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高校生向け教材と大学生向けリメディアル教材(数学、物理、化学、理科総合Aほか)の編集プロダクションである、有限会社中村編集デスクが発行するメルマガです。数学、理科、理系小論文などの編集者・校正者への情報発信を目的としています。

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2009/11/01

■理系教材編集者のメルマガ第33号■

みなさん,こんにちは。
大阪市天王寺区を拠点に活動する(有)中村編集デスク発行の『理系教材編
集者のメルマガ』第33号です。今回もよろしくお願いします。

----▲▽今回の内容▲▽-----------------------------------------------
★教育ニュース スクラップブック★
★読書ノート★
★弊社からのお知らせ★
★編集室便り★
★理系教材編集者のための用語解説★

*配信停止はこちらから行えます。
http://www.mag2.com/m/0000248250.html
*RSSリーダーをお使いの方向けのフィードです(最新号のみ)。
http://archive.mag2.com/0000248250/rss10.xml
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====★教育ニュース スクラップブック★================================

■ウィザスがZ会と提携してインターネット予備校を開設
学習塾や高卒認定予備校などを運営しているウィザスがインターネット上
に立ち上げているスクールシティで,10/20からZ会が『Z会ネットスクー
ルコース』を開講しました。

このコースは,あらかじめ自宅に問題が届き,自宅のパソコンを使ったTV
会議システムで講義を受講して,受講後は通常の通信添削と同様に問題を
解いて提出するというものだそうです。従来の映像授業と異なり,講義中
に受講者が当てられたり,講義前後に講師が受講者が質問できたりする双
方向性が特長とのことです。

第1弾として開講されたのは『高2東大・京大入試準備演習 数学』と『高
2高校発展ハイレベル理系数学』で,1ヵ月の受講料は2009年度新開講記念
特別月額受講料ということで4,725円(税込)となっています。

参考:
http://www.v-schoolcity.net/course_intro/zkai/
http://www.zkai.co.jp/home/about/corporate/press/20091020.asp

■映像による模試の解説講義を行う予備校が増える
最近は,模擬試験実施後に映像による解説講義を行う場合が増えてきてい
ます。

主に東進ハイスクール・東進衛星予備校で行われている東進模試では,模
試実施後に一部の模試を除いて『合格指導解説授業』を行っています。こ
れは,実際の成績データをもとに,東進ハイスクールの講師陣によって行
われています。河合塾が実施している全統模試でも,河合塾マナビスや河
合サテライト講座で出題プロジェクトの講師による解説講義が行われてい
ます。

解説講義はDVDやVOD(Video On Demand)で供給されていて,生徒の都合に
合わせて受講することができるようです。模試の解説講義は,模試の受験
が予習代わりになるので,十分な学習効果が期待されます。

参考:
http://www.toshin.com/hs/event/exam/contents_3.php
http://www.manavis.com/about/study.html
http://www.kawai-juku.ac.jp/satellite/jyuku/moshi-info.html


====★読書ノート★===================================================

■『地学のツボ』鎌田浩毅著(ちくまプリマー新書)
本書は,京都大学で火山学を専門とする著者が「地学の中でも特に興味深
いテーマに絞って(中略)わかりやすく解説した」ものです。著者が京大で
授業を担当している教養科目『地球科学入門』をベースにしているとのこ
とで,著者の専門が火山学のせいか,宇宙に関する内容がやや少ない気は
するものの,全体として読みやすく書かれている印象を受けました。

また,『あとがき』には「地学には地震・火山・気象など日常の自然災害
に関連する重要な項目が含まれているが,日本の大部分の高校生はこれら
を学ぶことなく卒業してしまうのである」と記されていて,著者は高校で
の地学履修率の低さに危機感をもっています。ただ,それは工学でも同じ
で,機械や電気機器に囲まれて生活しながらも,ほとんどの普通科の高校
では工学をまったく学びません。高校での授業時間数は限られていますし,
地学は義務教育でも必要最小限の学習はしているので,個人的には,優先
順位から言っても高校では数学・物理・化学をしっかり学習して,工学と
同様に大学から本格的に勉強を始めるのがいいと思っています。

ところで,本書は個人的には大変おもしろく読めたのですが,正直に言う
とそんなに売れる書籍とは思えませんでした。そんなことを考えながら改
めて『はじめに』を読むと,著者の担当している『地球科学入門』は毎年
数百人の受講者がいるそうです。この授業のテキストとして,受講する学
生が毎年買うことになるのかもしれません。(中村)

次回の『読書ノート』は,12月1日配信分に掲載予定です。


====★弊社からのお知らせ★===========================================

■教材に関する仕事の依頼をお待ちしています
弊社では,高校生向け教材と大学生向けリメディアル教材(数学・物理・
化学・理科総合Aほか)に関する執筆・編集・校正の仕事を行っています。
http://homepage3.nifty.com/naka-mura/
仕事の依頼をお考えになっている教育出版社・予備校等の編集担当の方は,
お問い合わせフォームからご連絡下さい。
http://form.mag2.com/riasoustat

■おたよりをお待ちしています
『理系教材編集者のメルマガ』では,読者のみなさんからのおたよりをお
待ちしています。おたよりはお問い合わせフォームからお送り下さい。
http://form.mag2.com/riasoustat
なお,いただいたおたよりはメルマガ上で紹介させていただく場合があり
ますので,あらかじめご了解下さい。


====★編集室便り★===================================================

10/29に,桜ノ宮にある大阪印刷会館で行われた日本印刷技術協会(JAGAT)
のDTPアプリケーションに関するセミナーを受講してきました。元アドビ
社員の方の講演でしたが,とても有意義な時間でした。

実を言うと,現在私はDTPアプリケーションによるページレイアウトや図
版作成を全く行っていません。私だけかもしれませんが,DTPアプリケー
ションを触っているとすぐに時間が経過してしまい,編集をする時間や睡
眠時間が足りなくなってしまうためで,ページレイアウトは印刷会社や組
版会社に任せて,編集作業と紙面チェックに専念することにしています。
とは言うものの,DTPアプリケーションのスペックや癖などを知っておく
と,入稿(出稿)や校正紙を戻すときにより的確な指示を出せますし,営業
担当者がこちらの指示に「できません」と大ウソをついても(過去に何度
かありました)見破れますので,定期的に勉強するようにしています。

ところで,今回のセミナーは東京のJAGAT本部で行われたものの生中継を,
大阪の会議室で受講しました。ずっと映像を見ていたわけですが,その場
に講師の方がいなくてもまったく気になりませんでした。最近は映像授業
による予備校が増えていますが,こんな感じなのかもしれません。

予備校の先生の中には,映像授業の塾や予備校を「高い受講費を取って,
ビデオを見せるだけ」という方もいるようですが,今回の経験からも,教
育効果を上げるのに重要なのは映像授業かライブ授業ではなく,集中して
受講できる環境かどうかと実感しました。ライブ授業の緊張感に負けない
学習環境があれば,「ビデオを見せるだけ」に終わらない教育効果がある
と思います。同じ映像授業でも,東進ハイスクールなどの予備校は堅調と
聞くことが多いのに対して,DVD販売やネット配信で景気のいい話をまっ
たく耳にしないのは,コンテンツの問題と言うより,予備校に比べて自宅
は集中して受講する環境が整っていないからかもしれません。(中村)

次回のメルマガは,11月15日に配信予定です。


====★理系教材編集者のための用語解説★===============================

●ち●『帳票(ちょうひょう)』
模擬試験や添削課題などの個人別の成績表のこと。あらかじめ枠が印刷さ
れた用紙に,1人分ずつ成績やメッセージなどを打ち出していく。1人分ず
つ印刷する箇所は,以前はスミ1色で片面印刷のみであったが,現在はカ
ラー印刷や両面印刷のものがある。


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理系教材編集者のメルマガ(第33号)
2009年11月1日発行
発行者 有限会社中村編集デスク
発行人 中村 嘉洋
http://homepage3.nifty.com/naka-mura/

*RSSリーダーをお使いの方向けのフィードです(最新号のみ)。
http://archive.mag2.com/0000248250/rss10.xml
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