2009/11/02
【中国ビジチャン/ No. 815】 中国、風力発電で外国製への調達規制撤廃 欧米勢参入に弾み
上海から毎日HOTな中国ビジネス情報をお届け! 中国は高い経済成長を続けていて日本とも密接な関係にあり、日本人にとっても多 くのビジネスチャンスがあります。毎日定点で情報をふるいにかけることで正しい 中国経済の見方ができるようになります。 このメルマガでは毎日参考になるニュースを拾い上げ、ビジネスチャンスにつながる ような解説と提案を行っています。中国経済の実態に毎日少しずつ触れてみましょう。 ■ Skipper Johnからのお知らせ: 【「Skipper Johnの中国ビジネスブログ」毎日更新中!メルマガのデータベースです】 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/ ■テーマ: 【No. 815 中国、風力発電で外国製への調達規制撤廃 欧米勢参入に弾み】 ■今日のニュース:↓↓「中国、風力発電で外国製への調達規制撤廃 欧米勢参入に弾み」 http://www.nikkei.co.jp/china/news/index.aspx?n=AS2M3003E%2031102009 ・中国政府は地方政府などによる風力発電設備の導入について、外国製品の調達規制を 撤廃する。 ・現在は部品や技術の7割を国内製でまかなうことを義務付けているが、今後は自由に 外国製品を導入できるようにする。風力発電分野で強みをもつ欧米メーカーの中国事 業拡大にはずみがつきそうだ。 ・米中両国政府が29日に浙江省杭州で開いた米中合同商業貿易委員会で合意した。同委 員会に参加したロック米商務長官は「今回の措置で中国のエネルギー市場が開かれ、 米国の雇用創出につながる」と歓迎した。 ・中国は世界貿易機関(WTO)の政府調達協定に参加しておらず、自国製品の優先調 達を法律などで義務付けても協定違反にはならない。 ・米中両国は今回の委員会で「中国の同協定加盟に向けた協議を加速させる」ことでも 合意。外国製品の調達規制緩和の動きは今後、他の品目にも広がる可能性がある。 ■戦略ポイント: 風力発電技術以上に、中国では送電技術の改善が急務 ■Skipper Johnのコメント 中国政府は2020年に風力発電能力を今の約8倍の1億キロワット超に増やします。風力発 電の設備建設コストは1キロワット当たり8,000元とされ、新目標の達成には7,000億元 強(約10兆円)の投資を予定しています。 ↓↓「風力発電 フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)」 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/archives/2009-06.html?p=2#20090611 また上記ニュースによれば、世界の風力発電量は米国の2008年風力発電総設備容量が 25,170メガワットとなり、ドイツの23,903メガワットを抜いて世界一となりました。 中国は12,210メガワットで世界四位です。 また、2008年の新規設置容量は米国が8,358メガワット、中国が6,300メガワットで、こ のまままでいくと中国は2010年には風力発電総設備容量でドイツとスペインを抜き、世 界第2位になるであろうという予想もあります。 世界の風力発電市場のシェアは、2005年時点でデンマークのVestas社が市場の約3分の1 のシェアを有し、以下スペインのGamesa社 (17%)、ドイツのEnercon社 (15%)、米国の GE社 (11%) です。日本企業では三菱重工業の約2%が最大です。中国国内大手の金風科 技(ゴールドウィンド)社は12年までに生産能力を3割以上増やす計画。 ↓↓「中国、風力発電8倍に 20年メド、10兆円投資」 http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%A2%A8%E5%8A%9B%E7%99%BA%E9%9B%BB 今日のニュースによれば、中国政府は風力発電設備の導入について外国製品の調達規制 を撤廃するとのことで、世界の風力発電メーカー各社が一斉に中国市場への参入をスター トしそうです。 中国における風力発電の問題は、風の強い地域が内陸部にあって、電力を大量に必要と する地域が遠すぎて送電のためのコストが高いことです。 今回海外の風力発電企業が規制緩和で中国市場に参入できたとしても、送電関連のネッ トワークをどう提携して解決するかのほうが解決すべき大切な問題になります。 本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。 最後までお読みくださってありがとうございます! ●転送OKです (c)2007-2009 John Ishii / Sail Ho!.com All rights reserved ●解除 http://www.mag2.com/m/0000250944.html ●メルマガのバックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000250944/ ●著者ウェブサイト http://www.sailho.com


