2008/11/24
七睡の夢で豊かな人生に 番外編 No11 転石、コケをも生ぜず
★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★ 2008,11,24 七睡の夢があなたの人生を豊かに変えてしまう Vol.63 (番外編) ★☆★━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━★☆★ ■ 番外編〔第11〕 転石、コケをも生ぜず ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ No11 転石、コケをも生ぜず ∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 七睡の夢、三部作について 七睡の夢は、三部作となっています。 第一作:「七睡の夢で名コーチに」 第二作:「七睡の夢で豊かな人生を」 第三作:「七睡の夢で継続の達人に」 人が本当の幸せを得て、成功していく根本は第二作にあります。 よい心で、みんなが幸せになる目標を持つ。 その目標を達成するためには、周りの人の協力が必要になります。 自分ひとりで出来ることには、限りがあり、多くの方たちとの 協業によって物事が成し遂げられてきます。 周りの人と融和し、お互いを理解する上で、コミュニケーションスキルが とても重要になってきます。 コミュニケーションスキルの代表として、コーチングをあげました。 よい目標をもち、周りの人と和合していく、 これにより、目標実現の基盤が出来上がります。 残りは、それを継続していくことです。 ひとつひとつを着実に実行し、継続していくことにより 目標達成につながります。 3部作がすべて終わりましたので、書ききれなかったことや いままでのノウハウを使用した具体例を挙げていきます それでは、それを見てみましょう。 登場人物は、ユーリアスを中心に恵子・雄介・翔太が絡んできます。 ユーリアス(魔法使い):メンターであり、不思議な本を購入する ことから、夢の中に現れいろいろなノウハウ・スキルを説き、その実践を指導 することになります。 時に厳しく、時にユーモアを交えて分かりやすく相手の心に語りかけて いきます。その内容は単なるスキルにとどまらず、相手の人生においても 大きな影響を及ぼしていきます。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 先週は 「モデリングとフィードバック」でした。 何にでも、お手本となるものが必要になります。 無から有を創造するのは大変ですが、 今あるものをうまく組み合わせていくことにより、 斬新なものもできてくるのではないでしょうか。 さて、今週は、豊かな人生の 「転石、コケをも生ぜず」です。 それでは、その内容を見ていきましょう。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 11、転石、コケをも生ぜず 「また、転職の時期かな」 と翔太は独り言をつぶやいた。 今の会社を辞めれば、今度で4度目の 転職となる。 いつも、まわりとぶつかったり、 自分の力を出し切れないと感じて、 新天地を求めてみたが、結果は同じだった。 でも、このままとどまる気にもなれなかった その日の夕方、上司とぶつかった。 「もう、いいですよ。 こんな会社、辞めてやりますよ。」 と捨て台詞を言って会社を後にした。 いつもの飲み屋でやけ酒飲んでそのまま寝てしまった。 「おう、翔太。 解雇、おめでとう」 とユーリアスが現れた。 「え?何が解雇なの。 とんでもないよ、こっちから やめてやったんだよ。」 「そうか、やめられて うれしいか?」 「やなこと聞きますね。 うれしいわけないでしょ。」 と翔太ははき捨てるように言った。 「でも、いやな会社を辞められるわけだから ハッピーなじゃないの。」 「イヤな上司や同僚であって、 別に会社がいやなわけではないですよ。」 「そうか、ところで翔太よ 『転石、こけをも生ぜず』ということわざを 知っておるか?」 「また、ことわざですか。 今度のは知っていますよ。 転がる石は、こけなどつかないから いつも新鮮、きれいということでしょ。 まー、俺みたいにたくさん転職している 人間にも言えることかなー」 と少し自慢げに翔太は答えた。 「やはり、そうゆう風にしか 理解していないのか。 本来の意味は全く逆だよ。」 「え!、逆の意味があるんですか?」 「そうだ。 本来は、こけというものの考え方が違う。 こけは、趣きがあり重厚で、年月を経た 風情や豊かさというものを表している。 日本でも、『苔生す』といって、京都のお寺など 歴史に残るようなものともなっている。 いいか、転がる石にはこうした苔がつかない。 つまり、転職ばかりしているような人間には 豊かさ、富というものがつかないということだ。」 「う〜ん、おれのことですか。 苔なんか生えなくていいですよ。」 「苔は生えなくてもいいかもしれないが、 貯金も何もないのだろう。」 「・・・・・」 翔太は何も言えなかった。 「そのように、豊かさというものが 身につかない。 潜在意識の協力も得られない。 それでは、どこに行っても うまくいくはずがない。」 「俺だけが悪いわけじゃないですよ。」 「自己を弁護しても、何も変わりはしない。 自分の人生を変えてみたいとは思わないのか。」 「それは、勿論変えたいですよ。」 「それなら、私の言うとおりにすることだ。」 とユーリアスは厳かに言った。 「え?また難しいことは出来ないですよ。」 「大丈夫だ。 翔太にもできる簡単なことだ。」 「そうですか。 それなら、それは何ですか?」 「いたって簡単だよ。 一日に10回以上、『ありがとう』と 表現することだ。」 「10回、ありがとうって言えばいいの。 それなら、出来そうだね。」 「言葉でいうのもいいが、 メールとか手紙の方がさらにいい。 メールは相手の都合を邪魔しないし、 読むことにより、深く入っていく。 これが、手書きの手紙ならば、さらによい。 相手はうれしいものだ。」 「手書きまで出来るかどうか分からないけど、 とにかく、『ありがとう』ってメールしたり 言ってみるよ。 それで、人生が変わるんならね。」 「そうだ。愚直に実行することだ。」 翔太は、上司に捨て台詞をいってしまっていたが、 次の日も出社した。 似たようなことは前にも発言していたので、 上司も無視していた。 そして、とにかく 『ありがとう』って、少しでも何かしてくれた人に 言ってみた。 トイレ掃除をしているおばさんに 「きれいになったね、ありがとう」 と言うと、 「そう、言ってもらえると うれしいですね。」 と返事がきた。 なんかいい気分であった。 メールでも、必ずといっていいほど 「忙しいところ、本当にありがとうございました。」 などの感謝のことばを付け加えるようにした。 そのようにして、3カ月ほどたつと 毎日、気持ちがよく 周りのみんながすごく協力してくれるようになった。 何か、周りの世界が少し変わってきたような気がした。 ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━ 【編集後記】(筆者より) 「ありがとう」っていいことばですね。 言われてうれしいし、言ったほうもうれしいし。 これに、「すみません」が言えるようになると さらに進歩したことになります。 自分の非を認められるようになるということは、 それだけ、大きな人間になったということです。 でも、まずは「ありがとう」ですね。 さて、来週は、コミュニケーションスキルのお話です。 それでは、また来週よろしくお願いします。 ------------------------------------------------------------------- 七睡の夢について、ご意見、ご希望等ありましたら 是非メールを送ってください。 みなさんの要望も取り入れてメルマガを作っていきたいと思います。 お友達に紹介してくださるととてもうれしいです。 よろしく、お願いします。 メールはこちらへ km2942@sea.plala.or.jp 登録はこちら http://www.mag2.com/m/0000247066.html ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… 発行者 : 七睡の夢 推進プロジェクトナビゲーター みやがわ きよたか ---------------------------------------------------------------------- 七睡の夢があなたの人生を豊かに変えてしまう 発行システム:『まぐまぐ!』 http://www.mag2.com/ 配信中止・購読はこちら http://www.mag2.com/m/0000247066.html ---------------------------------------------------------------------- ……━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━…… (c)2007- K.Miyagawa All Rights Reserved.


