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新日本プロレスを中心とした90年代から現在に至るプロレスの歴史を、著者の感想を加筆しながら紐解いてみたいと思います。マニア層には懐かしんでもらえるよう、ビギナー層には興味を深めてもらえるよう、「楽しく読める」を心掛けていきます。

  • 周期 不定期
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2007/11/11

新日本−Uインター(3)Uの逆襲

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プロレスの教科書 VOL.4

タイトル:  新日本−Uインター(3)Uの逆襲

発行日:  2007年11月11日
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読者の方が徐々に増えてきて、嬉しい限りです!
この土日は天気が悪く、特にする事もないので、こうしてメルマガを
更新しております(笑)
みなさま、どうぞお付き合い下さいませ。

本日は新日本・両国大会ですね。
棚橋と後藤のIWGP戦がありますが、後藤はいいです。
最近の新日本になかった泥臭さが人間味があって好感が持てます。
でも、棚橋が勝つんだろうなぁ・・・
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新日本の圧勝で終わったドーム大会。
高田は武藤との歴史的一戦の後、靭帯断裂が発覚し、長期欠場を免れなくなる。
武藤の不意を突くドラゴンスクリューで、受身を誤ってしまったのだ。

当時、ドラゴンスクリューはメジャーな技ではなかった。
考案者の藤波でさえそこまで使用する頻度は高くなく、忘れられかけていた
技だったのである。

「あっ!痛っ!」

これがドラゴンスクリューを喰らった直後に、高田が吐いた言葉である。
まともに喰らうといかに危険な技か分かるというものだ。

ドームから2日後、Uの大会に新日本勢が乗り込む。
今度はUが盛り返すものの、やはり新日本優位は揺るがない。
圧倒的な手駒の数・・・余裕すら漂わせる新日本に対し、Uはフル稼働で
対抗するしかなかった。

あの時の新日本の陣容は過去最高と言ってよいもので、まさに新日本全盛。
王国といっても過言ではなかった。
今年の初夏に「300」という映画が公開されたが、まさにUはスパルタの如く
無謀な新日本との闘いに活路を見出そうとしていたのである。

Uは死に場所を探していたのだろうか?
否。
Uは生き場所を探していた。
経営難に直面していたUインターは新日本との対抗戦を皮切りに上昇ムードを
生み出そうと必死だったのだ。

潰すか潰されるかの対抗戦の中に生を求めたUインター。
その第一歩といえるのが安生の変貌だ。

「200%勝つ!」と長州戦を前に豪語していた安生は200%完敗。
高田の欠場も相成って、自分がUを引っ張っていかねばならないと
責任を感じた安生は吹っ切れる。
ご存知、200%男の誕生である。
現在のハッスルなどで見せるそのスタイルは、まさにこの時期から
スタートを切ったのだ。

その初陣の相手はドーム参戦が流れた蝶野。
試合巧者の蝶野を前にしてもペースを掴ませない安生は、武藤を皮肉った
変形足4の字「グランドクロス200」で蝶野からギブアップ勝ち。
蝶野の敗因は安生を舐めていた事、Uの雰囲気に対応し切れなかった事だと
私は感じている。

しかし、蝶野を破ったとはいえ、この安生のチャラけたスタイルは
Uファンには受け入れれなかった。
勝ちはしたものの素直に喜べなかったのである。
だが、安生は止まらない。
今やプロレス界の帝王・高山と山本を自軍に引き込み、ゴールデンカップスとして
活躍をしていくのである。

結果的にこの変身は大ヒット。
ピンとしても新日本からの需要があるくらいに商品価値を高めた安生。
Uは後に消滅・・・だが個人としては成功・・・なんとも皮肉なものである。

次回は高田の復帰〜武藤との再戦、そして橋本戦を振り返ってみようと思う。

                               続く
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★今日の一言★
「200%馬鹿野郎」
蝶野が安生との戦いが決まり、現在は廃刊となった週刊ゴングに殴り書きした
名言。
実は蝶野と安生は、共に帰国子女という共通点がある(笑)

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発行者:プロレスの教科書 たなっぺ 

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