自信という宝物(2)
□自分自身(熱田善男)、いま振り返ると、小学校では勉強はできるほうでしたが、中学校と高校では、英語はきらい、国語や社会もきらい、きらい教科が多かった。
□その上に家勉は殆どしませんでした。だから成績は良くなかった。
□高1の1学期、こんな事がありました。きらいな国語のチンプンカンプンの古文でした。テストの後、生徒3人が教員室に呼ばれました。
□「君ら3人カンニングしただろう」といきなり言われました。3人とも、していないと必死に言い訳をしました。
□言い訳を一通り聞いた後、先生が3人の答案を見せながら、「3人とも×の所は同じ間違えた答えを書いている、見せ合ったに違いない」
□攻められると逃げようがありませんでした。「君ら3人は机が隣どうしじゃないか」、と言われ、とうとう白状しました。
□「今度は許すから、代わりに、夏休みに勉強をしなおして、2学期にチャンとした成績をとるようにしなさい」と。いい先生でした。
□きらい古文でしたが、やりましたよ。範囲を何度も何度もやりました。
□一つの所を10回ぐらい復習すると、何とかわかるようになるのですね。
□2学期の再チャレンジは成功でした。
□高校では、数学と物理だけは、自分の好みに合っていた上に、教え方のうまい先生に当たり、教室で聞くだけでよく分かりました。
□家勉をしなくても、成績もよかったですね。
□古文の復習で、「オレだって勉強すれば、できるんだ」という、努力に対する自信。
□数学と物理の成績が良かったので、「オレの頭もまんざらじゃない」という自信。
□この2つの自信ができたのがよかったです。
□京都の高校でした。高3の担任は女の先生で、数学の先生でした。
□この先生が、「熱田くんは、数学が出来るから京大には受かる」といって下さった。
□この先生のホメ言葉のおかげで自信を持ち、1浪はしましたが、受かったのでした。
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□「勉強もダメ、体育もダメ、ケンカもダメ」と自分で自分の評価を下げて、自信を失い、それが原因で非行に走るのだと言われています。
□先生やお母さんにおねがいしたいのは、子どもの良いところを見つけて褒めてあげてほしい、ということです。ダメはいけませんね。
□そして、絶対に子どもを差別したり、えこひいきしては、いけないのです。
□「お兄ちゃん、あんなにやっているのに、どうして、あんたにはできないの」
□「それなら、お兄ちゃんだけ子どもにすればいい。オレなんかどうせいらないのだろう」と聞くのです。
□そして、自信をなくして、捨てばちな気持ちになって非行に走るのです。


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