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2009/10/27

【中国ビジチャン/ No. 810】中国の高速鉄道、川重系車両を採用 北京―上海、11年にも走行

上海から毎日HOTな中国ビジネス情報をお届け!

中国は高い経済成長を続けていて日本とも密接な関係にあり、日本人にとっても多
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■テーマ: 【No.810 中国の高速鉄道、川重系車両を採用 北京―上海、11年にも走行】

■今日のニュース:↓↓中国の高速鉄道、川重系車両を採用 北京―上海、11年にも走行
http://www.nikkei.co.jp/china/news/index.aspx?n=AS2M2303B%2025102009

・日本の「新幹線」技術を使った高速列車が2011年にも北京―上海間で走行する。川崎
 重工業が技術供与する南車青島四方機車車両が、中国鉄道省から高速鉄道の車両140編
 成を受注した。
・受注額は450億元(約6000億円)。鉄道省は今後4年間、毎年10兆円規模を投じて高速
 鉄道などのインフラ整備を進める方針で、日本の鉄道関連部品メーカーなどにも商機
 が広がりそうだ。   
・中国鉄道省が高速鉄道車両の入札を実施し、南車青島四方などが受注した。関係者に
 よれば北京―上海、北京―広州間の車両が対象という。
・川重が供与した東北新幹線「はやて」の技術をベースに車両を生産、10年から納入す
 る。時速350キロの走行が可能だという。

■戦略ポイント: 高速鉄道も安全性が最大のポイント

■Skipper Johnのコメント
現在、上海杭州間と、上海南京間では一部CRH2型の高速車両が走っています。これも川
崎重工が技術を提供して(一部はそのまま輸出して)中国で組み立てられた列車です。東
北新幹線などで走っている「はやて」型をベースにしたもので、日本人には懐かしいデザ
インです。
<a href="http://s-url.jp?61048">中国高速鉄道CRH2型電車</a>

ただ、このCRH2型の高速車両はまだ時速160キロまでしか営業運転していません。車両の
最高速度の設計は250キロで、線路なども更に整備しないと250キロの営業運転はできない
ようです。

今日のニュースによれば、上記のCRH2型を更に改良して、最高営業速度を350キロにまで
引きあがる計画のようです。日本の新幹線の最高営業速度は300キロですから、それより
早いスピードで北京上海間を走りぬけることになります。

日本は地震が多く、高速鉄道でも耐震設計が世界で一番優れています。台湾の新幹線入札
では、日本の耐震設計の技術が高く評価されたとも言われています。

昨年の四川大地震を経験した中国は、耐震について以前より考慮するようになっています。
今回の北京上海間の高速鉄道でも、そのような側面があったのかも知れません。

1998年には、ドイツ・エシェデ近郊でICE-1高速列車が脱線し道路橋に衝突、死者101名を
出す惨事となりました。主な原因は、ICE1に使われていた弾性車輪の外輪のたわみによっ
てできた金属疲労による亀裂から車輪が破断して脱線したことでした。
↓↓「ICE-1エシェデ事故」
http://ja.wikipedia.org/wiki/ICE#.E3.82.A8.E3.82.B7.E3.82.A7.E3.83.87.E4.BA.8B.E6.95.85

高速鉄道はほとんどが専用線路を高速で走ります。他の車両との接触の可能性は低い設計
になっていますが、高速で走るため金属疲労などによる突然の故障が原因となって、大惨
事を巻き起こす可能性も含んでいる鉄道です。

高速車両の性能向上だけでなく、専用線路設計や安全への二重三重の備え、適正な運行な
どが、長期間にわたる安心安全な高速鉄道の基本です。早いだけではなく安全な高速鉄道
が一日も早く登場することを願っています。


本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。
最後までお読みくださってありがとうございます!

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