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2008/07/25

2009さわやかお受験のススメ<幼稚園受験編>

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         「めぇでる教育研究所」発行
  ★2008年秋の幼稚園受験合格のための必勝講座★
 「2009さわやかお受験のススメ<幼稚園受験編>」
           
         2008年7月25日 
          − 第38号 −

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面接ケース・スタディー 3
「頭を押さえつけないで、ママ!」

入室の時も、ご家庭の雰囲気が伝わってきます。
さわやかな印象を与えるのは、ご両親の自信にあふれた、余裕のある態度です。
お子さんの教育に最もふさわしい幼稚園を選んだ確信があるからですね。

お父さんを先頭にお子さん、お母さんの順で入室します、これが普通でしょう。
そして、椅子に腰かける前にあいさつをします。
ところが、ここで問題が起きるようです。
お子さんが、あいさつをしない場合があります。
さて、お母さんなら、どうしますか。

あわてて、お子さんに、
「ごあいさつは!」
というだけではなく、頭を押さえつけて、無理やり、あいさつをさせるお母さ
んがいるそうです。
「あら、あいさつできなかったのね。緊張しているのだわ!」 
面接官に、自分の責任だといわんばかりに、頭を下げるお母さんもいるそうで
す。
どちらのタイプでしょうか、お母さんは……。

幼稚園の先生方も、お子さんが、あいさつをしなかったから、マイナス5点な
どと評価するのは考えにくいことです。
受験生は、幼い幼児です。
初対面の先生方と、大人のようなあいさつをする方が不自然ではないでしょう
か。
そのときの、お母さんの態度が問題になると思います。

思わず、頭を押さえつけてまで、あいさつをさせようとするのは、こういった
場面で、あいさつのできない子は、母親のしつけが悪い、母親の責任とでも考
えるのでしょうか。
「普段、私は、ちゃんとあいさつをするように教えています。できなかったの
は、子どものせいで、私の責任ではありません!」
などと弁解しているのと同じです、そう思いませんか。
あいさつができなかったという、表面上のことだけにこだわっています。
どうして、あいさつができなかったかを、少しも考えずに、言い訳をしていま
す。
そこが保護者として許されないのです。
そうではないでしょうか。

頭を下げられたお母さんからは、
「私のしつけがいたりませんでした。子どもの責任ではありません」
とお子さんをかばう姿勢が見られます。
雰囲気にのまれて、コチコチになっているわが子を、冷静に見ています。
このことです。
言い訳をしていません。

こういう謙虚なお母さんに育てられていれば、どのようなお子さんか想像でき
ます。
先生方はそこを見ているのではないでしょうか。

以前にもお話しましたが、あいさつや言葉づかいは、毎日の生活の積み重ねか
ら、自然と身につくものです。
この「自然」という言葉が曲者で、何もしなくて身につくはずはありません。
よく、「そのうちにできるようになるから、うるさくいう必要はない」などと
おっしゃる方がいますが、考え直された方がいいでしょう。
何といっても、ご両親の率先垂範です。
このよいお手本があって、初めて自然に身につくものです。
核家族化や少子化の進む環境では、おそらく、よその人とあいさつする機会も
少ないのではないでしょうか。
それならば、機会を作ってあげるべきです。

これも、合格されたお母さんから聞いた話です。
「スーパーやコンビニなどで会計をするときに、必ず、こちらからあいさつす
るようにしました。特に、年配の方を選びました。あいさつすると必ず、答え
てくれますし、娘にも『こんにちは、お嬢さん』と言葉をかけてくれたからで
す。何回か続くと、いつの間にか習慣になり、図書館などでも、必ず、自分か
らあいさつをするようになりました。身についた秘訣がもう一つあるのです。
それは、あいさつすると、『お嬢ちゃん、えらいですね』とほめてもらえたか
らです」
ほめられて、いやな気持ちになるはずはありません。
話はここで終わらずに続きがあるのです。
「パパ、ユキはね、今日、図書館できちんとごあいさつできたのよ、えらいで
しょう!」
「それはすごい、ユキは、やはり女の子だな」
大好きなパパにほめられて、うれしそうな顔が、目に浮かびませんか。
ご両親の作戦勝ちです。

「あいさつぐらいできますよ」
とおっしゃるお母さんが多いのですが、あいさつのできる相手は、普段から顔
見知りの人たちではないでしょうか。
問題は、初対面の人とあいさつできるかどうかです。
幼児は、初めてのことは苦手で、緊張しがちです。
今、紹介したお母さんのように、工夫することが大切だと思います。
また、「ごあいさつは!」と催促ばかりしていると、パブロフの条件反射では
ありませんが、いわれなければ出来ない子になりかねません。
以前にも紹介しましたが、太平洋戦争時、海軍大将であった山本五十六は、こ
ういっています。
「やってみせ、やらせてみせて、やってみせ、ほめてやらねば、兵は動かず」
大人の兵隊さんでもこうなのです。

やはり、ご両親の率先垂範しかないでしょう。
2歳から3歳にかけては、模倣の時期といわれています。
よいお手本をたくさん見せ、できたときにはほめることではないでしょうか。

  次回は、面接ケース・スタディ編 4をお話しましょう。

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