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2008/05/03

心の花 本日の至言 其の三十      

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平成十九年十一月一日発刊
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心の花 本日の至言 其の三十      平成二十年五月三日土曜日 
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皆様、いかがお過ごしでしょうか?
本日から4連休という方も多いかと思います。

本日は2冊の本からです。
1.『何のために働くのか』
2.『夢をかなえるゾウ』

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1.何のために働くのか北尾 吉孝
価格:¥ 1,575(定価:¥ 1,575)
http://www.amazon.co.jp/dp/4884747739/ref=nosim/?tag=simcmag-22

以前、ライブドアがフジテレビを買収しようとした時に、 
一躍有名になった北尾吉孝SBIホールディングスCEOの著書です。 

SBIホールディングスは北尾CEOの采配の下、素晴らしい業績を続け、 
一昨年孫さんのソフトバンクグループから完全に分離、一本立ちした 金融をコアとするブループで、 
昨年の売上が1,400億円、経常利益が何と900億円という超優良企業です。 

この会社をたったの数年でここまで成長させた辣腕ぶりからは、全く想像もつかない内容の本がこの『何のために働くのか』です。 

そこにあるのは、『論語』や『孟子』などのいわゆる「四書」と呼ばれる、 『人間学』の世界の実業界での素晴らしい実践です。 
北尾氏は祖先の方が儒学者だったそうで驚くほど儒学への造詣が深い方です。

その北尾氏が日本人にとっての仕事観とはこの2点に要約できると示されています。 

1.仕事とは公のためにするものである。 
2.仕事とは天命にしたがって行うものである。 

そして、

『仕事という字を見て下さい。「仕」も「事」も「つかえる」と読みます。 
では誰に仕えるのかといえば、天につかえるのです。 
天につかえ、天の命に従って働くというのが、
東洋に古来からある考え方です。 
かつては働きに出ることを「奉公に出る」と言いました。
これは「公に奉ずる」「公に仕える」という意味です。』   

と日本人が古来から持っていた仕事観を語られています。 
「天命に従う」「公(おおやけ)に奉ずる、全く素晴らしい労働観だと感じます。

また、月刊誌『致知』10月号での対談の中では、

『働くとはまさに傍(はた)を楽にして天に仕えることだし、 
人は皆天命を持って生まれているから、 
それを見つけて、全うすることが人生だと思ってきました。 』  

というように「働く=傍(はた)を楽にする」という事も語られていました。
あらためて、これは宗教家の言葉ではなく、 
売上1400億円の超優良企業のトップの言葉です、と念を押したくなるような言葉の数々です。

自らの経営判断の基準に関しては

『私は『論語』の影響もあって、
比較的早いときから自らの価値判断の基準として 
「信・義・仁」という三つの言葉を置くようになりました。 
以来、この三つを判断の物差しにしています。』   

こんな素晴らしい経営者がこれ程の成功を収めている。 
しかも、「金融」という「利」にばかり走りそうな業界でです。 
北尾氏はまだ50代ですから、
今後長らくもっともっと世の中に対して 
メッセージを発していって頂きたいと切に願います。 

この本によって北尾吉孝という現代の「君子」を 
知る事ができてこの上ない幸せです。
是非、経営者の方はもちろんですが、新人の社員の皆様にも読んでいただきたい本です。

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2.夢をかなえるゾウ水野敬也
価格:¥ 1,680(定価:¥ 1,680)
http://www.amazon.co.jp/dp/4870318059/ref=nosim/?tag=simcmag-22

依然、衰えを知らぬ売れ方でベストセラー街道を驀進中の本です。
本のカバーにもある通りゾウの格好をした神様『ガネーシャ』は
インドで昔から崇拝されている神様だそうです。
本のストーリーは、
この富と成功をもたらすインドの神様ガネーシャが
ある日、成功を夢見つつしがない生活を送っている
主人公のサラーリーマンの若者のところに現れて
彼を成功させるために毎日一つずつ課題を出していくという話です。
この課題を読者も主人公と一緒になって
毎日一つずつ実行していくようになっている本です。

このインドの神様のはずのガネーシャは何故か大阪弁で、本の帯のセリフ
『お前なぁ、このままやと2000%成功でけへんで』
もガネーシャが主人公に言うセリフですが、
ガネーシャと主人公のサラリーマンの会話は完全にコントです。
テレビドラマ化が決定したのもうなずける、
『爆笑してしまうようなビジュアル』
が頭に浮かんでくるような内容です。

そんな面白い本ですが、ガネーシャが指導して上げたという
古今東西の成功者達の逸話も随所に出てきて、
巻末にはそれらの人物の索引も付いていて、
作者はまだお若いですが、相当、勉強されていることが分かります。

以下、その成功のための課題を私なりに要約しましたのでご覧下さい。
そして興味をもたれたら是非、お読み下さい。

『ガネーシャの課題』

1日目 靴を磨く
まずは自分をいつも支えてくれてるものを大切にする

2日目 コンビニでお釣りを募金する
成功者達は驚くほど純粋に世の中を良くしたいと思って生きている

3日目 食事を腹八分におさえる
自分の欲望をコントロールすることを楽しめるようにする

4日目 人が欲しがっているものを先取りする
ビジネスの得意な者は人の欲を満たすことが得意な者。
周囲の人たちのニーズを常に意識する

5日目 会った人を笑わせる
その場のいい空気を作る。良い発想も人間関係も場の空気次第

6日目 トイレ掃除をする
人がやりたがらない事をやるから喜ばれ、価値が生まれる

7日目 まっすぐ帰宅する
会社が終わった後の時間は成功していくための自由に使える一番大切な時間

8日目 その日頑張れた自分をホメる
頑張ったり成長したりすることが楽しい事だと自分に教え込む

9日目 一日何かをやめてみる
パンパンに入った器から何かを外に出せば空いた場所に新しい何かが入ってくる

10日目 決めたことを続けるための環境を作る
本気で変わりたいなら意識ではなく具体的な何かを変えないと変われない

11日目 毎朝、全身鏡を見て身なりを調える
意識や内面を変える事は難しいが外見はすぐに変えられる。
外見を変えれば内面も変われる

12日目 自分が一番得意なことを人に聞く
自分の仕事が価値を生んでいるのを決めるのは顧客や自分以外の人たち
周囲の皆に自分の得意な事を聞いてみる

13日目 自分が一番苦手なことを人に聞く
長所と短所は同じ性質の裏表
苦手なことが分かれば得意なことが見えてくる

14日目 夢を楽しく想像する
夢は見なければいけないというようなものではなく
勝手に想像してワクワクしてしまうようなものこそ本当の夢

15日目 運が良いと口に出して言う
どんなに困った状況でも『運が良い』という言葉に反応して
脳が勝手に運がいい事を探し始める

16日目 ただでもらう
「他人から何かをただでもらえるには?」
それを意識しただけでコミュニケーションの質がものすごく変わる

17日目 明日の準備をする
どんな状況でも常に結果を出し続けるには綿密な準備が必要

18日目 身近にいる一番大事な人を喜ばせる
人間は身近にいる大切な人ほどぞんざいに扱ってしまう
しかしその身近な人こそ最も大切な人

19日目 誰か一人の良いところを見つけてホメる
成功は絶対誰かの助けが要る。
だから常に周囲の人に対して『呼吸レベル』でホメ言葉を言え

20日目 人の長所を盗む
人を喜ばせるということに照準が合っていれば人のマネは恥ずかしくない
マネをすれば最短時間で人を喜ばせる仕事ができるようになる

21日目 求人情報誌を見る
自分が『これだ!』と思える仕事を見付け出す。

22日目 お参りに行く
成功したかったら少しでも可能性があることなら全てやり尽す。
「どうせ無駄」などと思ってしまうのは成功への執着が弱いから

23日目 人気店に入り、人気の理由を観察する
人気店は、お客様を喜ばすことができている優れたサービスを学ぶ場

24日目 プレゼントをして驚かせる
お客様は期待以上だった時に喜ぶ。いい意味で予想を裏切るサプライズを与える事が大切。

25日目 やらずに後悔していることを今日から始める
収入・世間体・不安、そんな鎖を断ち切って、やりたい事をやって後悔しない人生を

26日目 サービスとして夢を語る
自分本位の夢ではなく、皆が聞きたがるような夢を語る。
世の中が望むような夢を叶えるのは、皆応援してくれるので簡単

27日目 人の成功をサポートする
自分が成功する一番の近道は人の成功を助けること、つまり、愛

28日目 応募する
仕事も、自分の才能を判断する人も、どこにどんな可能性があるか分からない。
常に積極的に手を挙げる

29日目 毎日、感謝する
お金は他人がくれるものだし名声も他人が認めてくれるもので、
全ては他人から与えてもらうもの。
だから、自分に足りないものがあってその不足を埋めようとしているうちは決して満たされない。
自分は充分満たされていて幸せな『全てに感謝』できる心になれば
お金も名声も向こうからやってくる

この29の課題から色々な成功哲学の本に書かれていたことを思い出しました。
これ毎日実行していったらホントに素晴らしいですね。

皆様のご意見・ご感想をお待ちしております。
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発行責任者:株式会社SIMC 栗田真治郎

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