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[週刊継続達人物語]この物語は、キャリアウーマンの佐藤 恵子が七晩の夢の中で魔法使いユーリアス(メンター)から、物事を継続していくノウハウとスキルを伝授してもらい、継続の達人に成長していくお話です。

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2009/04/06

七睡の夢で豊かな人生に 番外編 No29 フェアプレイ

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                              2009,04,06

    七睡の夢があなたの人生を豊かに変えてしまう      Vol.79

    (番外編)
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■	番外編〔第29〕 フェアプレイ

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   No29 フェアプレイ

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七睡の夢、三部作について

七睡の夢は、三部作となっています。

第一作:「七睡の夢で名コーチに」
第二作:「七睡の夢で豊かな人生を」
第三作:「七睡の夢で継続の達人に」

人が本当の幸せを得て、成功していく根本は第二作にあります。
よい心で、みんなが幸せになる目標を持つ。

その目標を達成するためには、周りの人の協力が必要になります。
自分ひとりで出来ることには、限りがあり、多くの方たちとの
協業によって物事が成し遂げられてきます。

周りの人と融和し、お互いを理解する上で、コミュニケーションスキルが
とても重要になってきます。
コミュニケーションスキルの代表として、コーチングをあげました。

よい目標をもち、周りの人と和合していく、
これにより、目標実現の基盤が出来上がります。

残りは、それを継続していくことです。
ひとつひとつを着実に実行し、継続していくことにより
目標達成につながります。

3部作がすべて終わりましたので、書ききれなかったことや
いままでのノウハウを使用した具体例を挙げていきます

それでは、それを見てみましょう。

登場人物は、ユーリアスを中心に恵子・雄介・翔太が絡んできます。

ユーリアス(魔法使い):メンターであり、不思議な本を購入する
ことから、夢の中に現れいろいろなノウハウ・スキルを説き、その実践を指導
することになります。
時に厳しく、時にユーモアを交えて分かりやすく相手の心に語りかけて
いきます。その内容は単なるスキルにとどまらず、相手の人生においても
大きな影響を及ぼしていきます。

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先週は「楽な道と厳しい道」でした。
世間の言葉にも、「若いうちの苦労は買ってでもしろ」
というものがありますが、若い可能性のある柔軟な時期に
たくさん鍛えることが後の人生によいようです。

さて、今週は、
「フェアプレイ」です。

それでは、その内容を見ていきましょう。


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29、フェアプレイ


「山本、何をそんなに怒っているんだ」
翔太は隣の課の後輩にあたる山本に声を掛けた。


それは、山本がいつになく、周りにあたりちらし憤慨していたからだ。


「翔太先輩聞いてくださいよ。

相川のヤツが、3月25日までに提案レポートを作成すると
言っていたのに、4月なっても出来ていなくて、
課長には叱られるし、取引先からは契約はなしにするかもと
言われて、本当に困っているんですよ。」


「そうか、あの相川のやつか。
おれが今度、とっちめてやるよ。」


「ありがとうございます。
よろしく、お願いします。」
と山本は頭を下げていた。


翔太は山本とは気が合って、よく飲みにも行ったし、
まーかわいがっている後輩でもあった。
方や、相川の方は付き合いが悪く、それだけに
印象も悪かった。


その夜は、同期の仲間と飲みに行って、
その席で相川の非道を上げ連ねた。


その翌日のこと、

「リーン」と電話がなり、受話器を取ると、
「翔太さん、何も分からないで勝手なこと言わないでください。
ガチヤ−ン」

と相川から、いきなり抗議の刃だった。


「なんだ、あのやろー
いきなり 切れちゃって。
社会人としてなってないな。」
と独り言をいっていると、


相川の課の先輩がやってきて。
「翔太、事実をしっかり確かめろよな。」
とひと言行って、行ってしまった。


なんだ、みんな。
おれのどこが悪いっていうの。

約束守らない相川が悪いんであって、
なんで、おれに難癖つけてくるのか。

面白くなくて、その日も夜中まで飲んで
そのままベッドに入ってしまった。



「翔太、飲みすぎは体によくないぞ」


「え、ユーリアスですか。
今日は、やけにやさしいですね。」


「いつも、いつもいやみを言っているのではない。
慈悲のこころを持たんとな。」
とユーリアスは自分に言い聞かせるようにいった。


「えー、俺にやさしい言葉をかけるのに、
そんなたいそうな慈悲のこころが必要になるんですか?」
翔太はちょっとむっとしながら応じた。


「そうだ。お前があわれでならない。
物事の道理、正しき姿というものがつかめないでいる。
だから、色々なところで摩擦を起こす。」


「それは、」
と言いかけて、翔太は確かにこの頃、人とぶつかって
ばかりいる。それは認識していた。

「じゃ、どうやれば、摩擦を起こさないんですか?」



「それは、公平に物事をみることだ。
えこひいきしない。バランス感覚を持つことだ。


具体的には、例えば、事件があったとしよう。
AB二人の当事者がいた場合、
Aという当事者だけから、話を聞いてそれを鵜呑みにしては
正しい判断はできない。

Bという当事者からも話しを聞くことにより、
全体の状況を把握することができる。
Bから聞くと、Aから聞いた話と違う部分が出てくる。
そこから真実に迫っていくことだ。

両方から話を聞くことにより、正しい姿に近づくことができる。
片方だけでは、偏ってしまう。

これは、ひとりに人間を見るときも同じだ。
その人の欠点や失敗をみてしまうと、
その人間はどうしようもないやつだとレッテルを貼ってしまう。

しかし、それはその人間の一面でしかない。
その人の光る面、得意なことにも目を向けてあげることだ。

Aという人間は確かによくない面もあるが、こうしたところは
すばらしい。と評価することができる。

それが、公平というものだ。
多面的に物事をみていくことだ。

そのように、継続して対応していくことによって、

『翔太さんはフェアな人だ』
と多くの人から信頼され、慕われる人間となっていくことができる。」
とユーリアスは噛んで含めるように話した。


「確かに、俺は山本の話しか聞いていませんでしたよ。
何でもパッパと決めないといられないたちなんで。
でも、言われることは分かりますよ。」
と翔太は少し神妙に答えた。



翌日、思い切って相川に事の真相を聞いてみた。

「確かに、3月25日までにレポートを作成すると
山本に約束しました。

でもそれは、3月20日までに市場調査課からの分析結果が
くればという条件つきで、そのとき山本は、自分から督促するから
任せておけといっていたんです。

でも、忘れてしまったらしく、分析結果が来たのが、25日過ぎで
それから、作り始めたので、4月になってしまったんです。」


「そうか、俺は山本だけの話しか聞かなかった。
俺が悪かった。すまん」
と翔太は潔く謝った。


「いいですよ。翔太先輩。
分かってくれればいいですから。」


「そうか、これからは気をつけるからな」


その後、翔太は当事者が複数いるときは、
全員から話をきかないかぎり、拙速に判断しないようにした



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 【編集後記】(筆者より)


今日は、「フェアプレイ」でした。
スポーツの世界だけでなく、日常の世界においても
えこひいきのないフェアな行動は大切なものです。

その場はやり過ごせたとしても、フェアでなければ、
長いスパンで見ていくと、大切なときに人の協力を得られないなど、
結局よい状態にはなりません。


それでは、また来週よろしくお願いします。

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 発行者   : 七睡の夢 推進プロジェクトナビゲーター
                     みやがわ きよたか
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