2009/09/20
ポップス名盤セレクション Vol.20 2009/9/20
ポップス名盤セレクション Vol.20 2009/9/20 Powered by Captain Fantastic And The Brown Dirt Cowboy http://captainfantastic.seesaa.net/ こんにちは。 Captain Fantasticです。 今回紹介するのは、ザ・ビートルズ、『レット・イット・ビー(Let It Be)』(1970年)です。 ビートルズを紹介するのは今回が初めてではありません。 6ヶ月発行をしていなかったので、このメールマガジンが休刊になると、 まぐまぐから連絡があったため、初めて同じアーティストが2度目の登場となった次第です。 (他のアーティストのデータを集めてる時間がありませんでした。) また、なぜ、『レット・イット・ビー』かと言うと、 このメールマガジンが今回で最終回かも知れない・・・?という理由からです。 同名の映画の撮影が始まったのは、 1969年1月2日、ツイッケナム・フィルム・スタジオでのリハーサルからで(ここでのリハーサルは1月14日まで)、 1月21日からはセヴィル・ロウのアップル・スタジオに場所を移し、 1月31日にクランク・アップしています。 ハイライトになったのは、 言うまでもなく1月30日の屋上でのライヴ(通称:ルーフトップ・コンサート)です。 ツイッケナムでのセッションは、あくまでもリハーサルだったため、 音声用テープ・レコーダーは回していませんでした。 アップル・スタジオでは、ゲスト・プレイヤーにキーボードのビリー・プレストン、 エンジニア(プロデューサー)にグリン・ジョーンズを迎えての、 レコーディング・セッションでした。 アルバムのコンセプトは、オーヴァー・ダブを廃した「原点回帰」でした。 セッション終了後、グリン・ジョーンズ、ジョージ・マーティンが編纂にあたり、 1月28日の演奏がシングル「ゲット・バック/ドント・レット・ミー・ダウン」となり、 4月11日にシングル発売されました。 この間、『アビー・ロード』のセッションが始まるのですが、 このアルバムの収録のいくつかには、グリン・ジョーンズも関わっています。 5月28日は、アルバム『ゲット・バック(Get Back)』の1st Editionが完成します。 しかし、ビートルズの気に入らず、お蔵入りになってしまいました。 翌70年1月にジョン・レノン不在の3人のみで、 「アイ・ミー・マイン」をレコーディングしました。 映画の公開に合わせ、その曲と、「アクロス・ザ・ユニヴァース」を加えた、 グリン・ジョーンズによる『ゲット・バック』の2nd Editionが1月5日に完成しています。 ここでは前述のコンセプトに反したことになります。 ここでもまた、ビートルズからOKが出ず、お蔵入りになってしまいました。 一説によると、ジョーンズが売名行為にビートルズを利用していると、 ジョン・レノンが考えたからだとも言われています。 私は、ジョーンズ氏の仕事は決して悪かったとは思いません。 3月6日には、ジョージ・マーティン、グリン・ジョーンズ組によるシングル 「レット・イット・ビー/ユー・ノウ・マイ・ネーム」が発売されました。 ジョン・レノンとジョージ・ハリスンが連れて来たのは、 1950年代から「ウォール・オブ・サウンド(Wall Of Sounds)」で有名なプロデューサー、 フィル・スペクターでした。 フィルが始めてアップル・スタジオに入ったのは、3月23日のことでした。 彼は、比較的シンプルな曲から手をつけ、屋上ライヴから、 「アイヴ・ガッタ・フィーリング」、 「ディグ・ア・ポニー」(イントロとコーダの「All I Want Is You」をカット)、 「アイ・ミー・マイン」のコーラスを2度繰り返すリミックス、 「アクロス・ザ・ユニヴァース」のリミックスから作業を始めましたが、 なんとこの日、第3スタジオでは、 ポール・マッカートニーとトニー・クラークが、 1stソロ『McCartney』のマスター・テープのコピーのため、 ビリー・マーティンという偽名を使い、密かにアルバムの作業を行っていました。 以後、フィル・スペクターのやり方によりアルバム収録曲が、 次々にリミックスやオーヴァー・ダブが施されてされ、 曲の前後に会話がはめ込まれたりして行きました。 興味深いのは、アルバム未収録の「テディー・ボーイ」をフィルがミックスしていることです。 恐らく、映画とまったく関係ない曲のため、アルバムに収録されなかったのだと思いますが、 ポールのアルバムと重複するので、オミットした可能性も考えれます。 「ザ・ロング・アンド・ワインディング・ロード」に大袈裟なオーバー・ダヴが施されたのは、4月1日です。 そしてフィルは、翌4月2日にはすべての仕事を終えました。 アルバムは5月8日に発売されました。 ポールは自分の曲に大袈裟なアレンジを施されたことを嫌い、 ジョンとジョージは彼を高く評価し、この後もフィルとのコラボレーションは続きました。 その後、『レット・イット・ビー・・・ネイキッド』が発売されましたが、 残念ながら、ネイキッドになったど ころか、お化粧直しをされてしまっていました。 また、今回すぐに販売終了になってしまった、モノラルのボックスですが、 どうやら再発の予定があるようです。 レット・イット・ビー/ザ・ビートルズ http://captainfantastic.seesaa.net/article/128464568.html Captain Fantastic 最後までお読みいただきありがとうございました。 次回は未定です。 ┏┻━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━┓ 発行者:Captain Fantastic ブログ:Captain Fantastic And The Brown Dirt Cowboy http://captainfantastic.seesaa.net/ Copyright (c) 2009 Captain Fantastic. All rights reserved. ┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛
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