2009/09/21
結果でなく、行動に焦点を当てる [うつ家族サポート]Vol.197
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ vol.197━ 2009.09.21━ 家族がうつ病になったら☆うつ家族のメンタルサポート 437部 ──────────────────────────────────── 皆さん、こんばんは。 「 うつ病支援アドバイザー 」の川田陽輔です。 このシルバーウィークは、息子の野球三昧です。 幼稚園の年中さんから小学校2年生まで、 ママが精神科に入院を繰り返していて、 寂しい思いをしていた息子が、 野球で大きな声を出しながら頑張って、ヒットを打つ! 見ていて、泣きそうになります。 ----- ★ 今日のテーマ = 【 結果でなく、行動に焦点を当てる 】 ----- うつ病患者の家族として、思いがちなことが、 【 うつ病を治そう! 】 と、思ってしまうことです。 そう、思うこと自体は、悪いことではないのですが、 結果として、こういう風に考えることは、避けた方が賢明です。 「 うつ病を治す 」 と、考えるときの、「治るって、どんな状態?」ということも 確かな定義があるわけではありませんし、 何をすれば、うつ病が治るのかが、はっきり分からないですからね。 ですから、 【 うつ病が治る 】 というやや遠い将来の結果を目指して努力するよりも、 小さくてもいいので、何か具体的な行動に焦点を当てる方が、 結果的にうまくいくケースが多いと思います。 具体的な行動とは、 ・相手の話を否定せずに、丁寧に聞く ・小さなことでも「できたこと」を見つけ、ホメる ・さりげなく、薬を飲んでいるのを、毎回確認する などのことです。 私は、うつ病患者の家族の方にお話しするときに、 【 分かるは、分ける 】 という、お話をすることがあります。 つまり、「うつ病を治す」と大きく考えていても、 何から手を付けたらよいか、見当もつきませんが、 「うつ病を治す」ということの中身を本当に理解していたら、 キチンと、「分ける」とこができて、 「うつ病を治す」という大きな「結果」ではなく、 ・話を聞く ・ホメる ・薬を飲ませる ・休養を確保させる などの、小さな「行動」に「分けて」落とし込むことが出来ている。 これが、「分かる」ということです。 私自身がうつ病という病気を、 ★ 妻が入退院を繰り返した2年半の時期 ★ 最後の退院から、「再発なし」5年間のアップダウンの時期 の8年弱の期間、すぐそばに感じてきて、結論的に思うことは、 うつ病とは、外科の病気のように直接的に「治す」タイプの病気ではなく、 内科の病気のように「治る環境を整えて」間接的に「治る」のを待つ タイプの病気だと言うことです。 「うつ病を治すんだ!」という考えにとらわれてしまわずに、 そのために出来る小さな行動を、 日々積み重ねていくんだ!という風に考えていきましょう! うつ病患者の家族として毎日、毎日、暮らしていて、 最も難しいことは、 日々の状態の善し悪しに一喜一憂しないことですが、 「うつ病を治す」という結果ばかり気にしていると、 特に、この一喜一憂がひどくなります。 結果は、日々、変わりゆくものなので、 それよりも、「やるべきこと」、 つまり、日々の行動が、毎日、キチンと出来ているかということに 注意を向けていくと、 ゆっくりとですが、回復への階段を登ることが出来ます。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ * 発行人: うつ病支援アドバイザー 川田陽輔 * ブログ:< http://utu-fam.seesaa.net/ > * 社内・取引先・ご友人などへの転送はご自由にどうぞ。 ただし、無断転載は厳禁です。出所を必ず明記してくださいね。 * このメルマガの内容については、自己責任で判断、実行願います。 「文中に記述のあった方法を試したが悪化した」等の状況に対する 責任は負いかねます。ご了承下さい。 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


