機械設計の勘所  RSSを登録する

一般的に「機械を作る」ための流れは、発案、設計、製図、製作となる。アイデアを「発案」し、それを一つの機械にまとめるために様々なことを考え(設計)、実際に作る機械の図面を描き(製図)、機械を完成させる。この機械設計の勘所を紹介します。

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2007/11/16

丸パイプへの自動テープ貼り機の設計の勘所

丸いパイプなどに自動でテープを貼り付ける機械の設計についてのポイントをまとめました。
最初にどのような機械か理解するために こちらを http://xn--nbk8f0b9hq118b.t-mukae.net/ 見て下さい。
このサイトに載せているテープ貼り機のパイプは 直径34mmのプラスチックのパイプです。このパイプが自動に次々流れてきて自動的にテープを貼ります。

シューターの端にパイプを1本づつテープの貼る場所に送るための溝付の円盤があり60度づつ回転して定位置で止まります。
ここからがテープを送る動作になります。
ここに使用しているテープは ガラスビーズの入っている反射テープです。
ロールシートの送り全般に言えることですが シートは送られるときは ある程度テンション(張り)がないと 蛇行の原因になります。
そこで ロールシートの供給部にはブレーキの機構を付けシートにテンションを与えることで真っ直ぐに進むようになります。
定寸にカットするカッターは 材質はSKH51ですが 特殊焼入れをしています。刃物は材質と焼き入れ 焼き戻しで硬度が決まります。
焼き入れ硬度は 約58度(ロックウエルC)で また刃こぼれをなくすため シャー角をゆるくしています。
この反射テープの裏面はのりがついているため 刃物にのりが出来るだけつかない工夫が必要です。
シートの送りローラーは 摩擦が大きい ゴムローラーを使用して 駆動側ローラーに出来るだけ接触させるようにして駆動力を増やします。
この機械のシート送りと巻取りの駆動は1つのモーターで行っていますので巻きの径が大きくなるとスピードに差が出ます。これは巻取り側に
摩擦板等を使ってこのスピードの差を吸収する必要があります。

この機械のテープ送りはテープの台紙をローラーで引っ張り 粘着のテープのみを貼り付けるパイプのところにテープの先端を持っていくところが
アイデアです。

もう一つhttp://xn--nbk8f0b9hq118b.t-mukae.net/2007/11/post_2.htmlのパイプ持ち上げのローラーは2個ありますが それぞれ独立して上下に
動くようになっています。これにより変形している(たとえば 楕円形)パイプでも しわや気泡もなくきれいにはることができます。






■発行 向江 俊之
■お問い合わせはmukae@nava21.ne.jp
■サイトhttp://xn--c1vv9a084dhea.papi9.com/
    http://soft.papi9.com/ 
     
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