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2008/03/28

2009さわやかお受験のススメ<幼稚園受験編>

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         「めぇでる教育研究所」発行
  ★2008年秋の幼稚園受験合格のための必勝講座★
 「2009さわやかお受験のススメ<幼稚園受験編>」
           
         2008年3月28日 
          − 第21号 −

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名門幼稚園の保育方針 私立幼稚園編 5

[淑徳幼稚園]  
幼稚園から大学まで、仏教を教育の基本とする総合学園は珍しいでしょう。
東上線の自由が丘といわれる常盤台の、閑静な住宅街にあります。
幼稚園から大学までの総合学園の規模としては、学習院、青山学園と肩を並べ
るそうです。正確には、大乗淑徳学園といい、大乗、小乗は、仏教の二大流派
で、罰が当たりそうでなんですが、「皆で涅槃に行くのが大乗で、一人で修行
を積んで涅槃に行くのが小乗」と考えるとわかりやすいと思います。
日本人は、絶対に大乗仏教派でしょう、「みんなで渡れば恐くない、赤信号方
式」が好きなようですから。                   

★保育方針★
幼児が尊いのは、それぞれのお子さんが無限の可能性を持っているからです。
それぞれのお子さんが、それぞれの個性をのばして、白い色は白い光を、赤 
い色は赤い光をかがやかせて、大きく育ってほしいと念じます。
この可能性と個性を引き出し、大きく伸ばしてやること、それが教育である
と私たちは信じています。明るく、元気で、こころ豊かな人に成長するよう
に願っています。                         
○淑徳の心
 ありがとうの心
 人は自分の力だけで生きられるものではありません。自分の周囲の人
 たちはもちろんのこと、その他の多くの人々と、ともに生きることの
 尊さの自覚を幼い心に育てたいものです。             
 命を大切に
 地をはう小さな虫にも、野に咲く一本の草花にも命があります。どん
 な小さな命にも、限りない愛をそそぎ大切にしていく。そんな「思い
 やりのある心」をいつまでも持ち続けたいものです。
                                 
門から入って、園庭に出る左側に、お地蔵さまがあり、その前を通る園児たち
はもちろんのこと、お母さん方も歩みを止め、手を合わせて、おじぎをしてい
きます。
きょう日、お地蔵さまの前でおじぎをする子どもたちの姿を、見ることはでき
ないのではないでしょうか。
これが、かわいいそうで、おじいちゃん、おばあちゃんには、たまらないよう
です。

形から入いって心を育むのが、宗教教育の目指すところですから当然でしょう
が、お地蔵さまだから、いいのです。
お地蔵さまは、本当は偉いお方ですが、感覚としては庶民派です。
如来さまや菩薩さまでは、衿を正さなくてはという雰囲気がありますから、ち
ょっとしんどくなるでしょう。
しかし、幼い時に、幼いながら、目に見えないものに畏敬の念を抱くことは、
決して悪いことではありません。

幼稚園案内の中に、
「子どもは、体験を通して学んで、心身の発達を図るとともに、宗教的な情
操の芽生えをはぐくみ、徳・知・体のバランスを考えながら、幼児生活をよ
り豊かなものにしたいと念願しています」
とありますが、「徳・知・体のバランス」の言葉も、あまり聞きません。
今は、「知・徳・体」ですね、知育偏重型の教育が、歓迎されていますから。
幼児期には、心の教育、情操教育が大切だと思います。

宗教教育を行う幼稚園を希望する方が、増えているようです。
この情報過多で価値観の多様化した現在です。
小さいときに「生きとし生けるもの」に、情操教育こそ大切であると考えるご
両親が多くなっているのではないでしょうか。    

[光塩女子学院幼稚園] 
本学院は、幼稚園から高等科までの一貫教育校ですが、すべてが同敷地内にあ
るわけではなく、幼稚園だけ少し離れた中野駅寄りにあるというめずらしいロ
ケーションになっています。
また、在園児数、約240名という非常に大きな幼稚園で、併設校は女子だけ
ですが、男女の比率をみると、女子70%、男子30%と男の子もいます。
これだけの人数ですから、初等科への進学は、内部試験による選考となってい
ます。

設立母体は、13世紀にスペインを発祥地として、世界各地に広がったカトリ
ック・メルセス宣教修道会です。
今世紀にマドレ・マルガリタ修道女により宣教会に改められ、以来今日に至ま
で、常に社会の必要に応えて貢献するための活動を続け、日本における教育
動の場として、高円寺に設立されました。

教育目標★
キリスト教的世界観を土台とした、自己に厳しく他人にやさしい人間を養い、
校名の由来ともなる「世の光、地の塩として社会に貢献できる人間の形成」
を、幼児期から培うことを目標としている。
また、初等科から高等科に至る一貫教育を目指し、自主性にとみ、正しい判
断力、強い意志力、自己の行為に責任を持ち、しかも情緒豊かな感謝の心を
持ち、温かい円満な人間として育つよう、園児と教師、家庭と園が一体とな
って努力するを掲げる。  

光塩女子学院の由来である「あなたたちは世の光である、あなたたちは地の塩
である」についてですが、初等科の教育理念がわかりやすいので紹介しましょ
う。

(中略)人間は惜しみなく自己を他人に開くことができたときに、本当の自
分に成長する真理を私たちの校名に刻みました。すなわち、ろうそくの、自
ら燃えて他を照らし、塩の、自ら溶けて味をつけるように、本物の愛に生か
されたここに光塩の理念があります。
       
ろうそくは、己れ自身を燃やしてまわりに灯りをともし、塩は、料理などで目
に見えないところで効果を上げる、人間の生活に欠くことのできない調味料で
す。
両方ともに、他のものを生かしながら、自らの使命を全うすることでしょう。

主な保育の内容として、一般保育の他に、
・日常生活の中でけじめ、しつけを心がけている。
・宗教、祈りを通して敬愛の心、感謝の心を育む。
・世界的広い視野と自他に対しての理解を深めるため“愛と奉仕”の実践の
 機会を持っている。
いずれも、キリスト教の理念に基づいた保育内容で、「他人にやさしく寛大で、
自己に対して厳しくあれ」ということでしょう。

さらに、専門講師による指導として、歌唱指導や音感教育を育む音楽教室、集
中力、敏捷性、リズム感などを養うためにリトミック、運動能力、体力づくり
の増進を目指す体操教室、水泳教室などが用意されています。

説明会は、本学院の講堂で行われ、希望者には園内を見学できますが、いずれ
も上履きが必要です。
              
[聖学院幼稚園]
小学校の正面から入ると、広い運動場の左側に園舎が目に入り、緑の木々に囲
まれた園庭には、砂場、築山、ブランコ、滑り台などがあり、保育時間に行く
と、元気に遊ぶ園児の姿が目に入ります。
園舎内も広く、明るく、のびのびと遊べる気配がうかがえます。
                               
聖学院は、幼稚園から大学までの、プロテスタントのキリスト教に基づく教育
を行う総合学園で、本園は、1912年(明治45年)、アメリカのディサイ
プル派の宣教師、ミセス・プレースによって中里幼稚園として創立され、
1940年(昭和15年)、女子聖学院付属幼稚園となりましたが、戦争のた
め1944年(昭和19年)11月に閉園。その後、1949年(昭和24年)
4月、宣教師、ミセス・ヘンドリックスにより再開され、1996年(平成8年)
に聖学院幼稚園と改称され、今日まで、いつの時代にも変わらず、子どもの人
権を尊重した保育を続けています。

★保育方針★
「神を仰ぎ、人に仕える」の精神のもと、子どもたちが謙虚な心で神を礼拝
し、生命の尊さを知り、感謝と奉仕の心をもてるように願っています。集団
の中で、「遊び」と「ことば」を大切に、発育段階に応じた保育を行い、一 
人ひとりの個性と能力を伸ばし、元気な子どもになるように心がけています。
集団の中での「遊び」とは、遊びを通して、その中で先生や友達との関わり
を通して、いろいろなことを体験させるということでしょう。もちろん、自
発性を培う一人遊びも必要ですが、これから始まる集団生活をスムーズに過
ごすためには、他人との関わりを、きちんと学習することが先決でしょう。
そのためには、やはり、自分でしなければならない基本的な生活習慣を身に
つけるように頑張る子に育てたいものです。

集団生活の中での「ことば」とは、毎日の生活を通して、自分で思ったことや
感じたことを、自分のことばで、どのように相手に伝えるか、その表現の仕方
でしょう。
幼児は、ちょっとしたいさかいからでも、たくさんのことを学習していきます。
自分で体験することが、何といっても大切で、そういった保育の方針が伝わっ
てきます。
以前のことですが、ホームページの「先生のことば」の中に、次のようなメッ
セージが入っていましたので、その一部を紹介しましょう。

「(前略)さて、幼稚園に入り、友達と付き合いが始まると、今まで以上に
今日あったことなどをお母様にお子さんが話される場面が多くなると思いま
す。そんなときどんなに忙しくても、話がまだるっこくても、ぜひ、ゆっく
り聞いてあげてほしいと思います。そしてできるだけ、「よくお話できたわ
ね」などと誉めてあげてほしいと思います。(中略)私たちは、忙しい毎日
の中で(中略)イエス様が言われたように、その時にあって最善の行動とは
何かを考えなければならないのだと思います。子どもの話をゆっくり聞いて 
あげる、これもその時の最優先かも知れません。」

「まま、あのね」といったときは、必ず、耳を傾けてあげる、やさしいお母さ
んになってあげましょう。
(次回は、私立幼稚園 6 をお話しましょう)

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