2009/09/12
<メルマガ配信 都の西北/山梨甲府から> 第70話 法科大学院の今後は?
愛読者各位 引き続きのご愛読,ありがとうございます. 都の西北/山梨甲府からです. 先日(2009/09/01),復活した Alice のライブに行ってきました. 我々の世代,Alice と言えば熱狂的なファンが多かったのではないでしょうか? コンサートは2部構成,前半は売れるまでの曲,ALICE V までの曲からリリース, 比較的売れた曲では 「秋止符」くらいで,ここで大きく盛り上がりました. 後半は「冬の稲妻」から始まりヒット曲を連発,最後は「チャンピオン」, ここからアンコールに入って「さらば青春の時(振り向かないで~)」でお開きとなりました. 2部構成にしたのは年齢を考えてとのこと, Alice のメンバーは今年全員が還暦とのことでした. 聴衆の平均年齢も極めて高かったように見えました. ただ,還暦過ぎのおっちゃんおばちゃんも興奮状態,おっちゃんは踊っていました! 今回のライブツアーは山梨が10回目だそうで,あと30回程度あるとのことです これまでに山梨でコンサートをしたことは無いような言い方でした(実際は分からない?). ニューアルバムを作成中のようで,そのための音取り(聴衆にハモらせ録音)と ビデオ撮影がありました.これもアルバムの宣伝活動か? Alice というと小生が中学時代の1970年代, 大ブレークはご存じの「冬の稲妻」,1977年のリリースです. MBSヤングタウンの金曜日を谷村新司がばんばひろふみと担当, 毎週欠かさず聞いていたことを想い出しました. この頃はラジオ番組が大フィーバー, 「オールナイトニッポン」も欠かさず聞いていました. この頃の Alice コンサートチケットは入手困難,一度も行ったことが無く, おまけに高価なチケットは高校生では手が届かなかったなぁ~ この年になってコンサートに行く事になるとは,やはり長生きしないとだめですよね! (そんな歳ではありませんが,人生折り返し点にあることは間違いない?) 帰りしな,おっちゃんが一言, 「感動した,遠くで汽笛を聞きながら を聞いただけで元が取れた!」 と,絶叫していました(小生も全く同感,よかった!). それにしても,会場は満席(おかげで小生は2階の一番後ろの席). 7割方が中高年,特に還暦風の方々が多かったのが印象的で, 小生の世代が半数くらいだったでしょうか? おばちゃん同士(4人組)で来ているメンツも多かったです. 小生を含め,Alice って我々の青春そのものだったわけで, 今夜は青春時代に戻ったような気分になれました. ありがとう,ちんぺいちゃん,べーやん,きんちゃん. また,聞きに行きたいです(昔はよかったなぁ~). 前置きが長くて済みません! m(_ _)m *****<以下,本文>******** 第70話 法科大学院の今後は, 法曹会は社会人の受け皿になり得るのか? 法務省より2009年度の司法試験合格者が発表されました(9/10). 新司法試験の合格者は 2,043人(受験者数:7,392人), 合格率は 27% とのことです. 合格者のうち,2年制の既修者コースは合格率:38.7%, 3年制の未修者コースは合格率:18.9%,いずれも昨年実績を下回っています. 年々合格率は下がる一方,受験者の質が年々下がっていると言うことでしょうか? 特に,未修者コースからの法曹会入りは容易ではなく, 社会人からの第2の人生として,法曹会がどの程度の選択肢になるかは 個人差はあるとはいえど,難しいところではないでしょうか? 生活かかっているし,単なる正義感だけでは切り替えはできないように思います. 旧司法試験の合格率に比較すると,新制度での合格率はまだまだ高いといえますが, 当初の予想よりはかなり低くなっています. この原因は過剰なまでの法科大学院の設置, 無きがごときの大学院入試,国の施策(大学設置基準)に 問題があったことは認めざるを得ないと思います. ただし,今年は初めて全大学から合格者が出たとのことです. その反面,2006年から3回連続不合格になった受験生は571人にのぼり, これら受験生は残念ながら恒久的に受験資格を失うことになります. 現実は厳しいモノです! 試験には運もありますから... 受験者数は昨年比マイナスの29,714人(▲10,000人) 大学の8割が定員割れ,74校中42校の競争率が2倍を割っている現状, 学生の選別が妥当に行われにくい状況にあるようです. 大学もある面経営がかかっているので,収益面での視点も無視できないからです. 試験で門切り型に入学者を決めてしまうと,下位の大学には学生が集まらない, そんな大学は潰れていくわけです. さて,今年の結果ですが,下記の通りです. (法務省 URL より抜粋: http://www.moj.go.jp/SHIKEN/SHINSHIHOU/h21kekka01-7.pdf) 1位 東京大学 合格者数:216名 合格率(2位):55.5%(216/389) 2位 中央大学 合格者数:162名 合格率(6位):43.4%(162/373) 3位 慶應義塾大学 合格者数:147名 合格率(5位):46.4%(147/317) 4位 京都大学 合格者数:145名 合格率(3位):50.4%(145/288) 5位 早稲田大学 合格者数:124名 合格率(?位):32.6%(124/380) 6位 明治大学 合格者数:96名 合格率(?位):31.0%(96/310) 7位 一橋大学 合格者数:83名 合格率(1位):62.9%(83/132) 8位 神戸大学 合格者数:73名 合格率(4位):49.0%(73/149) 9位 北海道大学 合格者数:63名 合格率(7位):40.4%(63/156) 10位 立命館大学 合格者数:60名 合格率(?位):24.7%(60/243) 上位校のラインナップはあまり変わりません. 大学のネームバリューで学生を集められる特権と言えるでしょう. ついでに 山梨学院大学 合格者数:12名 合格率(70位):26.1 %(12/46) 65位 神戸学院大学 合格者数:3名 合格率(65位):10.7 %(3/28) 65位 筑波大学 合格者数:3名 合格率(66位):8.8 %(3/34) 65位 香川大学 合格者数:3名 合格率(68位):7.1 %(3/42) 65位 大東文化大学 合格者数:3名 合格率(69位):7.0 %(3/43) 65位 東海大学 合格者数:3名 合格率(70位):6.0 %(3/50) 70位 大阪学院大学 合格者数:2名 合格率(72位):5.6 %(2/36) 70位 鹿児島大学 合格者数:2名 合格率(71位):5.7 %(2/35) 70位 姫路獨協大学 合格者数:2名 合格率(67位):7.7 %(2/26) 73位 島根大学 合格者数:1名 合格率(73位):4.4 %(1/23) 73位 京都産業大学 合格者数:1名 合格率(74位):2.0 %(1/51) 下位の大学のラインナップも概ね変わりません. 地方大学,もしくはネームバリューに乏しい大学の苦戦が伺えます. 2010年頃には合格者を3,000人/年と計画したものの,達成は困難な状況です. 制度設計段階では修了生の70~80%が合格する想定だったわけですが, 学生の程度が一定レベルにない現状,この背景は大学院を作りすぎてしまい, 誰でも簡単に法科大学院には入れるようになったことから, 法務省曰く, 「法曹資格にふさわしい能力の有無で合格を判定した結果」 との説明がうなずける結果を招いているようです. さて,何故小生が法科大学院の状況に興味があるかと言えば, 制度発足当初,新司法試験が社会人のやり直し(転職)の一助となり, その基礎教育育成の場が法科大学院であるとの話もあったからです. 一時の経営学大学院(MBA)と並び, 法科大学院も社会人の学びの場になり得る可能性もあったように感じたのですが, 現実はほとんどの場合,現役大学生からの進学コースになりつつあり, 社会人再生の場とは無いとは言えないまでも,かなり厳しい状況にあるようです. 何故,社会人再生の場となり得なかったかと言えば, このシステムの構築に大きな問題があったと言うことです. 最大の失敗が大学に法科大学院設置の認可を与えすぎた文部科学省の施策, もう少し大学を厳選すべきだったと考えます. 合格実績の高い東京・京都大学ですら定員削減を検討しているのですから, もう少し踏み込んで,大胆な大学を統廃合すべきと考えます. Jリーグではないのですが, 3年連続10%の合格率を切る大学,2年連続で合格者が出なかった大学は, その次年度からの受験資格をなくすことを検討するとか, 何らかの厳しい施策を実施しなければならないように思うのですが, みなさん,いかがお考えでしょうか? いずれにせよ,理想と現実には大きなギャップがあり, 社会人における再教育が新たな職の道を簡単には敷いてはくれないようですね. と言うことで,簡単には転職できないわけです. (一部の飛び抜けて優秀なヒトを除いては...) ━PR━━━ ビジネス向けに,下記メルマガを配信しています. 是非,この機会に一緒に配信登録下さい! 技術者に必要なマネージメント 100 のポイント ↓ 今すぐクリック! http://www.mag2.com/m/0000253798.html ━PR━━━ もっと知りたい場合は ↓ 今すぐ クリック! http://www1.dnet.gr.jp/~izumi-sg/


