2009/11/06
【中国ビジチャン/ No. 820】 中国、電力小売価格を今月5%近く引き上げる可能性
上海から毎日HOTな中国ビジネス情報をお届け! 中国は高い経済成長を続けていて日本とも密接な関係にあり、日本人にとっても多 くのビジネスチャンスがあります。毎日定点で情報をふるいにかけることで正しい 中国経済の見方ができるようになります。 このメルマガでは毎日参考になるニュースを拾い上げ、ビジネスチャンスにつながる ような解説と提案を行っています。中国経済の実態に毎日少しずつ触れてみましょう。 ■ Skipper Johnからのお知らせ: 【「Skipper Johnの中国ビジネスブログ」毎日更新中!メルマガのデータベースです】 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/ ■テーマ: 【No.820 中国、電力小売価格を今月5%近く引き上げる可能性】 ■今日のニュース:↓↓「中国、電力小売価格を今月5%近く引き上げる可能性」 http://jp.reuters.com/article/worldNews/idJPJAPAN-12325620091106 ・上海証券報は、中国政府が今月、電力小売価格を最大で5%近く引き上げる可能性が あると報じた。取材源は明らかにしていない。 ・報道によると、電力小売価格は、1キロワット時(kWh)当たり0.025元引き 上げられる見通し。2008年の電力小売価格は、1kWh=0.5231元。 ・石炭発電所の卸売価格も調整され、東部は引き下げ・西部は引き上げられるが、全国 的に展開する大手発電会社への影響は限定的とされる。 ・中国は08年7月、石炭価格の上昇を受けて卸売・小売価格を引き上げ、8月には卸 売価格のみを再度引き上げた。政府はこの時、拡大した送電会社の電力購入コストは 次回の価格調整で考慮する、としていた。 ・石炭価格が過去最高値の水準から下落していることを背景に、発電会社は今年は総じ て、黒字に転換したが、送電会社は赤字を出している。 ■戦略ポイント: 2010年の中国経済は、インフレの動向をしっかり見極める必要あり ■Skipper Johnのコメント 国際的石油価格の指標であるWTIの原油価格が80ドルを越えてきました。石油が上がれば 火力発電所のコストも上がり、最終的には電気料金も上がる可能性が高くなってきまし た。 今日のニュースは、中国の電気料金が引き上げられそうだという予測記事です。中国は 今年の第2四半期あたりから経済成長を回復しつつあり、それに伴って電気需要も伸び てきています。 石油や電気が高くなると工場の生産原価が上がり、中国内の物価が上昇していきます。 やはり気になるのが中国のインフレです。 今年9月の中国の消費者物価指数(CPI)は、前年同月比で0.8%下落、1―9月では 1.1%の下落となりました。今のところ、CPIがまだマイナスなのでインフレの心配は まだ遠いように見えます。 ただ、中国のGDPが09年に8.5%くらいの成長をしそうな勢いですので、経済の発展とと もに物価も上昇してくる可能性が高いです。一般的にはインフレの無い高度経済成長は まず無いと言われています。 2010年の中国経済は、インフレの動向をしっかり見極める必要があります。 本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。 最後までお読みくださってありがとうございます! ●転送OKです (c)2007-2009 John Ishii / Sail Ho!.com All rights reserved ●解除 http://www.mag2.com/m/0000250944.html ●メルマガのバックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000250944/ ●著者ウェブサイト http://www.sailho.com


