サッカー キックの蹴り方・練習方法 徹底解説

サッカーのキックについて1つ1つ徹底的に解説します。現在の日本では、キックの蹴り方について深く掘り下げて解説されている本・レッスンDVD・ホームページは1つもないといった現状で、キック理論や効果的な練習方法を細かく徹底的に解説していきます。

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2007/09/12

インステップキックは、足のどの部分で蹴る?

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こんにちは キック研究家の 笠松たけし です。

タイトルの通り、今回は、「インステップキックは足のどの部分で蹴るのか?」ということについて解説したいと思います。

一般的によく言われているのは、「甲の一番高くなっている部分」

さて、これで疑問は簡単に解決!・・・したでしょうか?



確かに足の甲の一番高くなっている部分は、盛り上がっていて、硬いです。

この部分でボールの芯をミートすれば、当然ボールに100%の力が伝わり、強いインステップキックが蹴れるでしょう。

しかし、実際にやってみた人はわかると思いますが、サッカーシューズを履いて、
「甲の一番高くなっている部分」でボールを蹴ることは物理的に不可能です。

足首を真っ直ぐに伸ばした状態で、止まっているボールに足を合わせてみるとわかりますが、
よほど足の小さい人じゃない限り、「甲の一番高くなっている部分」とボールの芯は合いません。

つま先が地面に当たってしまい、「甲の一番高くなっている部分」よりも少しつま先よりの部分がボールの中心に当たります。

この状況で、ボールを蹴ると、当然「甲の一番高くなっている部分」は、
ボールの中心には当たりませんし、
どんなに練習しても、ボールを真芯で捕らえることはできません。

逆に、浮き玉をインステップで蹴る場合、簡単にボールを芯で捕らえることができると思います。

つま先が地面にぶつかることがないので、「甲の一番高くなっている部分」と「ボールの芯」を簡単に合わせることができるのですね。
(もちろん技術的にそれも難しいと感じる方もいると思いますが・・)

フカフカの天然芝のグランドでインステップが蹴りやすいというのも、同じ理由から来るものです。

では地面に転がっているボールをインステップで確実にミートするにはどうすれば良いのでしょうか?




私が研究した結果、この解決方法は2通りあります。



1.甲の一番高くなっている部分ではなく、その少しつま先寄りの部分でミートする。

この場合、本当の意味で100%ミートしたという感じはしませんが、それでもかなり良いインステップキックを蹴ることができます。
おそらくボールのスピードは甲の高くなった部分で蹴る場合とそれほど変わりません。ボールの重さが軽い弾になるでしょう。



2.蹴り足を斜めに寝かせる。

蹴り足が真っ直ぐの状態では、甲の一番高い位置でボールをミートすることができませんが、
蹴り足を少し外側に斜めに寝かせることによって、甲の一番高い位置でボールをミートすることができます。
ただし、寝かせすぎるとインフロントキックに近くなってしまうので、若干横に寝かせるイメージですね。

私の場合は、この両方を少しずつ織り交ぜているようなイメージで蹴っています。


もちろん大前提として、つま先が地面スレスレを通過するように蹴る。これが重要です。


インステップキックを蹴った後は、地面にわずかにつま先がかすれた痕がついています。
インステップを上手に蹴れる人は、ミリ単位で蹴り足の通過地点が調整されているのです。


ただし、少しでも蹴り足が地面に対して深く入り過ぎてしまうと、当然地面を蹴ってしまいます。
私も練習していた当時には、何度も地面を蹴って捻挫してしまい、それで大きな大会の出場を逃したこともあります。

蹴り足の高さを調整しながら蹴る場合は、必ずバンテージを足首に巻いて練習してください。そして、100%の力では蹴らないこと。

捻挫は、サッカー選手としての怪我としては、非常に重い症状です。

テーピングして試合に出たとしても、捻挫している足では、足首が固定されているため、インサイドキックとトーキックしか蹴れません。

怪我の原因の80%は、自己管理が甘い自分に原因があるということを頭に入れて練習しましょう。

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