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野球マンガみたいな野球小説です。ホームドラマのような野球小説です。流し読みでOKの野球小説です。年齢、性別関係なく読めます。魅力あふれる若者たちの未来を想像していただければ幸いです。20XX年、新プロ野球伝説・アンドロメダ、プレーボールです。

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2008/04/19

野球小説アンドロメダ・GSコンビ3

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 20XX年、未知なる魅力あふれる野球戦士たちが、それぞれの夢達成の
ゴールに向かって、走り出した。それは理想の世界だろうか、それとも…。



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 球界の危機的状況を感じ取った選手会リーダー・高杉明太郎はある日、東
京グレート総務課長の村澤三四郎、マネジメント会社アンドロメダのリーダ
ー・大田原健太郎と出会い、未知の魅力にあふれた選手の発掘を誓う。そし
て舞台は全国の高校へ。東京・瑞泉には逸材コンビがいた。



☆☆☆☆☆GSコンビ3


 やれるだけ、やってみよう、と思ったという。挑戦してみよう、と思った
という。自分にはまだ可能性があるかな、とも思ったという。これまで知る
こともなかった父の過去。思っても見なかった父の過去が、突然、将吾を野
球のとりこにした…。




「早瀬君のお父さんはどうして野球をやめたの? どうして、君に野球をや
っていたことをそれまで言わなかったの?」




 首都タイムスの記者・樹鞍は将吾に問いかけた。



 将吾はその質問を想定していたのだろう。




「実は…」

 
 

 あの河原で将吾は剣の父・源之助(グレートの4番打者)に同じ質問を浴
びせていた。




「どうして、父は野球をやめたんですか? どうして父はそれを僕に隠して
いるんですか? 何があったのですか?」




 これには源之助はちょっと沈黙したそうだ。そして…。




「それは僕の口から言うのはおかしいだろうねぇ。考えてみれば、達将さん
が将吾君にこの話をしていなかったのだから、僕もいろいろ言ってはいけな
かったのかもしれない。まずかったかなぁ…。後は達将さんに、君のお父さ
んに直接、聞いてみてよ。でもね。これだけは、僕は言い切れるよ。君のお
父さんは間違いなく、すごい選手だった。これは君も誇りに思っていいはず
だよ」




 源之助にこう言われれば、もう突っ込めなかった。何かしらモヤモヤした
気分のまま、将吾はあの河原を後にした、という。





 家に帰った。しかし、将吾はいきなり父に、その話を切り出せなかった。と
いうより、まだこの時点では半信半疑だった。無理もない。なにしろ、運動選
手には程遠いような生活の父だ。頭はよかったのかもしれないが、スポーツを
野球を、しかも、あのグレートの4番打者から一目置かれるような存在だった
なんて、とてもじゃないが、簡単に信じられるものじゃなかったからだ。






「だから、君はお父さんをバッティングセンターに誘い出したんだったよね。
お父さんが昔、やっていた振り子打法もどきで、カマかけたんだよね。そし
て、時間が経つにつれて、昔の片鱗を見せ始めたんだよね…」
 



 樹鞍が将吾の話に割って入ってきた。




「ああ、もう、その話は言ってましたね。すみません」




 将吾はまた舌を出した。




「あのバッティングセンターには2時間くらいいました。僕も父も汗びっしょ
りでしたね。父は久しぶりに体を動かしたんだと思います。でも、何か、書斎
に閉じこもりっ放しの父よりは、輝いて見えましたね。そこで僕はもういいだ
ろうって思って、聞いたんですよ。へへへ、すごく計画的でしょ、僕。こうい
うことを企むのがすっごい好きなんですよ」


 

 父・達将は冷静だったという。




「お父さんは昔、野球をやっていたんだってねぇ…? グレートの剣選手と一
緒に野球をやっていたってホント?」



 こう聞かれても顔色ひとつ変えなかったという。



                      つづく


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 アンドロメダの物語はフィクションです。実在の人物、地名、組織には一
切関係ありません。

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