2009/09/24
<メルマガ配信 都の西北/山梨甲府から> 第71話 大学過剰で淘汰始まる
愛読者各位 引き続きのご愛読,ありがとうございます. 都の西北/山梨甲府からです. 今年の運動会は 9/19に固まっているようで, 当家も秋の大運動会に参加してきました. 娘も今年で小学校6年生,子供の運動会参加はこれが最後と思います. 子供の運動会参加は,長男が幼稚園の頃から始まり, 早10年以上続く我が家の恒例行事でしたが, これも今年で卒業,うれしいような寂しいようなです. 運動会ではなんと言ってもお昼の折り詰め弁当, これが楽しみで参加しているのが親の方であれば, 作る人は大変だけど食べるだけの小生は気楽なモノです. この日のお弁当は3段折り詰めでした. でも,最近の運動会って,親の参加競技がないのは寂しいですよね? 山口にいたときは午前と午後に一つづつ父兄の競技があり, それらに参加していたのですが, 山梨に来てからは見ているだけ,ちょっとつまらない~ 皆さんの地区の運動会に,父兄参加の競技はありますかね? これにも地方性があるように思いました. *****<以下,本文>******** 第71話 大学過剰で淘汰始まる 2009/09/22の日経新聞, 「5校が来春から募集停止」, 大学淘汰の時代が来たとの特集記事を掲載していました. 今年から学生の募集を辞める大学は下記の5校です. ほとんどが小規模単科大学で,ほぼ無名と言える大学ではないでしょうか? ・聖トマス大学 ・LEC東京リーガマインド大学 ・三重中京大学 ・神戸ファッション造形大学 ・愛知新城大谷大 現在の私立大学の数は595校,1994年は406校だったので, たった15年で189校も増えている,つまり年間10校以上増えているわけですが, 18歳人口が2009年をピーク(205万人)に減り続けている状況に全くそぐわない状況です. 1994年の18歳人口は120万人, 大学・短大の入学者数を志願者で割った「収容率」は92%に達するとのことで, 併願数を加味するとほぼ全入時代であることは間違いないようです. 定員割れの私立大学は 46.5% に達しているとのこと, 概ね半分の大学が定員割れ, つまり半分以上の私立大学が存続の危機(学費が当てにできない)にあるわけです. そもそも大学とは高等教育機関であって, 志願者間の競争で大学の質の確保をしているのが実情である(あった?)はず, 全入であること自体,大学として価値があるかです. 定員の学生すら集まらない大学 = 社会に必要とされていない大学 と言うことで,ここに税金を使うことを再考してほしいモノです. これは八ッ場ダムの建設同様に無駄な(?)歳出なわけで 民主党には税金の有意義な高い方を考えるという意味で 大学の統廃合も考えていただきたいと思います. 最悪,新設大学の認可は慎重にお願いしたいところです. とは言え,定員割れしていないから大学経営は順風満帆かと言えばそうは言えず, 多くの大学経営で懐は火の車,学生が集まらないことで学費が集まらない, そこでの苦肉の策が資産運用だそうです. すべての大学で資産運用がなされ,このリーマンショックで大幅な含み損を計上し, 大学経営に問題が出る場合も少なくないようです. やはり,お金は地道に増やしていくことが一番確実なのかもしれません? 投資でお金が増やせるのであれば,そもそも製造業なりサービス業なりで 汗を流す必要は無く,勿論資産運用を否定するわけではありませんが, 基本的には本業で儲ける,大学であれば学生が払ってくれる学費で 経費の概ねをまかなえるようにするのが本来の姿だと思います. だから,私立大学は学生が定員数すら確保できないのであれば, 淘汰されるべき大学だと考えられるのです. 学費に大幅に依存している私立大学の経営ですが, では,国公立大学は安泰かと言えばそうとは言え無い状況です. 毎年1%づつ運営費交付金が削減されており,大学を存続させるには 私立同様に定員を満たし,より優秀な学生を集める必要があります. (優秀なOBを輩出することで,将来の寄付金も期待できる?) あの,天下の東大であってもオープンキャンパス,大学紹介を展開しており, 危機感すら持っているとのこと(前学長:小宮山宏氏談) 寝ていても学生が集まるはずの国立大学であっても ここまで必死に学生集めをしているわけですから, 三流の新設私立大学は死ぬ気で頑張っても追っつかないはずで, 現状の大学淘汰は文部省の失策の結果として当然の結果と捉えるべきだと思います. 何故,文部科学省がこれほどまでに大学設置を認可したのか, 未だに理解できません? 血迷ったか..... もう一つ,首都圏や関西の大学と地方大学の格差も広がる一途です. 国立大学(今は独立大学法人ですが)であっても 地方国立大学は学生集めに苦労しています. 勿論,定員割れにはならないモノの,以前のように優秀な地元の学生が勝手に集まる, このような理想は従来に比較して難しくなっています. お金に余裕があれば,学生は首都圏に集まるでしょうし, 私立であっても奨学金を使ったりして上手に,お金のかからない学習の機会を得ています. 優秀な学生向け特待生制度は私立の有効な学生集めの手法になっており, 結論として,学費が割安なだけでは学生は集まらないということ! つまり国公立大学のメリット(学費は安い)が 従来通りの強みであり続けるかは分からなくなってきたわけです. これから先,大学が増えるのかは分かりませんが, 高等教育をまともなレベルで維持するには,この15年で増えた大学の数くらい 淘汰していく,つまり150大学程度を統廃合するくらいに大胆な措置をとらないと, 日本の教育レベルは質が維持できなくなるかもしれません. 新設大学であっても,古参の大学を追い越せば, 追い越した大学を残せばよいし,追い越された大学は危機感を持つ, 要は教育にもある程度の競争を意識させる必要があると思います. ある日突然通っていた大学が潰れるとしたら, 大学に通っている学生にどう償うのか(学費の重み),この辺りのことまで考え, 今後の大学での教育を文部科学省には考えていただきたいモノです. ちなみに, 大学図鑑 2010 (オバタカズユキ著 / ダイヤモンド社)によると MARCH(明治,青山,立教,中央,法政)を境に大学格差は広がる一方, これより下位大学は大学淘汰の時代に,学生集めにはかなり苦労しているようです. 何故学生が集まる大学とそうでない大学にこれほどまでの格差が何故広がるのか, それは学生が行く価値があると思うか否か,だと思います. 学生に行く価値があると思われる大学だけが生き残るべき大学だと思うのです. いかが思われますか? ━PR━━━ ビジネス向けに,下記メルマガを配信しています. 是非,この機会に一緒に配信登録下さい! 技術者に必要なマネージメント 100 のポイント ↓ 今すぐクリック! http://www.mag2.com/m/0000253798.html ━PR━━━ もっと知りたい場合は ↓ 今すぐ クリック! http://www1.dnet.gr.jp/~izumi-sg/


