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小さい頃から人を教えることが好きだった僕は、高校の数学の先生になった。加えて人前で話すことが好きな僕にとって、授業は、かけがえのないものだった。それだけに心底没頭した。しかし訳あって退職。その授業の思い出を全て書いてみようと思います。

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2008/01/29

『何と言っても言葉が大切』

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* *☆☆***☆☆***☆☆**☆☆***☆☆**2008年1月29日発行【No.019】**☆☆***☆☆**

    〓授業は俺の命や〓  僕はこんな授業をしてきた

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    【 タイトル 】

    『何と言っても言葉が大切』

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 授業というものから言葉を取ると、どうやっても、どう考えても
 授業は成り立たないと思うんです。

 短時間なら何とかなっても、年間を通じて継続して授業をするのは
 どうやっても無理ですね。

 そうすると授業というもののほとんどが、言葉で成り立っていると思います。

 けれども言葉というものは形のないもので、それだけに思いがけなく
 失言してみたり、思いもかけないことを言ってしまったりするものです。

 また後で生徒に「先生あの時○○○って言ったやろ。」と指摘されても
 ほとんど記憶に残ってなかったりします。

 けれども生徒への影響を考えると、もっと生徒に接するとき
 言葉を大切にしなければならないんだと思います。

 色んな場面、色んな生徒に対する言葉の引き出しを
 たくさん持っていなければならないんだと思います。

 私が実践していたのは、事前に授業のシナリオを書いてみるということです。

 教材研究や指導案など授業計画は大切だと、よく言われますが
 私はこのシナリオを書いてみるということを、是非お勧めしたいのです。

 まず、教室へ入っていくところから想像します。
 授業はじめの第一声は何と言おうか、これだけでも色んな場面を想定してしまいます。

 時間帯、学年、クラス、季節、それだけ考えても、いくつかの場面が
 想定できるんではないでしょうか。

 第一声が決まると意外と、次の言葉が出てくるものです。

 そして実際の授業の展開へと進んでいきます。
 
 今日一番伝えたい授業の内容も、いつも使っている言葉でしゃべるように
 シナリオのセリフを書いてみます。

 それから生徒への質問も想定します。

 これは相手がいることですから、その答えまで想定しなければなりません。

 そうすると生徒個々の理解度、性格まで把握していないと、返ってくる答えを
 思い浮かべられないものです。

 こんなことを考えながら、その日の授業のシナリオを作ってみると
 たった1時間でも、2〜3時間分の場面を想像しなければなりません。

 けれども実際の授業は、この通り行くとは限りません。
 けれども段々と、シナリオと実際の授業が一致してきます。

 そしてこのシナリオ作りは、授業の後の反省にも役立ちます。

 その日の授業で、思い通りいった場面、逆にそうはいかなかった場面が
 シナリオを事前に準備することによって、具体的に頭の中に残っているものなんです。

 ですからうまくいった言葉は、そのまま引き出しに貯めていけばいいし
 そうじゃない言葉は改良を加えて、また次の授業で使ってみる。

 このくせをつけると、起きている間中、言葉と言うものに敏感になります。

 例えばバラエティ番組を見ているときでも、番組のなかで、お笑い芸人が使った
 何気ない言葉が「あ、これ授業で使えるなぁ。」とヒントになったりします。

 早速明日の授業のシナリオ、台本を作ってみてはいかがですか?

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 授業は俺の命や〜僕はこんな授業をしてきた〜
   発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/
   配信中止はこちら http://www.mag2.com/m/0000247100.html
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