都会育ちの田舎暮らし  RSSを登録する

東京都目黒区で生まれ育つも、高知県の山奥に移住した30歳男の日刊エッセイメルマガ。テーマは日常のこと・経済・哲学・時事問題・有機無農薬農業・田舎暮らし・ネットビジネス・ヤフオク・マーケティング・株・FX・映画・読書・自動車・恋愛・結婚・パソコン・副業・副収入・情報起業・投資・不動産・ゴルフ・野球・サッカー・競馬・パチンコ・ギャンブル・英語・中国語・フランス語・韓国語・ドイツ語・スピリチュアル・宇宙人など、適当に幅広く(一部嘘あり)。相互紹介歓迎。08年まぐまぐ大賞ニュース情報源3位受賞。

最新号をメルマガでお届けします    
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。
2009/10/31

◆[都会育ち] 781:書評・木を植えよ!

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
Daily Mail Magazine ―――都会育ちの田舎暮らし―――  Written by N.Kato
────────────────────────────────────
              ★はじめての方は⇒ http://www.katonodoka.com
────────────────────────────────────
 
 パソコンで収入を得たいと考えているならば・・・
 今、日本でこの人の右に出る人はいないと思います。
 
 川島和正さん。僕と同い年の30歳ながら、パソコン一つで、
 月収1000万円以上を稼ぎ出している起業家です。
 
 その内容は、難しいことは何一つありません。
 誰でも理解できる、単純なビジネスです。問題は、実行するか否か。
 
 パソコンで稼ぎたい方は、ぜひ川島さんのノウハウを学ぶことをお勧めします。
 ⇒ http://www.1mgkk.com/m/401731/highknowledge.html
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


     ∧∧       『書評:木を植えよ!』
~〈⌒⌒( - -) 
------------------------------------------------------------------------
 第781号 平成21年10月31日(土)配信   発行部数4708部
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 
 毎週土曜日は、各種おすすめ本を紹介する書評の日。
 
 今日紹介する本は、宮脇昭著『木を植えよ!』です。
 ⇒ http://tinyurl.com/ygdsm8c
 
 
 本書は、「森の役割」から「森の作り方」までを扱った、
 徹頭徹尾「森」に関する本なのですが。
 
 まず「森」と一口にいっても、いろいろな森が日本にはあります。
 
 
 日本の森は大きく分けて
 
 ・杉や檜(ヒノキ)などの、針葉人工林
 
 ・里山の雑木林のような、広葉人工林
 
 ・神社の鎮守の森などの、天然自然林
 
 の、3つに分類できます。
 
 
 面積的に最も広いのは、杉や檜の針葉人工林。
 
 この森を遠くから見ると、緑の葉が生い茂る豊かな森に見えるのですが、
 一歩、足を踏み入れると、大概の場合、
 生き物が少ない、砂漠のような地面が広がっています。
 
 手入れのされない針葉樹林は、地面まで日光が届かないので、
 昼間でも薄暗く、下草も生えていません。
 
 動物の気配は無く、木があるものの、実際には「死んだ森」です。
 
 
 対して、テレビ(ダッシュ村など)でも
 よく取り上げられる里山の森が、広葉人工林。
 
 昔から、薪や落ち葉を利用するために、
 人の手によって管理され、育てられてきた森です。
 
 農村の周りには、どこでも必ずこのような森があったのですが、
 現代ではほとんど手入れもされず、荒れ放題になっています。
 
 里山の森は、人の管理があって、初めて成り立つ森です。
 管理者がいなくなりつつある現代、里山の森も死にかけています。
 
 
 最後が、神社にある鎮守の森のような、天然自然林。
 その土地本来の樹木が生えている、自然の森です。
 
 基本的に人の手は全く入れず、ほったらかしです。
 
 
 この森は、一見、何の役にも立ちません。
 
 杉や檜のように建材を提供するわけでもなく。
 里山の森のように、薪や落ち葉(肥料)を提供するわけでもなく。
 
 人間の関わらない、別世界としての森として存在していました。
 
 ですから、そんな「役立たずの森」は、日本が近代化・都市化していく過程で、
 ほとんどが伐採されてしまったのです。
 
 江戸時代に比べて、鎮守の森の数は、何十分の一にまで減りました。
 
 
 本書『木を植えよ!』の主旨は、この天然自然林「鎮守の森」を、
 どんどん復活させ、作っていこうじゃないか、というものです。
 
 
 日本では、都市化が進むにつれて「森」が伐採されていったのですが。
 これは、世界中どこでも辿られてきた、典型的なプロセスです。
 
 都市をつくるにあたり、人間は、森を伐採するのです。
 
 そして、森を伐採し尽したとき(資源を使い果たしたとき)、
 その土地での文明は滅び、後には砂漠が残ります。
 
 これが、文明の興亡の、典型的なパターンです。
 
 
 「四大文明」として、世界史の教科書の最初のほうに載っている、
 中国文明・インダス文明・メソポタミア文明・エジプト文明。
 
 古代に文明が発達したそれらの土地は、現代ではすべて砂漠です。
 
 わざわざ砂漠に文明を作るわけもなく、
 その当時は、豊かな森の広がる土地だったんですね。そこに文明が興った。
 
 そして何千年後には、砂漠だけが残りました。
 
 
 話はちょっと逸れますが、メソポタミア文明の神話に、
 ギルガメシュという英雄が登場する物語があります。
 (テレビ東京の伝説的な深夜番組とは何の関係もありません)
 
 英雄ギルガメシュは、神話において、森の神を殺すんですね。
 森の神を殺した後に、都市の神(文明の神)ギルガメシュが繁栄する。
 
 森と都市の関係が、ここに凝縮されています。
 
 森を殺して、都市は生きる。でも結局、森なくしては生きられない。
 
 
 さて。話をぐんと戻して「鎮守の森」。
 
 建材も取れない、薪も取れない、
 そこにただ生えているだけの「鎮守の森」には、
 どのような役割があるのでしょうか。
 
 
 最近流行りの地球温暖化を解消するためだの、
 森を眺めることにより心が落ち着くだの、そういう役割もありますが。
 
 著者が指摘する最も大きな「鎮守の森」の役割は、災害防止です。
 
 台風・地震・家事などの災害から、人間を守ってくれる森。
 それが、鎮守の森の木々なのです。
 
 
 大きく広げた枝葉は、台風の強風から、家を守ります。
 風で飛んでくる物体から、家を守ります。
 
 阪神大震災では、周囲に木が生えている家屋では、
 犠牲者が少なかったといいます。
 
 木の根が地盤を強固にしますし、万一、家が倒壊したときも、
 周囲の木に支えられて、完全に潰れはしないんです。
 (人が生存できるくらいの隙間が空く)
 
 そして何より強いのが、火に対する守りです。
 
 
 木造住宅は鉄筋コンクリート住宅よりも燃えやすいんだし、
 木なんてすぐ燃えちゃうんじゃないかと思われるかもしれませんが、
 それは「死んだ木」の話。
 
 根を張って生きている木は、水の塊のようなものです。
 町を焼き尽くすような大火事でも食い止めるほどの力があります。
 
 
 西暦1923年。
 
 関東大震災のとき、炎に追われた4万人もの人々が、
 東京都墨田区にあった陸軍被服廠跡地に逃げ込みました。
 
 そこは4万平方メートルもある広大な空き地で、
 周りは板塀で囲まれていました。
 
 しかし、その土地に逃げ込んだ人々は、
 わずか1時間足らずの間に95%、3万8000人もが亡くなったといいます。
 
 広大な空き地には、火を遮るものが全く無かったからです。
 
 
 一方、そこから3キロしか離れていない岩崎邸別邸(現在の清澄公園)にも、
 2万人の人が逃げ込んだのですが、
 そこでは犠牲者は全く出なかったといいます。
 
 岩崎邸別邸の周りには、その土地本来の樹木である照葉樹が植えられており、
 炎を食い止めたというのです。
 
 大規模な震災が起きたときには、消防車も出ません、消火栓も止まります。
 そんなとき、最後に火から守ってくれるのが、照葉樹を中心とした鎮守の森。
 
 鎮守の森には、災害から人々を守る力があります。
 
 
 このような「人の命を守る森」を、都市に、公園に、学校に、
 そして自宅の庭に作ろうじゃないかと、著者は提案します。
 (そして、具体的な「森をつくる方法」も教えてくれます)
 
 森づくりなんて、都市に住む自分には関係ないよ、
 と思われるかもしれませんが。森は、意外と簡単につくれます。
 
 学校だったら、校庭の端っこの、幅1メートルの土地を使って。
 一戸建てに住んでいる人なら、庭の片隅に。簡単に森を作れるんです。
 
 
 古来から、日本人の生活の中に組み込まれていた「鎮守の森」。
 
 その役割から作り方、現代社会への溶け込ませ方まで、
 森のすべてが分かる一冊です。
 
 耐震住宅を作るよりも、シェルターを庭に置くよりも。
 最も手軽で頼もしい災害対策が「鎮守の森づくり」かもしれません。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【紹介した本】

 『木を植えよ!』 宮脇昭著 ⇒ http://tinyurl.com/ygdsm8c
  
 過去の書評は⇒ http://www.katonodoka.com/books.htm
 
 ※11月4日まで、アマゾンは送料無料キャンペーン中! あと5日で終了!
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【いろいろ】

 ◆『こんなテーマで書いて』『あの文はちょっと違うよ』『愛しています』
  などなど、ご意見・ご感想は⇒ katonodoka@highknowledge.net

 ◆はじめての方へ⇒ http://www.katonodoka.com/index.htm
 
 ◆農業起業塾⇒ http://www.nougyou-kigyou.com/
 
 ◆ネットビジネスで田舎暮らし⇒ http://www.inaka-gurasi.com/

 ◆まぐまぐ「読者の本棚」へ推薦してくださると嬉しいです。
  ⇒ http://www.mag2.com/wmag/osusume/form
  
 ◆配信停止は⇒ http://archive.mag2.com/0000246354/index.html
  
 ◆一日一善クリック募金⇒ http://www.dff.jp/
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【ひとりごと】
 
 マネックス証券とオリックス証券が合併するそうですね。
 気になるのは、合併後の会社名。
 
 マネックスの「マネ」と、オリックスの「ックス」を合わせて、
 「マネックス証券にしましょうか」と、マネックス側が提案すれば。
 
 いやいや、うちの「オリ」と、マネックスの「ックス」で、
 「オリックス証券にしましょうよ」と、オリックス側が提案。
 
 じゃあってんで、お互いのクスをとって「クスクス証券」にするとか。
 (もしくは「クスックス証券」)
 
 ごちゃまぜにして「マリオネックス証券」とかいう名前にするとか。
 イメージキャラクターは、あやつり人形の「まりおね君」。
 
 いっそのこと、楽天イーグルスみたいに命名権を売却して
 「クリネックス証券」にするとか。興味は尽きません。
 
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【クリック採点】

☆10月31日(第781号)のメルマガは

◆星5つ! ★★★★★(゜▽ ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0030796A1e0a3
◆星4つ! ★★★★☆(゜▽ ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0030796A2d6e1
◆星3つ! ★★★☆☆(゜▽ ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0030796A32495
◆星2つ! ★★☆☆☆(゜▽ ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0030796A449fc
◆星1つ! ★☆☆☆☆(゜▽ ゜)
┗ http://clickenquete.com/a/a.php?M0002765Q0030796A5b4ae
○結果を見る
┗ http://clickenquete.com/a/r.php?Q0030796Ca17b
○コメントボード
┗ http://clickenquete.com/a/cb.php?Q0030796P00C7629

締切:2009年11月08日23時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
【Special thanks to】

 ・まぐまぐ!          http://www.mag2.com/
 ・クリックアンケート      http://clickenquete.com/
  and you. 
------------------------------------------------------------------------
まぐまぐID 0000246354                   「都会育ちの田舎暮らし」第781号
2009年10月31日発行(創刊2007年9月10日)        発行者 加藤のどか
――――――――――――――――――――――――――――――――――――
    Copyright (C) 2007-2009 katonodoka all rights reserved.    
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(ここから下は、まぐまぐ!さんからの情報提供となります)
    ・
    ・
    ・
最新号をメルマガでお届け
登録 解除

規約に同意して

登録した方には、まぐまぐの公式メルマガ(無料)をお届けします。

最近の記事

上へ戻る