2009/10/21
生命保険の利回りだけが気になりますか?:松本FP事務所「お金を使いたいなら増やしなさい!」
■━━━━━━━ 松本FP事務所 「お金を使いたいなら増やしなさい!」 ほぼ週1回ほど発行 第98号 ■━━━━━━━ 受信してくださり、まことにありがとうございます。海外研修より帰ってきました。 松本FP事務所の松本勝晴です。 今回の海外研修の報告会を、2009年11月8日(日)に行います。これは、FP向けの発表会です。 独立系FPに興味のある人、目指す人、自認する人など、実は同じ業界だと言う人は、ぜひ ご参加ください。詳しくはのちほど。 では、メールマガジンをお届けします。 ●初めての方へ:「お金を使いたいなら増やしなさい!」のポリシー 東京都中央区銀座に拠点を構える、松本FP事務所の所長であり、Mr.FPプロフェッショナ ルズの松本勝晴(CFP認定者)は、あらゆるアンテナを張り巡らせてFP6分野に関する情報を 収集しています。当メールマガジンでは、将来設計や夢を「お金がない」という理由で諦 めてしまう人を少しでも減らすべく、増収、節約、金融資産運用に関する知恵や知識を提 供いたします。 ●今回のネタ:生命保険による貯蓄のデメリットを考えよう 今回は、生命保険によくある「貯蓄にも使えます」という話について考察してみます。 生命保険、特に終身保険には、解約払戻金が徐々にたまっていく性質があります。 解約払戻金があるとは、将来何らかの理由で解約したときに、保険会社からいくらかのお 金が戻ってくることを表します。 何らかの理由とは、例えば、収入が減って保険料が支払えなくなった、とかです。 この、契約者が実際に保険会社に支払った保険料合計を元本に見立てて、解約時にいくら の払戻金が得られるかを、銀行預金などと比較する場合があります。 おおざっぱな例で最近お客様から聞いた話では、次のようなものがありました。 「特殊な仕組みの終身保険で、毎月3万円の保険料を15年間支払ってから解約すると、 600万円が戻ってくるんです」 ちなみに、3万円×12ヶ月×15年=540万円 よって、保険料を元本とみなすと、600万円 ÷ 540万円 = 約111% となります。実は、積立貯蓄換算で税引き前複利約1.8%の年利回りに相当します。 保険のいいところは、契約が成立した時点でこの利回りが確定することです。すなわち、 契約者が約束どおりに、15年間保険料を支払い続けることができれば、この利回りが確約 されます。 一見、よさそうですが、念のためデメリットを考えてみましょう。 デメリットのひとつはもちろん、何らかの理由で保険料が支払えなくなったときには、こ の利回りは達成できないという点です。 特に今回のこの終身保険では、「特殊な仕組み」により、15年以内に解約された場合の解 約払戻金額が、元本のおおよそ70%に設定されていました。仮に、12年目まで保険料を支 払ったときに解約せざるを得なくなった場合、支払った金額約430万円に対して戻ってく るのは約300万円です。 もちろん、この仕組みがわかれば、15年間保険料の支払いを頑張る努力をすると思います。 2つ目のデメリットは、インフレに対応できないという点です。 インフレは、現実感を伴わないと思われます。過去20年間、あらゆる品物が値下がりして きました。 株価は、おおむね史上最高値の2分の1から5分の1程度をうろついています。不動産価格も 同様です。 輸入品は円高の恩恵を受けました。パソコンやテレビなどの家電製品は、翌年により高性 能のものが、昨年の値段よりも安く販売されます。世の中であらゆるものが100円ショッ プで買える時代です。ジーンズなど5000円のものと1000円以下のものならどちらを選ぶで しょう? しかし、そのような時代の中でも、なかなか値段の下がらないものがあります。医療費や、 教育費です。 すなわち、600万円、差益相当額60万円が、15年後にその価値を保っているのかは、人に よる、というわけです。 もちろん、インフレだろうがデフレだろうが関係なく、元本確保が重要だと言うのであれ ば、預貯金や保険を蓄財に使うのもよいでしょう。 しかし、万が一、経済全体が好調になり、インフレが始まったときには、預貯金のみ、保 険のみでは危険です。特に保険は、契約時に条件が決まってしまいます。配当付きでない ものなら、受け取れる解約払戻金の実質価値は下がるでしょう。 最終的に判断するのは契約者ですが、利回りのみにとらわれずに、保険のメリット、デメ リットの両方を理解したうえで活用するべきでしょう。 ━━━━━━━━ 今回の内容はいかがでしたか? クリックして教えてください。 よくわかった > http://clap.mag2.com/kefrememoj?good もっと知りたい> http://clap.mag2.com/kefrememoj?more ※フォームが開きます。特に「もっと知りたい」の方は、遠慮なく具体的にお書きください。 ━━━━━━━━ ●事務所からのお知らせ 【セミナー開催します!】 FP向けの発表会です。独立系FPに興味のある人、目指す人、自認する人など、実は同じ業 界だと言う人は、ぜひご参加ください。 -------- 《東京開催》 ※日本FP協会の継続教育研修です 最新アメリカFP事情~FPA大会とFP事務所視察報告 ○日 時 平成21年11月8日(日) 13:30~16:30 ※13:15開場 ○会 場 女性と仕事の未来館 4階 第2セミナー室 〒108-0014東京都港区芝5-35-3 ※JR田町駅、都営地下鉄 三田駅 http://www.miraikan.go.jp/access/index.html ○講 師 視察メンバー代表 松本勝晴(松本FP事務所 : http://mfpoffice.org/ ) 小屋洋一 (株式会社マネーライフプランニング:http://www.mlplanning.co.jp/ ) ○受講料 会員 2000円 非会員 3000円 (FPジャーナルにも掲載されます) ○継続教育単位 実務倫理3単位 ※視察報告後、リーバンズ・コーポレーションの「米国競売不動産ファンド」 についてのご案内があります。ご興味のある方は、あわせてお聞きください。 *リーバンズ・コーポレーションは日本FP普及協議会の法人賛助会員です。 ○申込方法 日本FP普及協議会( http://www.jcpfp.or.jp/ )へ、メールにてお申込ください。 締切 2009年10月30日(金) メールアドレス : office@jcpfp.or.jp -------- 日本FP普及協議会 事務局行 ( )11月 8日 (日) 東京セミナー参加 ○お名前: ○e-mail: ※日本FP普及協議会非会員の方は、ご案内方法 (住所、電話等)をお知らせください。 -------- 【面談による有料コンサルティング常時予約受付中】 通常料金:スポット相談 2万1000円(税抜2万円) 顧問契約 月額5250円(税抜5000円)より ※FP顧問契約料の支払いに口座振替を導入しました。 料金について詳しくは、下記リンクをクリックしてご覧ください。 http://mfpoffice.org/fee.html?mm 【面談ご希望のお客様へ】 面談場所:松本FP事務所(東京都中央区銀座、東京メトロ銀座駅徒歩1分) 面談は事前予約制となっております。突然訪問いただいた場合、不在の場合もあります。 あらかじめ下記リンクをクリックしてご覧になり、お問い合わせください。 http://mfpoffice.org/custform.html?mm 【いきなりの有料相談に二の足を踏む方は、無料メニューをお試しください。】 ・金融資産運用の基本、心構えを学ぶなら。 無料メールセミナー「金融資産を増やす不変の7原則」好評配信中。 詳しくは↓をクリック! http://mfpoffice.org/form.html?mm ・保険の見直しをしたいなら。 無料小冊子PDF版「生命保険見直しキット」好評配信中。 詳しくは↓をクリック! http://mfpoffice.org/sassi.html?mm ●編集後記 上でも告知したとおり、海外研修に関する発表会が行われます。FPA大会はどんな大会 か? アメリカ本場のFP事務所の実態は? など、FP向けの内容になっております。 同業の方、ぜひ、松本まで会いに来てください。会場には、もっと有名なFPがいるはず です。 今回も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。 ■━━━━━━━ メールマガジン「お金を使いたいなら増やしなさい!」 発行元:松本FP事務所 発行者&執筆者:松本勝晴(CFP認定者) ※CFP(R)は、米国外においてはFinancial Planning Standards Board Ltd.(FPSB)の登 録商標で、FPSBとのライセンス契約の下に、日本国内においてはNPO法人日本FP協会が商 標の使用を認めています。 ※その他保有資格:生命保険応用課程、変額保険販売資格、損害保険募集人資格、 証券二種外務員資格 ※当メールマガジンの内容は、執筆者が所属する団体、委託契約を結ぶ法人などのコンプ ライアンスにのっとり、あくまで一個人のファイナンシャルプランナーとして公開できる 範囲内での個人的見解を表しています。 HP: http://mfpoffice.org/ 携帯版: http://mfpoffice.org/i/ 問い合わせ先: mailseminar@mfpoffice.org 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止: http://www.mag2.com/m/0000251948.html ■━━━━━━━


