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2009/11/20

ブッククロッシング・ジャパン e-news vol.113

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       ~ ようこそ! 本を愛する人達のコミュニティーへ ~     

      △▼△ ブッククロッシング・ジャパン e-news ▲▽▲
              http://bookcrossing.jp/

               2009.11.20 ★ vol.113               
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こんにちは! 天気も周期的に変化して、随分寒くなりましたね。
皆さん、風邪ひいてませんか?(^-^)
とうとう連日の寒さに負けて「まだ11月やのに~!!」と言いつつ、こたつを出し
てしまいました。いやぁ~、極楽、極楽。もうここから動かへん!(笑)

こたつを出すと「ぐうたら族」が増えて、ハムスターの巣の中みたいにみんな一箇
所に集まって動かなくなります。家族団らんはいいんだけど、誰かがちょっとでも
立つ気配を見せると一斉に「あれ持って来て!」「お茶入れて!」と注文の嵐。
「なんでやねん!」「どうせ今から立つんやろ?」と、これがいつもの光景です。
冬の生存競争もなかなか厳しいものがあります。いっそ冬眠したいです。(^^;)
季節も冬へまっしぐらですから体を冷やさない工夫してくださいね。(^_-)

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          ★-☆- 今週のMENU -★-☆  

  [ 1 ]  今週の新着情報
  [ 2 ] 本の福袋 ~今週の1冊~
  [ 3 ] タマとポチのポカポカ日和 ~縁側でダイアリー・クロッシング~
  [ 4 ] コラムクロッシング ~ミメイ&ムーンの出来たとこ勝負!~
  [ 5 ] 編集後記
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            【今週の新着情報】
◇◆------------------------------------------------------------------◇◆

《お知らせとイベント》 http://bookcrossing.jp/news.asp

 ◎ 「本のある風景~ゾーン編~」に写真を追加しました。
    http://bookcrossing.jp/gallery/books_gallery.html#jp_new

 ◎ 久々にラベルギャラリーに作品を追加しました!とってもかわいい!
    http://bookcrossing.jp/labelgallery.asp

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            本の福袋 ~今週の1冊~
           http://kanade08.exblog.jp/
                            by 佐倉 奏
◇◆------------------------------------------------------------------◇◆

『王妃マリー・アントワネット』 遠藤周作

上・下巻の大作です。
遠藤氏の文章は、とても柔軟でなめらかで、その中に一欠けらの氷のような厳しさ
が潜んでいます。真摯に向き合える文章です。

マリー・アントワネットという人物から、何が浮かんできますか。
「パンがないのなら、ケーキを食べたらいいじゃない。」でしょうか。

「ベルサイユのばら」で魅せた、フェルゼンとの熱烈な恋でしょうか。
後世に語り継がれる、斬首刑台にあがったときの毅然とした態度でしょうか。

私が読んだ文庫本は上下巻に分かれております。
上巻が「嵐の前」いわゆる首飾り事件まで、そして下巻が「嵐」そのもの。
世界史の教科書とベルばらでしか知識のない私にとっては、フランス革命というも
のが、どのような形で起こったのか、手に取るように理解できたのは、大きな収穫
でした。

王妃は決して時代に翻弄されただけではなく、抗い、なお時代を翻弄しようと立ち
向かった、という想像を絶する強さをも感じました。

ベルばらにて、おおまかな概要をつかんでいて、恋物語だけではない、フランス革
命の実態を知りたい方は、ぜひ!
そして遠藤文学に触れたことのないかたにもオススメです!

◆◇------------------------------------------------------------------◆◇
            【タマとポチのポカポカ日和】
          ~縁側でダイアリー・クロッシング~
◇◆------------------------------------------------------------------◇◆

企業戦士のタマちゃんへ

タマちゃん、元気ですか?
寒がりのタマちゃんは、もうすでにこたつの中で丸くなって過ごしているのかと思
いきや「24時間、戦えますか?」ってくらいの企業戦士で頑張ってるんだね。
ボクは、相変わらず脳天気な日々をのほほ~んと過ごしています。(笑)

「健康管理も仕事のうち」と言われつつ、仕事は「体を壊してまでやるものじゃな
いし、会社は責任取ってくれないよ。」なんて先輩達に言われて来て、今は後輩達
にもそう言ってます。タマちゃんもほんと体だけは大事にしてね。

仕事が好きなら自分の体力や能力やキャパを知って、そこから少しだけ自分を引き
上げられる環境に自分を持っていく。ちょっとだけ背伸びするくらいに努力するの。
でも決して必要以上に無理はしない。そうしていくうちにいつか自分の限界点が見
えてくるかもしれないし、見えなければ、そのまま頑張ってみるといい。
ただし、胃に穴が開くほど頑張らないこと。ほどほどに楽天家でいいから。(笑)

企業戦士という言葉すらもう死語のような世の中だけど、新聞に「ゆとり世代」と
名付けられた今年の新入社員を対象とした仕事に対する意識調査の結果が載ってま
した。「指示待ち人間」で責任の重い仕事を与えられると「やる気になる」より
「不安になる」らしくて、でも「自分を向上させたい」と思っているらしい。逃げ
の体勢ではないけれど、強い姿勢で困難に立ち向かって行くという感じではなさそ
うです。ドライというか、事なかれ主義というか、時代が彼らをそんなふうに育て
てしまったのかな。やっぱり親をはじめ大人達の責任が重いような気がしました。

さて、今日は、ご要望にお応えして(笑)「ネコでもわかるTwitter講座」をやって
みたいと思います。この手紙を読みながら順を追ってやってみてね。
そんなに難しくないし、簡単に説明してみるね。(^_^)v

まずは、ちょっと概要の予備知識。

◎ Twitterとは

 「What are you doing?(今、何をしてる?)」という質問に答える形で、140文字
 以内でひとりごとをつぶやく。
 
 「フォロー」といって他のユーザーを友達として登録ができ、つぶやきをチェッ
 クしたり、返事をしたりすることができる。
 
 あくまでも「ひとりごと」なので、必ずしも返事を書かなければいけないわけで
 はなく、情報を得たい人や誰かとコミュニケーションしたい人など、その使い方
 は、人それぞれでいい。ちなみにボクは、ひとりごとの垂れ流しと情報収集のた
 めに使ってます。慣れてくるとリストを作って系統立てると使いやすいよ。

じゃ、実際にやってみてね。

 1. 「Twitter」のサイトへ行く。(http://twitter.com/)

 2. 「今すぐ登録」をクリック。 

 3. 名前、ユーザー名、パスワード、メールアドレス、画像にある文字を入力して
   アカウントを作成する。

 4. 登録が完了したら「いまなにしてる?」の質問の下のボックスにとりあえず何
   かつぶやいて「投稿する」のボタンを押す。

これでTwitterデビュー完了! ねっ?カンタンでしょ?

まずは、ブッククロッシング・ジャパンのTwitterをフォローしてみて。
下のリンク先に行って「フォローする」というボタンを押せばOK!

 ◎【ブッククロッシング・ジャパン】 http://twitter.com/Bookcrossing_Jp

フォローしたら、そこにブッククロッシング・ジャパンのつぶやきが自分のつぶや
きとともにツリーになって出てきたでしょ?
誰かをフォローすると、そんな感じでフォローした人のつぶやきをすべて読むこと
ができます。

ちなみに「フォロー中」と横の方にフォローしているユーザーの画像がたくさん並
んでるでしょ? その人達は、たぶん関係者です。(笑)
各地のサポートリーダーさんもいます。探してみてね。

あとアカウントの画像を設定したり、サイトやブログにはめ込んだり、ブログ更新
情報をTwitterに飛ばしたり、便利な使い方もできるよ。
どちらもアカウント登録が必要です。良かったらチャレンジしてみてね。

 ◎【Twitter/あなたのサイトにウィジェットを貼りましょう!】
            http://twitter.com/badges/

 ◎【Twitterfeed.com】 http://twitterfeed.com/users/new

こんな感じだけど、どうかな? うまくできた?(^_-)

詳しく解説してくれているサイトを1つ紹介しておくね。

 ★【Twitterをはじめよう!】 http://www.greenspace.info/twitter/

じゃ、急に寒くなってきたので、体に気をつけて!(^_-)

                        Twitter伝道師のポチより

◆◇------------------------------------------------------------------◆◇
    コラムクロッシング ~ミメイ&ムーンの出来たとこ勝負!~

            【テーマ:「手 紙」】   
◇◆------------------------------------------------------------------◇◆

今日こそは書かなくちゃ、と、夜ふけに便箋とペンを引っ張り出した。本を送って
頂いた御礼の手紙。届いてすぐにも書くつもりが二日三日と過ぎていき、いっそ読
み終えてから送ろうかと思ったものの感想がうまくまとまらず、そのままずるずる
日にちが過ぎて。
 
昔はよく手紙を書いていたのにと、便箋を前に頬杖をつく。中学、高校の頃は、ほ
とんど毎日書いていた。学校で友人達と互いに手紙を書きあい、友人の紹介で知り
合った大阪の女の子とも文通をしていた。よくもそんなに書くことがあったものだ
と思うけれど、それも思春期なればこそ。そう、思春期といえば、思い出すのはや
はりあの手紙のこと。
 
中学2年の夏の終わり、卒業した小学校の初めてのクラス会があったのだった。受験
をして私立校に行ったあたしは皆と会うのも久しぶりで、少し背伸びしてみたかっ
たのだろう、母の服を借りて着て出かけていった。白地に青い小花模様のつるんと
しなやかなワンピース。それが功を奏したのか、物珍しかったのか、それから半月
ほど経った頃、その手紙は届いたのだった。
 
どこにでもある白い封筒だった。決して上手い字ではないけれど、縦書きで丁寧に
書かれていた。よほど力を入れて書いたのか、ボールペンの文字がめりこんで、紙
の表がでこぼこと波打っていた。真面目で口数の少ないその男の子の切れ長の大き
な目はよく憶えていた。が、さほど親しかったわけでもなく、クラス会でも言葉を
交わした覚えはない。なのに、どうして。
 
ポストから取り出したそれを、あたしは開けもしないで鞄にしまった。母に隠れて
自分の部屋でこっそり読むこともできたはずなのに、それさえもしなかった。悪い
ことをしたわけでもないのに、なぜか後ろめたいような気がしたのだった。初めて
男の子からもらった手紙は、嬉しくて、ちょっと怖かった。
 
翌日、鞄に手紙を忍ばせたまま学校に行った。昼休みに親友に打ち明けると、あと
で一緒に読んであげると彼女は言った。ふたりとも、やけに深刻ぶった顔をしなが
ら、どこかでそれを楽しんでいた。小さな秘密を抱えたまま1日の授業が終わり、あ
たし達は鞄を抱えて教室を飛び出した。コの字型の校舎に囲まれた中庭のベンチに
並んで腰かけ、白い封筒のてっぺんをハサミでそっと切りとった。
 
どこにでもある白い便箋だった。細いグレーの罫に沿って、きっちりと縦書きで書
かれていた。やけに長い手紙だった。そしてやたらに漢字が多かった。一言ずつ辞
書で調べて書いたのだろうか。中学2年には馴染みのない言葉もあって、これ何て読
むの? と、友人が聞き、あたしも分からずに首をひねり、ふたりでひそひそと笑
いあった。なんだか漢文の教科書みたい。
 
申し訳ないことに、そこに何が書かれていたのか、今となってはさっぱり思い出せ
ない。が、そのいかめしい手紙が便箋3枚にわたって綴られていたことだけは覚えて
いる。そしてその最後の一行も。

 『結婚を前庭に付き合って下さい。』

同時に読み終えた友とあたしは顔を見合わせ、目を瞬いた。前庭に? 
 
今だったら、いや、せめて高校生であったなら、ぷっと吹き出して、ふたりで笑い
転げただろう。惜しい、ここは前庭じゃなくて中庭だよ、と冗談にしてしまうこと
もできたはずだ。でも、あの時、あたし達は笑わなかった。辞書をひきながら難し
い漢字を書き並べ、その最後の最後に、たったひと文字だけ間違えていたことが、
なんだかとても哀しかった。まるで自分がミスを犯したような気さえした。友人も
あたしも何も言わずに、ただその手紙を眺めていた。校舎の向こうのグラウンドを
駆けるサッカー部の男子達の声が、近づいたり遠ざかったりするのを、しんとした
気持ちのまま聞くともなく聞いていた。
 
手書きの文字は思いを伝える。今思えば、そのことを、あの手紙に教えてもらった
ような気がする。最後の間違いは思い出すたびにくすりと笑ってしまうけれど、こ
んなにも長く記憶に残っているのは、それが正真正銘、心をこめて書かれたものだ
ったからだろう。多少の間違いがあってもいい。字が下手だって文章が上手くなく
たって構わない。心をこめて書けばそれでいい。ついていた頬杖をはずして、ペン
を握った。今夜こそ手紙が書けそうな気がする。
 
     ++++++++ ++++++++ ++++++++

ほんとに手紙が書けなくて、ああ、どうしよう、と思いつつこのコラムを書いたせ
いか、書きだしたらどんどん長くなってしまいました(笑)すみません。あたし達
(とむりやりムーンさんを同世代にしてしまう・笑)の子どもの頃は、今のように
気軽に送れるメールなどなかったから、今よりもっと手紙を書いていましたよね。
口に出して言えないことは「手紙」で伝えた。逆に言えば、口に出せないことでも
手紙には書ける、ということでもあって。きっとムーンさんにも「手紙」の思い出
があるのでは、と思って、こんなテーマにしてみました。もらった手紙、書いた手
紙。どちらになるのかな。楽しみにしています。
 
   田川ミメイ OfficialWebSite「mi:media」 http://www.mimei.info/

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               編 集 後 記
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『ココ・アヴァン・シャネル』を読んでいるんですが、改めて彼女の波瀾万丈な人
生を知るにつけ、『翼を持たずに生まれてきたのなら、翼を生やすためにどんな障
害も乗り越えなさい』『かけがえのない人間となるためには、いつも他とは違って
いなければならない。』 こんな言葉に心を揺さぶられました。

また生涯でたった1人、愛した男性がいたんですが、『羽の重さほども彼に負担を
かけたくないの』とプロポーズを断り、結局、生涯誰とも結婚することなく、その
後、その愛した男性も事故死してしまいます。そうして誰にも寄りかからず生きる
ことを選択した彼女の強さや哀しみをバネに作り出した「古い価値観にとらわれな
い女性像」がブランドポリシーであるシャネルは、今もその精神を受け継ぎ、世界
中の女性達を虜にして止まないのかも知れません。

メルマガに関するご意見、ご感想、おもしろ企画など、どんなことでも結構です。
下記アドレスまで、ぜひお寄せください。(^_-)

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       編集長 藤岡 恵理子(halfmoon@bookcrossing.jp)

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