2009/11/04
【中国ビジチャン/ No. 818】日本で多数の華人企業が誕生 みなぎる華人経済の活力
上海から毎日HOTな中国ビジネス情報をお届け! 中国は高い経済成長を続けていて日本とも密接な関係にあり、日本人にとっても多 くのビジネスチャンスがあります。毎日定点で情報をふるいにかけることで正しい 中国経済の見方ができるようになります。 このメルマガでは毎日参考になるニュースを拾い上げ、ビジネスチャンスにつながる ような解説と提案を行っています。中国経済の実態に毎日少しずつ触れてみましょう。 ■ Skipper Johnからのお知らせ: 【「Skipper Johnの中国ビジネスブログ」毎日更新中!メルマガのデータベースです】 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/ ■テーマ: 【No. 818 日本で多数の華人企業が誕生 みなぎる華人経済の活力】 ■今日のニュース:↓↓日本で多数の華人企業が誕生 みなぎる華人経済の活力 http://j.peopledaily.com.cn/94476/6800734.html ・中国新聞網の報道では、日本財団法人入管協会・平成21年版の「在留外国人統計」に よると、2008年に投資・経営の在留資格を持つ中国人は2096人で、日本で同じ資格を もつ外国人全体(8895人)の23.5%を占めた。アジア人(5967人)の中では35%を占 め、韓国・朝鮮人の2249人に次いで多かった。 ・ここ数年日本での中国人による投資・経営活動が活発になってきている。数字だけを みても、2008年の中国人投資家および経営者は前年よりも367人増えた。 ・中国人投資家および経営者2096人という数字は、ここ数年中国人が日本で起業した最 新の状況ではあるものの、それよりも広範な永住者や日本国籍取得者といった華僑・ 華人グループの中には、早い時期に起業した華人や長年経営を営む華人企業家が多く 存在する。 ・今後の動向として、中国人経営者はまもなく在日外国人経営者の中で最大のグループ になり、華僑・華人企業の数はすぐに外国人社会でトップになるだろう。 ・企業の規模や経営の質、日本社会への影響力といった面では、華人企業の道のりはま だ長い。現時点の華人経済の日本経済への浸透度或いは貢献度は依然計上に値しない。 ・この現実は、華人社会が日本に根を張り、社会的権利を手に入れ、いっそう社会発展 を探求し、まずは経済力を大きく強くしていかなければならないことを意味している。 ■戦略ポイント: 企業買収は、異文化衝突と交流のスタート ■Skipper Johnのコメント 今日のニュースでは、2008年に投資・経営の在留資格を持つ中国人は2096人に上り、日 本で同じ資格をもつ外国人全体(8895人)の23.5%を占め、近い将来は1位になる勢いと のこと。 何百年も前から古い華僑たちは故郷を離れて各国へと渡っていきました。その中の目的 地の一つが日本でした。長い時間をかけて何世代にも渡って華人実業家たちは努力し、 横浜や神戸、長崎などに中華系の町並みが形成されました。特に戦後はさまざまな中国 人実業家が日本で活躍しています。 最近は、中国の経済力が高まるのと同時に、豊富な外貨準備も背景にして中国企業によ る海外企業買収も盛んになってきました。特に中国政府は参加の政府系投資会社(ソブ リンファンド)なども活用し、このところ海外の資源関連会社の買収を進めています。 先日も、中国の聯想控股傘下のデジタルチャイナ社(神州数碼)が、年内にもジャス ダック上場の日本のシステム開発会社SJIを傘下に収める方向で交渉中との報道が流 れました。神州とその関連会社がSJIの第三者割当増資の引き受けや新株予約権の取 得で、最終的に4割を出資する筆頭株主となる方向で交渉を進めているそうです。 中国企業は積極的に海外企業買収を進めています。中国企業による日本の上場会社の買 収は、家電量販大手、蘇寧電器が今年8月に同業のラオックスの筆頭株主になった例が あります。 ↓↓「中国の聯想、システム開発のSJIを傘下に 4割出資へ交渉」 http://www.nikkei.co.jp/china/news/index.aspx?n=MMCHc1000002112009 老華僑たちが長い時間をかけて渡航先の文化を吸収し、信用を築いてきました。それが 最善の生き残り策でもあったでしょう。現代では会社の現在価値を根拠に買収が繰り返 されます。買収する側もされる側も、相乗効果やウィン-ウィンの関係が築けると信じ るからです。 ただ、紙の上で計算した会社の現在価値が必ずしも相乗効果を生むとは限りません。お 金の力でだけではなく、長い時間をかけて築けるものがあります。 それは双方の信頼です。企業買収はある意味異文化衝突です。「企業を買えばいい」と いうのではなく、買収後が異文化交流のスタートであることを肝に銘じる必要がありま す。 本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。 最後までお読みくださってありがとうございます! ●転送OKです (c)2007-2009 John Ishii / Sail Ho!.com All rights reserved ●解除 http://www.mag2.com/m/0000250944.html ●メルマガのバックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000250944/ ●著者ウェブサイト http://www.sailho.com


