2008/06/19
「音声認識率が低いので使えません」は本当?:音声対話システム開発メルマガ 第12号
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ 楽しい!話し合えちゃう音声対話システム開発 音声対話システム開発の基本、ハウツー、 便利なツールやソフトを隔週でご紹介します。 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆ [ 第12号 ] こんにちは、音声対話システムのアジリングアです。 暑かったり寒かったりとおかしな天気のNYですが 日本では今ごろ梅雨でしょうか。 皆様いかがお過ごしですか。 アジリングアの当メールマガジン、 「楽しい!話し合えちゃう音声対話システム開発」 (原則的に毎月1日、15日の隔週刊)では 前号、前々号でコールセンターや医療の現場で使用される 音声インターフェースのアプリケーション例を挙げてまいりました。 http://www.agilingua.com/jp/magazine/10.php http://www.agilingua.com/jp/magazine/11.php 今号からは音声インターフェースへの信頼度に関わるポイント、 認識率について解説していきます。 ■ 音声インターフェースは使えない? 「認識率が低くて、何を言っても通じない」 「違う人が話すと認識されない」 「方言とかはだめなんだよね」 「ちゃんとしたインターフェースは高価すぎる」 これらは、音声を使うインターフェースに対する 根強い不信感を表す際に頻繁に交わされる会話ですが 主に認識率の低さに由来する不満です。 これはどういうことなのでしょうか。 ■ そもそも認識率とは 音声認識率とは、ユーザの発話がどのくらい正確に 音声認識システムに認識されたかを数字で表したものなので 音声認識率が高いほど正確に働く認識システムだと 一般にその性能を評価されます。 そのため、市販の音声認識ソフトも 「認識率○○%以上」などとして性能のよさをアピールしますが、 音声認識率はそもそも認識ソフトのみによって 決定されるものではないことはあまり理解されていません。 ■ 認識ソフトの機能=認識率? アプリケーションに適した高性能の認識ソフトの使用は 認識率を高めるために必要かつ効果的な方法ですが 音声認識入力をする場所の環境(騒音や収音機器の設置位置など)、 マイクの性能や特色、話者の特色(いつも一人の話者 もしくは複数の話者が不特定に使うのか、 方言はあるか、成人か子供かなど)、 また音声認識を使って話す内容にも認識率は左右されるのです。 そのため、各アプリケーションに対して 最適に作動する音声認識ソフトやマイクなどを選択し 周辺環境を整え、誤認識を避けるプログラムを組むことも 認識率を大きく左右する重要な要素です。 つまり認識率は音声認識ソフトのみによって 決定されるものではないのです。 アジリングアではアプリケーションに適した認識ソフトの 選択に関して専門的なアドバイスをするとともに、 高度な対話プログラムを組むことで 誤認識を避けたり、認識されなかった際にユーザに 何らかの質問を与えて会話を促すことなどで 認識ミスによるインタラクションエラーを 効果的に削減する技術を提供しています。 次号からはこれらを詳しく解説していきます。 ■編集後記 秋葉原の殺傷事件はアメリカでも大きく報道されました。 日本に帰ったときには必ず訪れる街だったので とても悲しく恐ろしく憤りを感じます。 亡くなった方のご冥福を心よりお祈りいたします。 ご質問、ご意見などはお気軽にmagazine@agilingua.com までお寄せください。 開発に関するご質問もどうぞ。 それでは最後までお付き合いいただきありがとうございました。 ________________________ [楽しい!話し合えちゃう音声対話システム開発] 発行者:Agilingua, LLC. 発行者サイト:http://www.agilingua.com/jp/main/index.php 配信中止はこちら:http://www.mag2.com/m/0000251894.htm ご感想、お問い合わせはお気軽に:magazine@agilingua.com ________________________



