2009/11/03
【中国ビジチャン/ No. 817】金融危機で就職難 日本人が職を求めて中国へ
上海から毎日HOTな中国ビジネス情報をお届け! 中国は高い経済成長を続けていて日本とも密接な関係にあり、日本人にとっても多 くのビジネスチャンスがあります。毎日定点で情報をふるいにかけることで正しい 中国経済の見方ができるようになります。 このメルマガでは毎日参考になるニュースを拾い上げ、ビジネスチャンスにつながる ような解説と提案を行っています。中国経済の実態に毎日少しずつ触れてみましょう。 ■ Skipper Johnからのお知らせ: 【「Skipper Johnの中国ビジネスブログ」毎日更新中!メルマガのデータベースです】 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/ 【メルマガ 「Skipper Johnの中国ビジネス・チャンス!」 毎日配信中!】 <a href="http://www.mag2.com/m/0000250944.html">購読はこちら まぐまぐ</a> ■テーマ: 【No. 817 金融危機で就職難 日本人が職を求めて中国へ】 ■今日のニュース:↓↓金融危機で就職難 日本人が職を求めて中国へ http://j.peopledaily.com.cn/94476/6800734.html ・国際金融報によれば日本では就職が厳しいことから、上海など中国の都市に職を求め てやってくる日本人が増えている。 ・奈良県香芝市から来た山本さん(59)は今年2月から中国のある貿易会社で購買部長 を担当している。山本さんの仕事は中国各地から日本へ輸出される部品に問題がない かの検査。「中国の上司は要求が厳しいですが、仕事はやりがいがあります」という 山本さん。 ・山本さんは昨年9月日本の機械メーカーを退職、新しい職を探し始めたばかりの頃に 金融危機が爆発した。「大学の学費が必要な2人の子がいるのに仕事が見つからなかっ た」と当時を振り返る。失業保険の受領期限が切れようとしていた時にこの仕事が見 つかった。 ・現在上海に長期滞在する日本人は約5万人。日本企業の駐在員とその家族のほかに、日 本企業の現地採用や中国企業で働く日本人は1万人を超える。 ・人材派遣会社大手のパソナ上海法人の高井陽平氏は、「金融危機後に中国の求人数は やや減少したものの、最近では自動車や建設を中心に関連業界が回復してきている」 という。東京などで開かれる中国就職説明会には数多くの日本人が参加するという。 ・中国では中国語に通じた日本人の月給は約1万元。就職を希望する日本人の多くは30歳 以下で、中国側が求めているのは即戦力となる人材や営業経験者であるため、実際す べての人が希望通りの職を見つけているわけではない。 ■戦略ポイント:中国で働くには中国語を話し、自分のドメインを持っていること ■Skipper Johnのコメント 筆者も仕事がら、上海の人材紹介会社の方々ともおつきあいがあります。昨年以降、上海 の日系企業の求人が目に見えて減っているとのことです。 今年の3月から4月にかけての定期異動時期には、浦西の日本人小学校の生徒数が10%減り ました。おそらく日本人社会全体で昨年より10-15%くらい減っているような気がしてい ます。 今日のニュースは、シニアな年齢層の日本人が一般の中国企業に現地採用されていると伝 えています。つい若い年齢層の現地採用に関心が集まりますが、このような人材市場もあ るということです。 中国企業は新卒採用よりは経験者採用のほうに大きく依存しています。このため、大学の 新卒は敬遠されがちで、09年は大卒が合計600万人いましたが、卒業時点で就職が決まって いない割合が約三分の一です。 また、中国の都市部における失業率は4.4%と発表されていますが、農村で失業状態にあ る人を入れると失業率は10%ほどになるとも言われています。 中国人力資源社会保障省は、成長率8%維持の目標が実現されたとしても、09年の中国の 就職口不足は1200万ポストに達し、就職難が昨年からさらに拡大すると発表しています。 ↓↓中国の就職口不足、1200万ポストに http://j.peopledaily.com.cn/94476/6738753.html このように、ただでさえ失業者が多い中国で日本人が中国企業に就職するというのはなか なか難しいことです。このような難関を突破するには、やはりまずある程度の中国語の能 力を身につけ、雇用側や部下とのコミュニケーションをスムーズに行う必要があります。 外国人が中国において中国企業に就職して結果を出していくことはそれなりにたいへんで す。中国語の能力以上に、雇用側への「自分のドメイン」、「ウリ」のところをしっかり アピールして認めてもらい、仕事を通じて実績を残す必要があります。 本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。 最後までお読みくださってありがとうございます! ●転送OKです (c)2007-2009 John Ishii / Sail Ho!.com All rights reserved ●解除 http://www.mag2.com/m/0000250944.html ●メルマガのバックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000250944/ ●著者ウェブサイト http://www.sailho.com


