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京都で活躍する、主に起業後数年程度の起業家の方を取材し、起業にまつわるいろいろなお話をご紹介します。できるだけリアルで、身近な視点から採り上げることによって、今後京都で起業や独立を目指す方々の参考になる情報発信を目指します。

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2008/10/06

きょうの起業家 第13号

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▼「ひとが大事。」が合言葉のトータルライフサポーター、夕映舎です。
   http://www.yueisya.com
        行政書士・社会保険労務士・キャリアコンサルタント 住田正則

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≪目 次≫

☆ごあいさつ
☆「起業家インタビュー」 お結び庵 嘉村さん
☆起業一口メモ 京都市地域プラットフォーム相談窓口「ワンストップサービス」
☆あとがき+今月の起業支援MIYABI

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☆ごあいさつ

みなさん、こんにちは。ここ京都でも、暑かった夏は過去のものとなり、涼風吹き抜
ける絶好の行楽シーズンとなりました。しかし、この原稿を執筆している日曜日、地
元の町内会の運動会が行われていますが、あいにくの雨です。・・・みなさん、風邪
など引かなければよいのですが・・・。

今回は、人々が自由に集い、そして何かを生み出す場を提供しようとするNPO法人
「home’s vi」(お結び庵)代表の嘉村賢州さんに登場いただきたいと思います。
嘉村さんは、大学生の頃からさまざまな人と交流し、ネットワークを形成し、そうし
たつながりの中から新しい動きを作り出してきた人です。取材日が6月であり、その
後の8月にNPO法人の認証取得と「お結び庵」立ち上げを成し遂げられているので、
取材内容は既に古くなってしまった部分もあるのですが、全体としての嘉村さんの想
いを伝えるという点では、それほど外れている訳でもないだろう、ということで、今
回のご紹介といたしました。嘉村さん、遅くなってしまってごめんなさい。そして、
よろしくお願いします!


☆「起業家インタビュー」 お結び庵 嘉村さん

取材日:平成20年6月17日

住田 いま、NPO法人の認証申請中ですとか・・・。
嘉村 そうなんです。「場とつながりラボ NPO法人“homes vi”」といいます。
   去年の秋・冬頃から今のメンバーで「お結び庵」をつくろう、ということで集
      まりはじめました。
   もともと、京都大学在学中からイベント好きで、NPOやNGOのさまざまなイベン
      トに参加してきました。そのうちに京大を飛び出して学外活動にも参加しはじ
      めましたが、そうして知り合った仲間たちも、やがて名刺を持って動きはじめ
      ると、利害関係の付き合いになってしまいました。これをとてもさびしく感じ
      まして・・・。そこで、肩書きなしの交流会が、そして、そういう場における
      語る時間が必要だと痛感しまして、5〜6年前に自分の住んでいたマンション
      を24時間開放しました。紹介制にしていたのですが、この間1000人以上
      の人と触れ合うことができました。
   このつながりの中から、さまざまなコラボ、イベント、企画が次々に生まれま
      した。こんなムーブメントが、実に学生だけの集まりの中からでも起こり得た
      のです。そうであれば、こうした集まりの場を学生・若者のコミュニティを超
      えたかたちで事業化できるのではないか? と考えました。
   ごく簡単に言えば、これがはじまりですね。

住田 起業に際し、ご家族の反応はどのようなものでしたか?
嘉村 はじめは、キケンな道だと・・・。「しっかりしたところへ行ったほうがいい
   んじゃないか」と言っていました。しかし今は、「やりたいようにやったらい
   い」と応援してくれていますよ。

住田 起業にあたって、ご用意した資金はいくらくらいでしたか? また、どのよう
      にご用意(自己資金、借入、その他)しましたか?
嘉村 自己資金と、京都府からの助成金(地域力再生助成金)です。自己資金の内訳
      は、会員制で少し集めているのと、イベントやワークショップからの収入、そ
      れとコンサルタント業としての収益ですね。前はIT企業に勤めていたので、ウ
      ェブデザイン、システム開発を手がけています。

住田 起業してから、一番大変だったこと、また、一番よかったこと(嬉しかったこ
      と、楽しかったこと)は何ですか?
嘉村 日々、好きな仲間と好きなことをやれているので、すごく楽しいです。かかわ
      ってくれている人たちも、みな好きな人ばかりなんですよ。そんな中で事業活
      動を積み重ねていき、こうした毎日が糧となっているのは、幸せです。
   プレッシャーも、あります。メンバーの人生を預かっているわけですか
   ら・・・。

住田 ぶっちゃけたところ、もうかっていますか? どのくらいの利益が出ています
   か? これは任意回答ですので、差し支えのないところで結構ですよ。
嘉村 今はまだ、もうかってはいないです。また、(本業から)少し離れたところか
   らの収入が多いので、主な収入源がメイン業務になるようにシフトさせていき
   たいですね。
住田 さきにお答えいただいていたイベントやワークショップ等ですね。例えばその
   中で、具体的には現在どのような収入源がありますか?
嘉村 商材としては、ファシリテーションや経営手法を取り扱うセミナー、ワークシ
   ョップです。2時間あれば音楽や写真を駆使した「プロモ」を作れるようになる
   講座などは、結構人気ですよ。

住田 今後の目標や夢など、よろしければぜひ教えてください。
嘉村 まずは、「お結び庵」を作りたいですね。
住田 え? ここが「お結び庵」ではないのですか?
嘉村 ええ、ここは違います。まだいまは準備中なんですよ。「お結び庵」を開くた
   めにふさわしい場所を、いろいろと探しているところなんです。
住田 はい、では、嘉村さんの考える「お結び庵」とは、どのようなところになる予
   定ですか?
嘉村 「お結び庵」とは、共につくり、共に使う場、サービスを与える側と受ける側
   に境目がないのです。僕たち個人個人は、だれもが可能性の芽を持っています。
   その芽を伸ばす“土壌”をつくりたいと考えています。「お結び庵」は、個々
   人それぞれが輝ける生き方を求めてチャレンジする場であり、言い方をかえれ
   ば失敗できる場、ということですね。
住田 なるほど〜(笑)。でも、実際問題として、送り手と受けての区別がない仕組
   みというのは、難しくはないですか? つまり、メンバー内に境目はないとし
   ても、ひとつの集まりである以上、外部との温度差というか、境目はあるわけ
   ですよね。そうなると、外から「お結び庵」に入ろうと来た人と、既に中にい
   る人びととの間には、どうしても境目ができてしまうのではないですか?
嘉村 確かに難しい問題ではありますが、少なくとも僕のつくる場では、仲間外れは
   つくらないと決めています。
   僕の仲間たちがつくっている、集まりの場が他に7箇所あるのですが、そこでも
   既存の人たちの“内輪”感を新しい人に感じさせないように、これはもう口す
   っぱく言っています。これに対してだけは、ふだん怒ることのない僕なんです
   が、怒りますね(笑)。
住田 いや、本当に素晴らしいですね。
   これは、私が思いますに、恐らく嘉村さんご自身もかつて人間関係で悩まれたこ
   とがあるからではないでしょうか? 人間関係のこうした機微については、常に
   周りに人がいる方などにとってはほとんど無用のものでしょうし、気づかずに過
   ごす人も多いと思います。・・・私も、人間関係では悩んできた一人なので、そ
   のあたり、よく分かる気がします。
嘉村 確かにそうですね。

住田 オフの日・・・は、ありますか?・・・
嘉村 部屋をシェアしていることもありますし、公私の差はないですね。まあ、好きな
   ことをして過ごしているので・・・。公私の差がない、フランクなコミュニケー
   ションができるというのが、僕の財産ですね。

住田 実名でご紹介(写真、ホームページアドレス等)することは可能ですか?
嘉村 構いません。

住田 本日はどうもありがとうございました。


場とつながりラボ NPO法人home’s vi → http://homes-vi.com/index.html

※前段でもお知らせしましたが、「home’s vi」は8月にNPO法人としての認証を受け
 られ、また、「お結び庵」の場所も決まったようです(私は、まだ行ったことがあ
 りません・・・)。
 嘉村さんの思い描いた構想は、目下次々と現実のものとなってきているようです。

☆起業一口メモ 京都市地域プラットフォーム総合支援窓口「ワンストップサービス」

昨日(10月4日)、京都リサーチパークの中の「京都高度技術研究所」10階プレゼ
ンテーションルームで開催された『コミュニティーベンチャーフォーラム』に参加して
きました。
京都リサーチパークを訪れたのは、これで5〜6回目くらいでしょうか。恥ずかしなが
ら、いまだにどこに何があるのか、詳しいところは分かりません。今回のプレゼンテー
ションルームにも、初めて足を踏み入れました。窓からの眺望が非常に素晴らしく、ま
た、なんともゆったりと、贅沢な空間の使い方をされていました。
これだけ素晴らしい施設なのに、洗練された様式美を誇る建物の中も、敷地内の庭園に
も、人はまばらです。立地が多少不便だというのは分かるのですが、それにしても不思
議です。

それはともかく、「京都高度技術研究所」を中心とするリサーチパークは、京都市内随
一の起業の殿堂です。京都市の第3セクターである「京都高度技術研究所」をはじめ、
京都府関連の「京都府産業支援センター」、「京都府中小企業技術センター」、「財団
法人 京都産業21」などなどが拠点を置いています。数々の創業や経営支援にまつわ
るイベントやセミナーが開催され、インキュベートルームやスタートアップベンチ(創
業準備支援室)などもあります。

こうした充実したラインナップを背景として、「京都高度技術研究所」が中心的支援期
間となり、創業や経営に関するあらゆるご相談をお受けする「ワンストップサービス」
が設けられています。電話・FAX・メール・訪問、いずれも歓迎とのことですので、創
業をお考えの方は、一度ご相談されてみてはいかがでしょうか? そして、その上でさ
らなる支援や相談相手をご希望の場合は、ぜひ私、夕映舎か、もしくは起業支援MIYABI
まで、お気軽にお申し付けください!(笑)

財団法人 京都高度技術研究所(ASTEM)ワンストップサービス
→ http://www.platform.astem.or.jp/

京都府産業支援センター
→ http://kyoto-isc.jp/

京都府中小企業技術センター
→ http//www.mtc.pref.kyoto.lg.jp/

財団法人 京都産業21
→ http://www.ki21.jp


☆あとがき

みなさん、今回の「きょうの起業家」は、いかがだったでしょうか? 感想・ご意見・
ご要望などありましたら、下記のアドレスまで、ぜひお気軽にメッセージをお寄せくだ
さい。お待ちしております。

今月の「起業支援 MIYABI」活動スケジュールです。

☆10月18日(土)午前9時半〜11時半
 「NPO法人をつくりたい人のための個別相談会」
※NPO法人設立に関する手続について、相談者の方の想いや実情に合わせて、MIYABIの
 メンバーがじっくりとご相談に応じます。ご希望のお時間(30分から1時間程度)
 をご指定ください。

☆10月30日(木)午後6時半〜9時半
「NPO法人をつくりたい人のための手続セミナー」
※NPO法人設立から運営立ち上げに至るまでを、実際の事業例をもとに具体的に分かり
 やすく解説いたします。

詳しくは、MIYABIウェブサイトをご覧ください。たくさんの方々、たくさんの夢や想
いに出会えることを、メンバー一同楽しみにしています!

起業支援MIYABI → http://blog.miyabi-kyoto.com

それではまた、11月の第1月曜日にお会いしましょう!!

◎ご連絡・お問い合わせ先アドレス
info@yueisya.com

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 発行元:「ひとが大事。」の夕映舎
 http://www.yueisya.com/
 夕映舎は、シニア層を中心に、夢ある人々を力いっぱい応援する、トータルライフ
 サポーターです。
 管理人 住田正則(行政書士・社会保険労務士・キャリアコンサルタント)

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