2009/10/26
◆[都会育ち] 776:目黒インテリアストリート
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Daily Mail Magazine ―――都会育ちの田舎暮らし――― Written by N.Kato
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∧∧ 『目黒インテリアストリート』
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第776号 平成21年10月26日(月)配信 発行部数4697部
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テレビで知った情報ですが。
実家近くの目黒通りが、変貌しているそうです。
オシャレな手作り家具屋さんが立ち並ぶ、話題のスポット。
目黒インテリアストリート。⇒ http://misc.co.jp/
「目黒通り」が「目黒インテリアストリート」に、劇的ビフォーアフターです。
目黒通りといえば、電車代をケチった僕が中目黒のバイト先まで、
夜な夜な自転車をすっ飛ばして走ったことでお馴染みの、幹線道路。
深夜1時の帰り道、煌々と明かりをともすただ1軒の店は、
表から見えるところには「ダイハード」などのメジャー洋画が並ぶけれども、
一歩中に入ると数千本のアダルトビデオが並んでいることでお馴染みの、
「ビデオショップ・タンク」のみ。
そんな目黒通りが、「目黒インテリアストリート」と呼ばれているとは。
東京でも屈指のオシャレスポットになっているとは。
子どものころに、よく一緒に遊んだ隣のみっちゃん。
不細工で、性格も悪くて、でもその押しの強さに負けて一緒に遊んでいた、
あのみっちゃんを、AKB48の中に発見した高校生の気持ちは、
こんな感じなのでしょうか。
東京で生まれ育って良かったな、と思うことの一つは、
都会に対するコンプレックスが全く生じないことです。
あの「みっちゃん」がAKB48に入って、ステージに立っているのを見れば、
アイドルに対する幻想も無くなるってものです。
大人の女性に人気のオシャレタウン「代官山」も、
小学生時代の僕にとっては「急行が止まらない雑魚い駅」でした。
(ちなみに、僕の実家は学芸大学。急行が止まる)
今でも「代官山のレストラン」だの「代官山のカフェ」などと聞くと、
僕の中では、その店は一段落ちるんです。
だって、雑魚駅の代官山ですから。各駅停車しか止まらないんですから。
そういうイメージが根本にあるから、僕は、
代官山に対する憧れなんて、コレっぽっちもありません。
憧れの裏返しであるコンプレックスも、もちろんありません。
ブランドやら、イメージというものは、
そのほとんどが、実際の姿以上の、幻想によって成り立っているものです。
東京の街なんて、その典型。
「代官山のマンション」は、「祐天寺のマンション」よりも、
はるかに家賃が高いです。
交通の便もほとんど変わらないのに、イメージが違うからですね。
(東横線を知らない人には、何の話か分からないでしょうね。
代官山と同様、祐天寺も、急行が止まらない駅。2駅しか離れてません。
ちなみに、僕の中での東横線格付けランキングは、
渋谷>中目黒>学芸大学>自由が丘>田園調布>代官山>祐天寺。
田園調布から向こうは、アナザーワールド。都立大学? 知らね。)
「代官山」という響きに憧れて、代官山に住むのが夢という人も、
多いと思います。(このメルマガの読者には少ないと思いますが)
雑誌やテレビを通しての代官山しか知らないと、
なんか、すごくキラキラした街に見えるんでしょうね。
祐天寺に住めば、同レベルの部屋で家賃が3万は安くなるのに、
食費を削ってまでも、代官山に住みたいという人もいるでしょう。
そういう感情が全く無く生きられることは、
東京で生まれ育って良かったと思うことの一つです。
最も人気のある街を「雑魚い駅」と、子供心に思えた環境に、感謝です。
そんな僕ですが「大自然に囲まれて暮らしたい」なんていう、
田舎の人にとっては意味不明な希望を持っています。
僕が「ここ、良いですね~」などという土地は、
地元の人にとっては「あんな不便なとこ、とても住めんで」となります。
田舎を知らずに育った僕には、そんな幻想があるんです。
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5歳の子どもが、マンションの8階から落ちて、軽症で済んだとのこと。
http://mainichi.jp/select/jiken/news/20091026k0000m040149000c.html
いくら「落ちどころ」が良かったとはいえ、ほんと、奇跡ですね。
僕は、高層マンションに住みたいという人の気持ちが、分からない。
だって怖いじゃないですか。この子みたいに、落ちちゃうかもしれないし。
せいぜい2階までです。3階は、嫌。
シータも「地面を離れて、人は生きていけないのよ!」的なことを言ってます。
しかし、こういうことがあると、この子も、この子の両親も、
「すごく幸運だった」と思うんでしょうが、本当は、
ベランダから落ちずに、いつもどおりいるほうが幸運なんですよね。
そんなこと気づかないし、気づいたとしても常に意識できないし、
おそらく10分もたてば忘れちゃいますけれども。結構、幸運なんですよね。
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まぐまぐID 0000246354 「都会育ちの田舎暮らし」第776号
2009年10月26日発行(創刊2007年9月10日) 発行者 加藤のどか
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