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2009/03/03

【アイデア1分講座】

┃--アイデアが止まらなくなる1分講座--           Vol.60
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┃ 忙しくてアイディアを考えている暇のないあなたに。
┃ 街やメディアで見かけたWoW! なアイディアと、
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「こんな所に広告が・・・」

ところ変われば広告も変わるものです。
中国は、かつて社会主義だった(いや、今もそうなのですが)とは
思えないほど街中に広告があふれています。


恐らく、中国に出張したことのある日本人なら誰もが気付く広告があります。
それは、都心にあるオフィスピルのエレベーターホールやエレベーター内の
壁面にある液晶ディスプレイ。
そこから動画広告が流れてくるんですね。

確かに、エレベーターを待っている間は手持ち無沙汰。
お客さんをエレベーターホールでお見送りしようとした時、エレベーターが
なかなか来なくて会話に困ったなんて経験をしたことのある方も多いのでは
ないでしょうか。

エレベーターに乗っている間だって、大体みんな無口。
ビジネスの話をすると機密の問題がありますし、かといってくだらない
冗談を言ってみんなに聞かれるのも恥ずかしいですしね。

そのエレベーターを取り巻く一瞬の隙間時間を、このメディアはうまく
とらえた訳です。
スーパーのレジで並んでいる時に、レジ横に陳列されたガムや乾電池を
ついで買いしてしまいますが、それに近いコンセプトかもしれません。

このメディアを、中国でほぼ独占的に展開しているのがフォーカス
メディア(分衆伝媒)という会社。
2003年に設立されたばかりの比較的新しい会社です。
しかし創立以降、毎年数百パーセントの業績の伸びを記録し、
ニューヨークのナスダックで株式公開まで果たしたという驚くべき会社。

このメディアがここまで発展したのには、中国ならではの事情があるよう
です。
高度経済成長が今も続く中国では、テレビなどの広告費は急騰を続け
決して安くはない。
しかし、テレビ広告を流すほどの高額商品を買える層はまだ限られて
いるのです。
実際、5万円以上の月収を得ている層は、都市部でも20%程度にとどまると
言われます。
であるならば、その層の接点で直接アプローチするメディアが欲しく
なります。

そこでオフィスピル内の公共スペースのメディアに目が向いたのです。
上海や北京などにある小奇麗なオフィスビルで働くのは、『小資』と
呼ばれる小金持ち。
当然、購買力が違うのです。

日本のような社会では、オフィスビル自体特殊なものではありませんし、
そこで働く人も千差万別。
ターゲットの絞り込みなどできませんが、中国ならそれが出来るんですね。


写真と、さらに詳しい事例をご覧になりたい方は
 → http://bobtanaka-blog.livedoor.biz/


◆アイデアを生むヒント

どんなに素晴らしいアイデアも見てもらってナンボ。
ターゲットがどこにいるのか、どこだったら見てくれるのか常に
忘れないようにしよう。


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