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[週刊継続達人物語]この物語は、キャリアウーマンの佐藤 恵子が七晩の夢の中で魔法使いユーリアス(メンター)から、物事を継続していくノウハウとスキルを伝授してもらい、継続の達人に成長していくお話です。

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2009/03/30

七睡の夢で豊かな人生に 番外編 No28 楽な道と厳しい道

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                              2009,03,30

    七睡の夢があなたの人生を豊かに変えてしまう      Vol.78

    (番外編)
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■	番外編〔第28〕 楽な道と厳しい道

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   No28 楽な道と厳しい道

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七睡の夢、三部作について

七睡の夢は、三部作となっています。

第一作:「七睡の夢で名コーチに」
第二作:「七睡の夢で豊かな人生を」
第三作:「七睡の夢で継続の達人に」

人が本当の幸せを得て、成功していく根本は第二作にあります。
よい心で、みんなが幸せになる目標を持つ。

その目標を達成するためには、周りの人の協力が必要になります。
自分ひとりで出来ることには、限りがあり、多くの方たちとの
協業によって物事が成し遂げられてきます。

周りの人と融和し、お互いを理解する上で、コミュニケーションスキルが
とても重要になってきます。
コミュニケーションスキルの代表として、コーチングをあげました。

よい目標をもち、周りの人と和合していく、
これにより、目標実現の基盤が出来上がります。

残りは、それを継続していくことです。
ひとつひとつを着実に実行し、継続していくことにより
目標達成につながります。

3部作がすべて終わりましたので、書ききれなかったことや
いままでのノウハウを使用した具体例を挙げていきます

それでは、それを見てみましょう。

登場人物は、ユーリアスを中心に恵子・雄介・翔太が絡んできます。

ユーリアス(魔法使い):メンターであり、不思議な本を購入する
ことから、夢の中に現れいろいろなノウハウ・スキルを説き、その実践を指導
することになります。
時に厳しく、時にユーモアを交えて分かりやすく相手の心に語りかけて
いきます。その内容は単なるスキルにとどまらず、相手の人生においても
大きな影響を及ぼしていきます。

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先週は「足らない病」でした。
人間は常に何かを追い求めていて、それが進歩・発展にも
つながっています。

ただ、それが物質的なものだけに偏ってしまったり、
バランスを欠いたものになると、足らない病になって
しまうかもしれません。


さて、今週は、
「楽な道と厳しい道」です。

それでは、その内容を見ていきましょう。


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28、楽な道と厳しい道



翔太はこのごろ、易きに流れていた。

会社の給料が変わらないのであれば、
大変な仕事をするより、楽な方がいい。

その方がコストパフォーマンスも高いといえる
と変な理屈をつけて、骨の折れる業務は
なるべくさけるようにしていた。


それは、こんな様子だった。

「翔太、鈴木代理店の提案書
作成してくれるか?」


「課長、鈴木代理店は、清水の担当ですよ。
清水に言ってください。」


「そうか、清水が外出していたので、
頼もうかと思ったが、まーいいよ。
メールで指示しとくわ。」


翔太は、こころの中で余計なことを頼まれなくて
良かったと安堵していた。


さらに
「翔太、今度新しい販売支援のプロジェクトが
出来るんだが、お前が参加することになった。」


「え、俺ですか。無理っすよ。
次長も知っているように、今度手のかかる
田代代理店を担当することになったんです。

もう手一杯で、他のことに時間を回せる余裕は
ありません。
だれか、他の人をアサインしてください。」


「新しいノウハウやスキルを開拓するものなんだが、
そんなに忙しいなら、お前でなくていい。
別の者を考えるよ。」



そんな時、大学の同窓会があった。

久しぶりに仲間と顔を合わせたが、
人だかりが出来ていた。


「おー中西、どうしたんだ。」


「翔太か。いや山田がMBAを取得して
今度NY本社に赴任することになったんで、
みんなでお祝いしてるんだよ。」


え、あの山田が。

勉強も出来ないし、運動も苦手な山田が。
翔太は、いつも山田のことをバカにしていた。

その山田がMBA? NYに転勤?

信じられない出来事だった。

その夜は、悪酔いするほど酒を飲んで寝てしまった。



「翔太、苦い酒じゃの。
酒ではそのなんともいえないイヤな気持ちを
消し去ることはできぬ。」


「また、ユーリアスですか?
いいじゃ、ないですか。

他人は他人、自分は自分、
俺がどのような道に進もうが俺の責任ですよね。」


「そう、自暴自棄になるな。
ものにはすべて原因がある。

逆にいえば、その原因を帰れば、自ずと結果も
変わってくる。」


「じゃ、山田はNYに栄転で、
なぜ、おれは評価されないんですか?
教えてくださいよ。」


「翔太は、夢の中でも酔っているようで
絡んでくるな。
まーよい。
その理由は簡単だ。

楽な道を選びすぎるからじゃ。」


「楽な道って何ですか?
俺だって、一生懸命働いていますよ。」


「そうかな、自分の担当以外の仕事はしない。
新規のプロジェクトもなんだかんだ言って断る。
常に、楽な方楽な方を選んでいるではないか。

いいか、翔太よ。
楽な道と厳しい道があったら厳しい道を選ぶのじゃ。」


「え、なんで、好きこのんで、厳しい道を選ばなきゃならんですか。
自分が大変になるだけですよ」


「分からんやつじゃのー
いいか、よく考えてみろ。

楽な道を行くとどうなる。
何も苦労はない。のんびりと好きなことしていられる。
緊張感もない。好きなだけ酒を飲んで時間も自由に使える。」


「えー、それでいいじゃないですか。
何か問題があるんですか。」
と翔太が頷き顔で聞いてきた。


「まー、話は最後まで聞くことだ。

次に厳しい道を行くとどうなる。
今の自分の力・能力・器では解決できない問題が
やってくる。

それを乗り越える為には、自分を変えざるおえなくなる。
自分のスキルや能力を磨く為に、学習したり訓練を受けたりする。

自分の人格を高める為に、自分を見返ったり、良書の熟読を
行ったりする。


こうして、今までの自分に出来なかったことが出来るようになる。
こうした姿勢と努力を継続することにより、
自分のスキルが向上し、人間の幅が格段に大きくなる。

翔太よ、想像してみろ。

楽なことばかりしているのと、厳しい状況を通して自分を変革・向上
させていくのでは、10年経ったときにどれほど大きな差を
生み出しているか。
それは、複利のように年々大きな差となって現れてくる。

それが、お前と山田の姿じゃ。」


その言葉に翔太は何も言えなかった。


「今からでも、遅くはない。
全てのことは、血となり肉となり
人生の糧となっていくのじゃよ。
わかったな、翔太。」


しおれながらも、何かを会得したような
翔太であった。




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 【編集後記】(筆者より)


今日は、「楽な道と厳しい道」でした。
人間は、変化を嫌い、易きに流れやすい性質を
もっています。

その人間を無理やり、変化・向上させるには、
厳しい環境しかないのかもしれません。
あえて、そうした環境に自分を押し込めるのも
ひとつの方法です。


それでは、また来週よろしくお願いします。


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 発行者   : 七睡の夢 推進プロジェクトナビゲーター
                     みやがわ きよたか
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