vol.68 ╋■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ 忙しくてアイディアを考えている暇のないあなたに。 ┃ 街やメディアで見かけたWoW! なアイディアと、 ┃ ひとりで簡単に出来るアイディア創造ツールなどを ┃ ご紹介していきます ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■ 「4時にご予約の田中さまですね」 二子玉川の高島屋で、とても嬉しいおもてなしに出会いました。 今日は、おもてなしに込められたアイデアのご紹介です。 事の始まりは、妻の右足骨折に遡ります。 大手術の末に退院はしたものの、自分で歩けるようになるまでは暫く かかると言われ、自宅療養。 足以外は全然元気なのに、自由に外の空気すら吸うことも出来ず、 久しぶりに気分転換の外出をしようということになりました。 行き先を考えていた時に、ふと思い浮かんだのが二子玉川高島屋の 車椅子レンタル。 「それ、いいね」と、早速電話で予約をし、クルマで高島屋へ向かいました。 日曜ということもあってか、駐車場は大混雑。 列に並んでノロノロと徐行運転で駐車場の入口に進みます。 ちょっと心配になって、駐車場の入口で車の誘導をしていた女性に 「あの〜、車椅子の予約をしたんですが・・・」 と尋ねてみました。すると、 「はい、4時にご予約の田中様ですね。このまま真っ直ぐお進みください。 あちらの係員に伝えておきます」 と答が返ってきたではないですか。 こちらの名前、さらに4時の予約ということまで、現場のスタッフに しっかりと伝わっているのです。 前のクルマに続いてさらに数十メートル、クルマを走らせると、 今度は別の誘導スタッフがボクのクルマを止めて下の階へと案内して くれました。 沢山のクルマが列を作って走る中で、スタッフの方が止めたのはボクの クルマだけ。 ということは、入口の女性がトランシーバーでボクのクルマの車種と 番号などを伝えてくれたということです。 そして案内された駐車場に行くと、通常の駐車場の1.5倍ほどの大きさの スペース。 これなら、不自由な身体を車外に出すために、車のドアをフルに開けても 隣とぶつからないでしょう。 すかさず、スタッフの方が車椅子をクルマの横に付けてくれました。 いや〜、なんという手際の良さ。 飲食店での宴席や国際電話レンタルなど、よく予約の電話をしますが、 当日受付に行っても待たされたり、下手をすると予約が入っていなかったり ということもあり、あまりすっきりした対応を受けた記憶がありません。 しかし、ここでは全てがスムーズ。 この駐車場にはさらに、車寄せに付けたクルマの駐車を代行してくれる ヴァレーパーキング、買物の間に洗車をしてくれるカーウォッシュ、 その他にもモバイル駐車場情報やポーターサービスなど至れり尽くせり。 お客さんを気持ち良く受け入れようという姿勢が隅々まで感じられます。 お店に入ってからも、車椅子/ベビーカー優先エレベーターで上下階へ 移動。 どのお店も一定の基準があるのか、広い通路が確保されており、車椅子 でも不自由なく移動することが出来ました。 たまたま入った飲食店でも、入口に段差があるなと思うと、裏口の スロープに案内してくれましたが、他のお店でも全て同様の対応がされて いそうです。 こういうことって、当事者として体験しないとなかなか気が付かない ものです。 車椅子を押してみて、初めて色々なことに気が付きました。 「都心も憧れる街、二子玉川」という不動産広告のコピーがありましたが、 こういう細かいサービスの積み重ねが、二子玉川ブランドを作っている のかもしれません。 写真と、さらに詳しい事例をご覧になりたい方は → http://bobtanaka-blog.livedoor.biz/ ◆アイデアを生むヒント サービスのベースもアイデア。 やるなら徹底しよう。 期待以上だからこそ、印象に残るのだ。 ╋■□■━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ Idea Creator ボブ田中 ┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ ┃ 『アイデアの出し方』すばる舎 ┃ 『殿様ブランディングで売れる・儲かる』日本実業出版社 ┃ ┃ ■ボブ田中公式ホームページ : ┃ http://www.bob-tanaka.com/ ╋━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━■□■



