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新日本プロレスを中心とした90年代から現在に至るプロレスの歴史を、著者の感想を加筆しながら紐解いてみたいと思います。マニア層には懐かしんでもらえるよう、ビギナー層には興味を深めてもらえるよう、「楽しく読める」を心掛けていきます。

  • 周期 不定期
  • 最新号 2008/03/29
  • 発行部数 73
  • マガジンID 0000250648
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2007/11/05

新日本−Uインター(2)試合編

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プロレスの教科書 VOL.3

タイトル:新日本−Uインター(2)試合編  

発行日:2007年11月5日  
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ようやくメルマガの使い方に馴れてきました。
というわけで、少しずつではありますが、進化させていきたいと思います。
そう・・・まるでプロレスの様に(笑)

このような未熟な文章構成の持ち主である私、たなっぺのコラムを読んでいただき
光栄です。
下部に著者のアドレスも明記させて頂きました。
ご意見や感想、取り上げて欲しい題材・あなたの記憶に残る名勝負など、何でもお寄せ下さい。

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■1995年10月9日・東京ドーム(観衆67,000人)

1.タッグマッチ30分1本勝負
  ○石沢常光&永田裕志(10分47秒−三角絞め)×桜庭和志&金原弘光

2.15分1本勝負
  ○大谷晋二郎(7分18秒−羽根折り腕固め)×山本健一

3.30分1本勝負
  ×飯塚高史(7分39秒−腕ひしぎ十字固め)○高山善廣

4.30分1本勝負
  ×獣神サンダーライガー(10分14秒−猛虎原爆固め)○佐野直喜(友飛)

5.45分1本勝負
  ○長州力(4分45秒−サソリ固め)×安生洋二

6.45分1本勝負
  ×佐々木健介(9分13秒−ヒザ十字固め)○垣原賢人

7.45分1本勝負
  ○橋本真也(7分20秒−三角絞め)×中野龍男

8.IWGPヘビー級選手権・60分1本勝負
  [王者]○武藤敬司(16分16秒−足4の字固め)[挑戦者]×高田延彦
   ※武藤が4度目の防衛に成功


パッと見ただけでも、何と豪華なメンバーなのだろう。
平成・新日本の立役者であり、今なお第一線で活躍する武藤・健介・ライガー。
今のプロレス界を引っ張る存在である永田・大谷。
今や日本格闘界の顔、桜庭。
ハッスルでお茶の間の認知度も急上昇、高田・安生。
いつの間にかプロレス界の帝王になった、高山。
そして、惜しまれつつも40でこの世を去った破壊王、橋本真也・・・。

今では大物といわれる高山や桜庭も、当時の新日本ファンからは全くの無名。
戦前では、内容も勝敗も新日本の圧勝ムードと思われていた。

事実、勝敗は接戦であったが、どちらが押しているのか・・・それは明らかだった。
そんなピリピリムードの中にもドラマはある。

今となっては夢の遭遇といえる永田と桜庭の絡みをはじめ、熱いムードで
闘いは進んでいく。

長州は対抗戦決定当初から、難癖をつけてきた安生を一蹴。
今では小力のセリフと化している「キレてないですよ」も、この闘いの後の
インタビューから生まれたものだ。

飯塚、健介は共に余裕を見せつけたが、一瞬の油断で逆転負けを喫している。
ちなみに蝶野も参戦予定だったが、対戦相手の宮戸が負傷したため、不参加となった。
ただし、このドームの後、蝶野率いる狼群団(天山・ヒロ」はUに乗り込む事になる。

橋本は中野をものともせず、圧殺。
垂直落下式DDTから敢えて三角絞めというサブミッションをフィニッシュに選んだ。

そして4勝3敗で迎えた大将戦。当初の予定では武藤の持つIWGPと
高田の保持するプロレスリング世界ヘビーが賭けられる予定だった。
だが、プロレスリング世界ヘビーの後見人であるルーテーズの反対により
中止となったのである。

この状況で、武藤が負けても勝ち星ではタイ。
しかし、理不尽なクイズ番組の「ラスト○万点」のように、大将が負ける事は
団体の負けを意味するものであった。

結果、キック&サブミッションを主体とするUインターのイデオロギーを
打ち崩すかのような、武藤の足4の字固めでフィニッシュ。
その前には武藤の不意をつくようなドラゴンスクリューで、高田の十字靭帯は断裂。

ここ10年に渡って武藤が見せる得意のムーブは、この高田戦がキッカケと
なっている。
ドラゴンスクリューや足4の字など、眠っていたクラシックな技が、最先端の技
となって、現代に蘇った恰好だ。

団体の歴史・技の歴史が動いた、それこそ歴史的な日だったのである。
新日本ファンにとっては、この上ない最高の喜びを胸に帰路についたのだった。

だが、Uは死なず・・・。
まだ闘いは終わらなかったのだ。
                       続く
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★今日の一言★
「○武藤敬司(16分16秒−足4の字固め)×高田延彦」は
覚えておいて損はないっ!!笑


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発行者:プロレスの教科書 たなっぺ 

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