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2008/07/23

【中国ビジチャン/ No. 249】 上半期、主要商業銀行の不良債権率6.10%

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■テーマ: 【上半期、主要商業銀行の不良債権率6.10%】

■今日のニュース:↓↓上半期、主要商業銀行の不良債権率6.10%
http://japanese.china.org.cn/business/txt/2008-07/21/content_16043633.htm

・人民網によれば、6月末時点の主要商業銀行の不良債権残高は、年初比247億1千万元
 減の1兆1762億8千万元。不良債権率は年初比0.62ポイント減の6.10%、不良債権引
 当カバー率は前年同期比5.61ポイント上昇。
・今年上半期、銀行業を取り扱う金融機関の貸付総額は2兆7千億元(15.2%)増加し
 た。
・第1四半期末時点(2008年3月末)で、商業銀行の平均資本充足率は前年同期比0.6ポイ
 ント増の8.2%、資本充足率の基準に達した銀行の資産割合は、同比3.3ポイント増
 の81.2%。

■戦略ポイント: 銀行の不良債権率が下がっているのはいい兆候なのか?

■Johnのコメント
銀行の不良債権率が、年初から比べると0.62ポイント下がっているそうです。これは
一般的に良い兆候と見られると思います

ところが、貸付総額が15.2%も増加しています。つまり、不動産流通価格があまり変動
ないとすれば、不動産購入の機運が高まり、住宅購入借り入れをしたい中国国民が増
えているとも考えられます。

今年の春節が明けた2月後半から、中国ナンバーワンの不動産デベロッパー「万科」は
、今まで割引をしなかった上海近郊のマンション販売価格を、15%も減額して販売をす
るようになりました。

私が想像しますに、不動産価格の更なる下落を見越したデベロッパーが、仕掛り在庫
マンションの投売りをし続けている場合、中国国民から見れば当初考えていた購入予
算より安い物件が出てくるわけですから、借入金(つまり銀行や国から見れば貸付金)
が減少することとなります。

しかし、貸付総額が増えていますので、不良債権の定義がどうなっているかが問題で
す。日本では催告して6ヶ月支払いの無い債権を不良債権と呼ぶのが一般的のようで
す。

仮に、中国の不良債権の定義を日本と同じ半年だとして、不良債権率が減っていると
いうことは、半年以上も前から減り始めているともいえるのでしょう。

銀行から見た不良債権額が減り、仮に安い物件が出てくるようになっていたとして、
貸付総額が増加したとう結果につながっていたとすれば、まだ不動産価値の拡張が見
込まれる、つまりこの状況を不動産バブルと呼ぶとすれば、そのバブルは続いている
といえなくもないでしょう。

これからの中国の不良債権率や不動産価格は中国経済への直接的な影響が大きいと考
えられ、今後も注視する必要があります。



本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。
最後までお読みくださってありがとうございます!

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