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2008/07/08

【中国ビジチャン/ No. 234】 上海の夏休みの私塾、一日100〜200元で

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■テーマ: 【上海の夏休みの私塾、一日100〜200元で】

■今日のニュース:↓↓上海の夏休みの私塾、一日100〜200元で
http://www.sh.xinhuanet.com/2008-07/07/content_13741215.htm

・夏休みに入って、休み中の子供の教育や生活をどう管理するかは上海の共働き夫婦
 にとっては頭が痛い。そのような需要を解決するのが「夏休みの私塾」だ。
・ある退職した元教師は、10−14歳の五名の生徒を一日100元で預かって勉強や宿
 題も教えている。朝早くから来てランチを食べ、夜に親が迎えに来るパターンが多
 いそうだ。
・ある現役教師は、住み込みで生徒を預かって勉強も教え、一日200元もらってい
 る。
・預ける親としては、ちょっと高いけれども、祖父母が甘やかして子供が家で何もせ
 ずに遊んでよりは、私塾に預けて勉強してくれたほうがいいという意見が大半を占
 めている様子だ。
・夏休みの私塾には問題もある。ほとんどの私塾が教育機関ではなく、かつ関連部門
 の登記も行われていない。加えて正式な領収書(発票)を発行しておらず、安全面
 で問題が起こったら責任の所在さえ明らかになっていない。
・一般的に私塾は万一制御できない問題が起こっても一切責任を負わないと言ってい
 るが、万一何か起こったら責任を逃れることは難しいだろう。
・夏休みの私塾の管理問題に関し、教育であれば市教育委員会が、住民であれば居民
 委員会が、クラスの編成であれば工商部門が管轄して管理する必要があるが、三つ
 の部門はそれぞれ知らぬ存ぜぬで、管理責任がたらいまわしにされている。
・ある教育関係者は、「教師が現職であれ退職者であれ夏休みの私塾を開くのは、家
 庭教育の延長という見方もあるだろうが非合法だろう。ましてや脱税や監督責任の
 問題もある。」といっている。

■戦略ポイント: 日本の学生向け夏期講習のようなサービスが発展しそう

■Johnのコメント
数年前から上海のセレブの間で流行っていたのが、夏休みの大学生を自宅に家庭教師
兼子守役として住まわせて、両親が昼間働いている間に勉強やスポーツを教えさせる
というものでした。

どうも、夏休み期間中に宿題や一年間の復習などをさせたい親が多いらしく、このと
ころ学校の教師が黙って「夏休みの私塾」を開講し、近所の子供たちを集めているよ
うです。日本では教師のアルバイトは禁じられていますので、上海らしいビジネスな
のかも知れません。

何しろ共働きの多い上海なので昼間は両親がおらず、かといって同居している祖父母
は孫を甘やかすばかりで、暑い昼間に勉強どころではないというのが子供の言い分な
のでしょう。このところ上海の気温が急上昇して38度に達していますので分かる気
もします。

また、私塾で何かケガなどの問題があったときの所管部門の責任がたらいまわしにさ
れていてはっきりしていないというのも、なんとなく日本人としては理解できるとこ
ろです。お役所や居民委員会でも火中の栗を拾いたくはないでしょう。

確かに責任の所在は宙に浮いていてはっきりはしませんが、ほっとけば勉強しない子
供に教育をしてくれる私塾には人気があるようです。一日百〜二百元もの大金を払う
くらいですから需要があるといえます。

それならば、日本の夏期講習のようなしっかりしたカリキュラムを提供できる予備校
のようなサービスを提供すれば、多くの親たちの感心を引きそうです。夏期講習で評
判を高めて、学校期間中の夕方や週末にも授業を展開できるとビジネスになりそうで
す。

ただ、上海の子供たちは夏休みもゆっくりできないのが現状のようで、夏休みには
真っ黒になってボールを追いかけていた私から見ると上海の子供たちが可愛そうな感
じがします。



本日の中国ビジネス・チャンス!は以上です。
最後までお読みくださってありがとうございます!

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