2009/11/01
【中国ビジチャン/ No. 813】商務部:09通年の消費、15%以上の伸びを維持
上海から毎日HOTな中国ビジネス情報をお届け! 中国は高い経済成長を続けていて日本とも密接な関係にあり、日本人にとっても多 くのビジネスチャンスがあります。毎日定点で情報をふるいにかけることで正しい 中国経済の見方ができるようになります。 このメルマガでは毎日参考になるニュースを拾い上げ、ビジネスチャンスにつながる ような解説と提案を行っています。中国経済の実態に毎日少しずつ触れてみましょう。 ■ Skipper Johnからのお知らせ: 【「Skipper Johnの中国ビジネスブログ」毎日更新中!メルマガのデータベースです】 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/ 【メルマガ 「Skipper Johnの中国ビジネス・チャンス!」 毎日配信中!】 <a href="http://www.mag2.com/m/0000250944.html">購読はこちら まぐまぐ</a> ■テーマ: 【No. 813 商務部:09通年の消費、15%以上の伸びを維持】 ■今日のニュース:↓↓「商務部:09通年の消費、15%以上の伸びを維持」 http://j.people.com.cn/94476/6785753.html ・新華網によれば、中国商務部の姚堅報道官は今年に入って消費が中国経済を一段とけ ん引するようになり、今年の消費需要は安定を継続しつつも成長が速まる勢いがあり、 通年の消費品市場は15%以上の伸びを維持することが見込まれると発表した。 ・今年に入って中国国内の消費は拡大を続け、市場の売上は勢いを増している。9月の 小売企業千社の売上額は前年同月に比べ10.6%伸び、8月よりも1.4ポイント増、中国 の消費は安定かつ比較的速い成長を維持している。 ・上半期の最終消費の経済成長への貢献率は53.4%と昨年通年よりも7.7ポイント上昇し、 GDP成長率を3.8ポイント引き上げた。 ・中国の祝祭日には市場での売上がさらに好調になる。今年の元旦、春節、メーデー期 間中の都市・農村市場での消費は旺盛で、全国の大手デパートなど千社の売上額は昨 年同期に比べ、それぞれ13%、13.8%、9%の増加となった。 ■戦略ポイント: 中国の社会的セーフティネットの完備が消費拡大の鍵 ■Skipper Johnのコメント 国内総生産(GDP)を計算する主な構成要素は、消費・財政支出・企業投資・純輸出高 (輸出高から輸入高を引いたもの)です。 GDPに占める消費の割合は先進国ほど高いという傾向があります。米国が65%くらい、欧 州各国や日本で50%強です。中国はまだ36%です。 マッキンゼーのウォツェル氏は、中国の消費水準が比較的低い原因として2点を挙げて います。「第一点は、高い貯蓄率だ。貯蓄率が西欧諸国の水準になれば、消費の GDPに 対する比率は30ポイント近く上昇する。第二点は、低い給与水準と就職の難しさが中国 人民の消費を抑制している。」 ↓↓「 No.789 マッキンゼー調査 中国の消費水準は依然低い」 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/archives/2009-10.html?p=3#20091006 ただ、欧米並みにGDP内の消費が占める比率を上げることが必ずしも良いこととは限り ません。米国のように、借金をしてでも過剰に消費をする社会が健全かどうか、議論が 分かれるところです。 中国では社会的なセーフティネットがあまり整備されていないため、老後や病気の時の ために、自分で貯金をしておくという習慣が根付いています。セーフティネットがもっ と整備されると、貯蓄やタンス預金からもっと消費に回ります。 現在、中国政府は今まで立ち遅れていた農村部での年金掛金を政府が毎年9300億円分を 負担して年金を整備し、出稼ぎ農民(農民工)の企業年金への加入を促して個人年金の 一部を負担する予定です。 ↓↓「No. 802 中国、農民向け年金整備 政府、年9000億円を拠出」 http://blog.livedoor.jp/john1984jpn/archives/2009-10.html#20091019 中国全体の消費を拡大したいのなら、社会的セールティネットの充実を通じて人民に将 来の安心感を与えることが大切です。 本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。 最後までお読みくださってありがとうございます! ●転送OKです (c)2007-2009 John Ishii / Sail Ho!.com All rights reserved ●解除 http://www.mag2.com/m/0000250944.html ●メルマガのバックナンバー http://blog.mag2.com/m/log/0000250944/ ●著者ウェブサイト http://www.sailho.com


