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2008/05/25

CarrieのFXミリオネアを夢見る日記☆ Vol.35

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            Carrieの☆FXミリオネアを夢見る日記
                http://blog.livedoor.jp/moulan/

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o○☆○o…━━━━━━━━━━━━━ 2008.05.25. vol.35   ━…o○☆○o

   Contents:
              
              1. 2桁台のインフレ率が世界の約2/3の人口を襲う?
            2. 米国のバブルの責任の一端は新興国にもある        
        3. トリシェECB総裁、金融危機はまだ終わっていない
        4.新興国情報ア・ラ・アカルト
          (1)アイスランド中銀、利下げの可能性を示唆
         (2)エスコム債権格下げの可能性あり by ムーディーズ
                  (3)シンガポール第1四半期GDPは予想以上に減速
             5.英語でファンダメンタル・アナリシス
              


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こんにちは、CarrieBBです。


先週のUSDは、原油価格の上昇と米株式相場の軟調さから、軟調に推移した週
となりました。

原油相場が連日のように、史上最高値を更新し、先週は1バレル=135ドルまで
上昇しました。

原油価格の上昇は、コスト高により企業の利益を減少させ、個人消費を弱める
可能性があります。

このような懸念から株価が下落し、ドルも下落しました。

USDは、金曜日に発表された米4月中古住宅販売件数が、予想されていた485万
件を上回る494万件だったことが唯一の明るいニュースとなりました。

ただ、同指標結果も、3月の結果からは下落していることから、米住宅産業の
落ち込みが底を打ったことを示すには至りませんでした。

また、5月26日は、米国がメモリアル・デー、英国がバンクホリデーで休場な
ことから、ポジション調整が進み、円やスイスフランなどが買い戻されやすい
状態だったことも、ドル円の重しとなりました。

米住宅産業の落ち込みが底を打っていないにも関わらず、原油相場が、135ドル
まで上昇し、インフレ・リスクに対する懸念を高めたことは、金融危機の終わ
りを遅らせているようです。

このまま上昇し、150ドルや200ドル台乗せの見通しも次第に現実味を帯びてき
ている気がしています。






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◆ (1)2桁台のインフレ率が世界の約2/3人口を襲う!?
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2桁台のインフレ率が世界全体の人口の約2/3を苦しめようとしている、という
記事が5月22日付のEconomistの記事にありました。




★☆☆ URLはこちら(↓)☆☆★



http://www.economist.com/opinion/displaystory.cfm?story_id=11409414




レーガン元米大統領は、インフレを、“路上強盗のように暴力的で、武装した
盗賊のように恐ろしく、プロの殺し屋(hit-man)のように致命的”と表現し^
たそうです。

ここ数年は、世界的にインフレ率が抑制されてきましたが、その“強盗”が獲
物を求めて再びうろつき始めている、ということのようです。

上記の記事に掲載されているイラストで、その様子をで表してます。イラスト
としては面白いですが、実際、こんな強盗に遭ったら怖いですね。よろしけ
ればご覧くださいね。

ところで、現在の世界のインフレ率は5.5%となり1999年以来最も高くなって
います。

中国、インド、インドネシア、サウジ・アラビアなどは、この1年で8%〜10%
上昇しています(発表されている統計結果よりも高い可能性指摘されています
)。

ロシアは14%以上、アルゼンチンの23%、ベネズエラは29%となっています。

このことからこの夏に、二桁のインフレ率が世界の約2/3の人口を苦しめるこ
とになる可能性がある、ということです。

現在は、原油と食料品価格の上昇がインフレ率を加速させている要因となって
いますが、記事の中でトリシェ総裁の、原油と食料品価格の上昇が期待インフ
レ率を押し上げ、期待インフレ率が賃金を押し上げるという、1970年代のよう
な賃金と物価の悪循環に陥ることを懸念する発言が紹介されています。

当時は、先進国の中央銀行は、原油価格の上昇は一時的なものと考え、金融政
策を緩和的な状態にしていました。

金融政策が緩和的なことは、原油価格が間もなく他の製品価格にも浸透するこ
とを容易にしました。

現在の世界的な政策金利の水準は1970年代以来、最も緩和的で、実質金利はネ
ガティブになっている、ということで、トリシェ総裁は、当時との類似点が多
い現在の状況を懸念している、ということです。

ただ、米国やユーロ圏などの先進国の今年の経済成長率は、潜在成長率を下回
る可能性が高く、現在の原油と食料品価格が賃金の大幅な上昇を引き起こす可
能性は低いという見方もあります。

一方で、新興国は、食料品が消費者物価指数(CPI)に占める割合が高いことか
ら、食料品価格の上昇は、CPIの加速を引き起こしやすい状態です。

また、ロシアは、この1年で賃金が30%上昇しているなど、新興国は生産能力
の限界付近で稼働していることから、賃金も上昇しやすくなっています。

このことから、CPIが高止まりすることが考えられています。






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◆ (2)米国のバブルの責任の一端は新興国にもある
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上記のEconomistの記事によりますと、新興国経済の成長は、米国の住宅と
信用バブルの責任の一端がある、とあります。

アジアの新興国や中東の原油輸出国は、大幅な経常黒字を計上するとともに、
これらの国々の通貨が上昇することを防ぐために外貨準備を拡大してきました


この外貨準備は、米国債が大きな割合を占めることから、これらの国々の外貨

準備高=米国債の保有が増加するにつれて、米国債の金利が低下し始めました


一方で、先進国は、中国などの新興国からの安価な輸入品が、国内のインフレ
率を低下させることから、政策金利を低い状態で維持することができてきまし
た。

そして、このことが、米国のバブルを膨張させた、ということです。

けれども、このバブルがはじけた現在、FRBやいくつかの先進国の中央銀行は
利下げを強いられる一方、ドルペグ制をとっている新興国は、国内の高いイン
フレ率にも関わらず、FRBの利下げに追随して利下げをして、通貨の水準が上
昇することを防ぐ必要があります。

現在の米国経済の状態を考えれば、FRBの金融政策は適正な水準だとしても、
グローバルの経済の成長率を考えると全体的に政策金利が低すぎる状態です。

このことは、新興国の需要を必要以上に高め、コモディティ価格をさらに押し
上げる可能性があります。

同時に、依然、新興国が外貨準備として保有する米国債券の金利を抑制してい
ることから、より高いリターンを求めて投資家が、債権よりもコモディティへ
の投資を専攻する傾向が強まっています。

と、いうことで、インフレ率が加速した状態は、予想以上に長い期間続きそう
な気がしています。

このことは、FRBの利上げ時期を早める可能性もあるのかなぁ、という気もし
ています。

その一方で、高いコモディティ価格は、米国企業の利益を削減し、個人消費を
弱めることから、経済減速を悪化させ、スタグフレーションの懸念もあります


いずれにしても、引き続き、原油をはじめとしたコモディティ相場には要注意
な気がしてます。





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◆ (3)トリシェECB総裁、金融危機はまだ終わっていない
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ECBのトリシェ総裁は、金融市場の混乱に食料品やコモディティ価格の上向き
の圧力が合わさり、経済成長が減速させる可能性が、依然、終わりを迎えてい
ない金融危機をさらに悪化させることが考えられる、という内容の発言をしま
した。


今週、原油価格が1バレル135ドル台乗せをしたことは、米経済成長が減速し始
めて以来、グローバル経済を支えてきたユーロ圏からの需要を減速させる可能
性がある、という見方を反映しているようです。


23日に発表されたRBSとNTCリサーチがまとめたユーロ圏5月サービス部門購買
担当者景気指数(PMI)は、50.6となり、予想平均値である51.7を下回りました


同指数は、好不況の分岐点は50が目安となります。

一方で、4月のインフレ率は3.3%となり、ECBのコンフォート・ゾーン上限で
ある2.0%を上回りました。

断続的に上昇する原油と食料品価格は、ECBとBOEの利下げを困難なものにする
一方で、消費者の手取り所得を減少させ、個人消費力を弱めます。

3月のユーロ圏の小売売上高は、インフレ調整後は前年比-1.6%となりました


ユーロ圏の過去10年のインフレ率の平均は2.1%となり、ECBのコンフォート・
ゾーンをわずかに上回る程度でした。

ECBは、政策金利を6月以来4.0%の水準で維持し、一時は今年の9月までには利
下げがあると予想されていましたが、原油価格が上昇し続けていることから、
ECBが年内政策金利を据え置くという見方が強まっています。





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◆ (5) 新興国情報ア・ラ・カルト
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♪★☆♪(1)アイスランド中銀、利下げの可能性を示唆♪★☆♪



22日、アイスランド中銀は、政策金利を現行の15.5%で据え置くことを決定し
ました。


同中銀は、ISKの下落で、4月に11.3%まで加速したインフレ率を抑制するため
に、今年、アイスランド中銀は2回利上げを行い、政策金利を合計で1.75%引
き上げました。

前回のメルマガでも書きましたように、5月16日には、北欧3カ国の中銀とアイ
スランド中銀ののスワップ合意に基づき15億EURの緊急融資を行うことで合意

したことで、ISKの値動きが安定してきました。

このため、声明文で、家計と企業のバランスシートは、ディスインフレーショ
ンが定着することよりも重要な事項となることから、インフレ率の鈍化が確か
なものになるまでに、金融政策を緩和する可能性がある、と述べ、利下げの可
能性を示唆しました。





★☆☆ 詳細は、5月23日の記事をご覧ください(↓)☆☆★



http://carriebb.blog25.fc2.com/blog-entry-344.html




♪★☆♪(2)エスコム債権格下げの可能性あり by ムーディーズ♪★☆♪




ムーディーズは、南アの国営電力会社であるエスコムの債権格付けを、数段階
引き下げる可能性があることを明らかにしました。

エスコムが、発電施設拡大と石炭などの原材料価格上昇たのために、次の11ヵ
月で電気料金を2倍にすることを申請しています。

6月6日、南アのエネルギー管理局は、電気料金の引き上げを要求が承認するか
否かを決定することになっていますが、エスコムの要求どおりに電気料金を引
き上げられない可能性が強いことを、ムーディーズは懸念しています。

エスコムは、発電施設拡大のための資金の半分を債権発行によって調達しよう
としていたことから、ムーディーズが同社の債権を数段階格下げした場合は、
資金繰り難に陥ることが予想されます。

そうなると、現在、電力使用量を制限されている鉱山会社やその他の企業の生
産高にも影響を与え、南ア経済全体も減速することが考えられます。




★☆☆ 詳細は、5月21日の記事をご覧ください(↓)☆☆★



http://carriebb.blog25.fc2.com/blog-entry-339.html





♪★☆♪(3)シンガポール第1四半期GDPは予想以上に減速♪★☆♪




第1四半期のシンガポール経済は、速報値の前期比+7.2%から減速した同+6.7
%となりました。

グローバルに需要が弱まり、インフレ率が加速する中、経済成長率は今後数カ
月で減速するという懸念を強めました。

アジア諸国は、その他の国々に比べて輸出への依存度が約2倍になり、総輸出

高の60%は、米国、欧州、日本への輸出が占めます。

米国からの需要が弱まり、続いて欧州や日本などからの需要が弱まりつつある
中、シンガポールだけではなく、28日にGDPを発表するマレーシア、29日に発
表するフィリピンなどのアジア諸国全般的に経済成長率の減速が予想されてい
ます。



★☆☆ 詳細は、5月23日の記事をご覧ください(↓)☆☆★




http://carriebb.blog25.fc2.com/blog-entry-345.html




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◆ (6) 英語でファンダメンタル・アナリシス゜・*:.。.:*・゜・
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23日(金)の中古住宅販売件数は、予想を上回ったものの、3月から下落した
結果となりました。

このことは、住宅産業が、依然、底を打っていないことを示しました。

NYタイムズに、関連記事がありました。



★☆☆ URLはこちら(↓)☆☆★


http://www.nytimes.com/2008/05/24/business/24econ.html?




★☆☆ 冒頭文はこちら(↓)☆☆★



Stocks took a dive on Friday after a report confirmed fears 
that the housing slump, which has weighed on nearly every corner of the nation’s economy, was nowhere near its end.



report:調査報告(この場合中古住宅販売件数の結果発表)
fear:懸念、恐れ
confirm:確認する、裏付ける
take a dive:急落



●○● 訳例 ●○●

金曜日に中古住宅販売件数の結果が、米国経済のほとんどすべての部門を圧迫
している米住宅産業の落ち込みの終わりが近くないことを裏付けた後、株価は
急落しました。



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最後まで読んでくださってありがとうございました。

良い連休をお過ごしください♪




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■ 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/

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