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2012/02/19

「イラク平和テレビ局 メールマガジン」 vol.227

イラク平和テレビ局メールマガジン
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      「イラク平和テレビ局 メールマガジン」 vol.227
                                  2012.02.18
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##このメールマガジンは、イラク平和テレビ局in Japanのインターネット登録者の
皆様への情報サービスの一環としてお送りしています。##

※イラク平和テレビ局メールマガジンvol.226をお届けします。
目次------------------------------------------------------------------------
【1】	2012年2月18日配信:「マリキ首相は答えろ!」
-権利を要求して立ち上がる選挙事務職員

【2】翻訳資料:蜂起日誌 212号 イラク大衆抗議行動委員会 
2012年1月21日
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【1】	2012年2月18日配信:「マリキ首相は答えろ!」
-権利を要求して立ち上がる選挙事務職員

★2011年12月、有権者登録センターで働く選挙事務職員たちが、バグダッドで、
政府の正式な雇用を要求する集会を開催しました。イラク国民議会は3月に政府職員と
しての地位を認める法律を制定しています。ところがマリキ政権は、選挙の時に武装勢
力の攻撃にさらされるなど危険な仕事を担わされてきた職員に何の権利も与えていませ
ん。映像は労働者の怒りを伝えます。

 ☆米軍がイラクから完全に撤退していったこの時期、この集会は参加者の熱気にあふ
れています。イラク政府で権力を握っているマリキ首相をはじめとした大臣たち、国会
議員、州議会などはみな形だけとはいえ選挙で当選したから今の地位を得たことになっ
ています。その選挙は、今、この集会に参加している選挙事務職員たちが自らの命を危
険にさらされながら働くことによって行われたものです。

 ◆イラクで行われてきた国会や州議会の選挙は、イラクを宗派や民族に分断して支配
するための選挙でした。投票率はとても低く、2010年3月の選挙の時には実質投票
率は30%足らずでした。その上、何百万票もの票が不正に操作されました。そんな中
で武装勢力が投票所を攻撃し、市民や選挙の事務を行う有権者登録センターの職員の命
が奪われました。集会参加者はサナテレビのインタビューに、「私たちは2004年か
らこの有権者登録センターで働いていますが、殺人や誘拐の恐怖に何度も会いました」
と、まさに命がけの仕事をやってきた体験を語ります。

 ◇この集会に参加している労働者たちは、当然公務員であり、議会でさえ政府職員の
地位を認める法律を制定しました。ところが、マリキ政権はこの法律を実施しないので
す。これではまるでだまし討ちです。まじめに働いていた職員が、マリキ首相の勝手な
判断でいきなり失業者になってしまいます。そんな労働者が2787人もいるのです。

 ●労働者たちの怒りの声が、シュプレヒコールや、横断幕や、プラカードで訴えられ
ます。「イラク政府は選挙事務職員を公平に扱え」「我々の正式な権利は誰もが支持し
ている」「我々は労働者から失業者に変えられることを拒否する(有権者登録センター
職員)」と。

 ◎この集会に至るまで、労働者たちは粘り強く闘いを続けてきました。「我々はここ
で連続20回目のデモをやっています。」「我々は法律と憲法で表明された法的な権利
があります。」という集会参加者の発言は、闘いを進めてきた自信と確信に裏付けられ
ているのです。
 
★集会はデモ、シュプレヒコール、歌でどんどん盛り上がります。その要求はストレー
トで、そして本質をずばり突いています。「我々は法律上の権利を主張する」「マリキ
首相は答えろ」と。

 ☆日本でも、橋下大阪市長が大阪氏職員に対して不当労働行為むき出し、思想・心情
の自由じゅうりんのアンケートを強制する業務命令を発しています。人権と民主主義の
全面否定といったいでグローバル資本の金儲けのためにあくどく労働者・市民を抑圧す
るという点ではマリキ首相と同じです。

 ●橋下姿勢に反撃することとイラクの労働者の闘いと連帯していくことは同じ重要性
を持つと実感させてくれる映像です。

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【2】翻訳資料:蜂起日誌 212号 イラク大衆抗議行動委員会 
2012年1月21日

「願わくば中止なしに-7百万ドルのマーリキー秘密予算」

様々なメディアを通して、ヌーリー・マーリキーの秘密予算について、公に話が飛び交
っている。あらゆる者がマーリキーの散財について語っている。彼の同盟者アハマド・
ジャラビーは、昨年夏にマーリキーが4年間で440億ドルを使い込んだという内容の
、法的に裁いた件を取り上げようとしてやめた。またマーリキーの敵としては、イラク
・リストのメンバーで財務相の同盟者であるアハマド・マサーリーが、マーリキー率い
る法律国家のメンバー、ホサイン・ヤーセリーと、二人とも国会財政委員会委員である
ところ、バグダーディーヤ局のカメラの前で国会で最近議論された情報について話した
が、内容はマーリキーが2011年の間に70億米ドルを使い込んでおり、それは予算
に記録されていないというものだった。つまり彼は非合法にその金を使い込んだのだ。
ヤーセリーはマーリキーがその第一期中に、(ジャラビーが言うように440億ではな
いにしても)予算外に170億ドルを使い込んだことを認めた。


コラム「国民大会とアッラーウィーのダメな選択肢」

国民大会を成功させるような魔法の棒はどこにもない。イラク人民は一握りの盗賊と盗
人、腐敗者とギャングの棟梁たちで潤ったのであり、市民的な政治政党のリーダーたち
で満たされたのではない、と言われるのが正しいのである。9年以上前の占領以来、イ
ラクを血の海に溺れさせてきた者たちは、自由と豊かさをイラク人民にもたらすと法螺
を吹いてきた。サッダーム・ホセイン体制が奪い去った自由と豊かさのためではなく、
省庁や特権の地位と影響力を分け合うためだけのために、9年前から、血の水たまりは
流血の海になってきている。

今日、占領と戦争、イラク破壊の立役の一人である「イヤード・アッラーウィー」はヌ
ーリー・マーリキーの地位に目を奪われて疲れ果てているが、彼よりマーリキーがまし
だというわけではなく、もし国民大会が失敗すれば、(と言っても失敗する者の手によ
るのだが)三つの選択肢が投げかけられることになる。それは:移行政府の設置と早期
選挙の準備、国民連盟の側から新たな総理大臣の任命、(真の)国民参加政府の設置、
である。

三つ目の選択肢から見て行こう、それは面白くないジョークだ。なぜなら真の参加政府
設置は、「真の」と言われるところがアッラーウィーのブロックがマーリキーと同様に
似通った分け前を手にするだけで、国民大会は失敗を記したからだ。

二番目の選択肢はもっとおかしなものだ。国民連盟の加担者はイラク・リストに負けず
劣らず、分離が付きまとうものであるから。その時、誰がマーリキー以外の人物を候補
者にあげることができようか。

最初の選択肢はと言えば、それは殆どアッラーウィーが信じ込もうとしている嘘だとい
うことになる。早期だろうとそうでなかろうと、どんな選挙からどんな結果が生まれる
ものか、イラクの政治を腐敗で満たした同じ腐敗者の面々が出てくるだけだ。真の安全
へと向かう唯一の道は、人民の戦いを盛り上げ、安全、パン、自由の旗を掲げることだ。

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