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2008/07/26

心の花 本日の至言 其の四十二

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平成十九年十一月一日発刊
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心の花 本日の至言 其の四十二       平成二十年七月二十六日土曜日 
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皆様、おはようございます。
今回は仕事についての
心の花です。

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何のために働くのか北尾 吉孝
価格:¥ 1,575(定価:¥ 1,575)
http://www.amazon.co.jp/dp/4884747739/ref=nosim/?tag=simcmag-22


北尾吉孝 SBIホールディングスCEOの著書で、
この中でタイトル通り『何のために働くのか?』という事への北尾氏の思いが記されています。

1.仕事とは公のためにするものである。 
2.仕事とは天命にしたがって行うものである。 

『仕事という字を見て下さい。「仕」も「事」も「つかえる」と読みます。 
では誰に仕えるのかといえば、天につかえるのです。 
天につかえ、天の命に従って働くというのが、東洋に古来からある考え方です。 
かつては働きに出ることを「奉公に出る」と言いました。
これは「公に奉ずる」「公に仕える」という意味です。』   

『働くとはまさに傍(はた)を楽にして天に仕えることだし、
 人は皆天命を持って生まれているから、 それを見つけて、全うすることが人生だと思ってきました。』   


奉公=公に奉る=世のために我が身を差し上げる


私たちが受けてきた教育や世の風潮でもある
『自己実現・自分らしく・個の権利を主張する・自分のため家庭のため・・・』
とは真逆です。

北尾氏のような大変な好業績をあげられている企業のトップが、
働く意義は奉公という事を書物に著し、しかもそれがベストセラーとなっている、
そろそろ、自分の事ばかりしか考えないという間違った価値観から、日本が開放される時代にさしかかってきているのかも知れません。

奉公という言葉で私が真っ先に思いつくのはこの手紙です。

『植村少尉の手紙』

植村少尉は立教大学在学中に結婚し、学徒出陣して飛行科予備学校で飛行機訓練中に娘の素子さんが誕生しました。
そして、特攻隊の編成が始まると真っ先に志願しましたが、子供が生まれたばかりということで、なかなか、許してもらえず、
三日間、懇願を続けてようやく、特攻隊員に任命されたと言う方です。

特攻の是非や歴史認識は別にして、
まだ、二十代の大学生で、しかも子供が生まれたばかりの植村少尉が、
より良い未来の為に自らの意志で志願して亡くなられたことに対して、ただただ、頭が下がる思いです。

以下、全文です。



素子(もとこ)


素子は私の顔をよく見て笑ひましたよ。
私の腕の中で眠りもしたし又お風呂に一緒に入ったこともありました。
素子が大きくなって私のことが知りたいときは、お前の母さんか佳世子叔母様に私のことを良くお聴きなさい。
私の写真帳もお前の為に家に残して在ります。

素子という名前は私が付けたのです。
素直な心のやさしい思ひやりの深い人になるようにと思って、お父様が考へたのです。

私はお前が大きくなって、立派な花嫁さんになって幸せになるまで見届けたいのですが、
もしお前に私を見知らぬままにしてしまっても、決して悲しんではなりません。
お前が大きくなって、父に会ひたいときは、九段(※靖国神社)へいらっしゃい。
そして心に深く念ずれば、必ずお父様のお顔がお前の心の中に浮かびますよ。

父はお前は幸せものと思ひます。
他の人々も素子ちゃんを見ると真久さんに会っている様な気がすると良く申されていた。
また、お前の御祖父様御祖母様は、お前を唯一つの希望にしてお前を可愛がり下さるし、
姉様も又、ご自分の全生涯をかけて、ただただ素子の幸せのみ念じて生きぬいて下さるのです。

必ず私に万一の事あるも親無児(おやなしご)などと思ってはなりません。
父は常に素子の身辺を護っております。
先に言った如く素直な人に可愛がられる人になって下さい。
お前が大きくなって、私のことを考へ始めた時に、この便りを読んでもらひなさい。

昭和十九年九月吉日

植村素子へ

追伸
素子が生まれたときオモチャにしていた人形は、お父様がいただいて自分の飛行機にお守りにして乗せております。
だから素子はお父さんと一緒にいたわけです。
素子が知らずにいると困りますから教へてあげます。

                                  父

素子殿




未来へ語り伝えていくべき手紙です。合掌


皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。

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発行責任者:株式会社SIMC 栗田真治郎

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