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東京都目黒区で生まれ育つも、高知県の山奥に移住した30歳男の日刊エッセイメルマガ。テーマは日常のこと・経済・哲学・時事問題・有機無農薬農業・田舎暮らし・ネットビジネス・ヤフオク・マーケティング・株・FX・映画・読書・自動車・恋愛・結婚・パソコン・副業・副収入・情報起業・投資・不動産・ゴルフ・野球・サッカー・競馬・パチンコ・ギャンブル・英語・中国語・フランス語・韓国語・ドイツ語・スピリチュアル・宇宙人など、適当に幅広く(一部嘘あり)。相互紹介歓迎。08年まぐまぐ大賞ニュース情報源3位受賞。

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2009/07/07

◆[都会育ち] 665:七夕の、ちょっと怖い話

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Daily Mail Magazine ―――都会育ちの田舎暮らし―――  Written by N.Kato
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              ★はじめての方は⇒ http://www.katonodoka.com
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 たったの3ヶ月で田舎暮らしを実現してしまった、田中夫妻の体験談です。
 
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 そう思っている方は、「ゼロからの田舎暮らし」を実現された
 田中夫妻の体験談を、読んでみてください。
 
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     ∧∧      『七夕の、ちょっと怖い話』 
~〈⌒⌒( - -) 
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 第665号 平成21年7月7日(火)発行      発行部数4257部
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 7月7日。七夕です。
 
 
 短冊に願い事を書いたり、今夜は曇らないかと空を見上げてみたりして。
 
 そんな幸せな七夕気分に水を差す、
 ちょっと怖い話をしてみようと思います。
 
 (そういう話が苦手な方は、読まないように♪)
 
 
 
 七夕。
 
 そもそも、七夕とは、どのような行事なのでしょうか?
 
 
 七夕というのは、五節句の一つです。
 
 節句というのは、奇数がゾロ目で並ぶ、季節の変わり目のこと。
 
 
 1月1日(1月7日)。
 
 3月3日。
 
 5月5日。
 
 7月7日。
 
 9月9日。
 
 
 これが、五節句です。
 
 ただ、1月1日の正月だけは別格なので、ここだけは妥協して、
 1月7日を五節句の一つとしています。
 
 
 
 五節句には、それぞれ、対応する植物というものがあるんです。
 
 
 1月7日は、七草。七草粥の七草ですね。
 
 3月3日は、桃の節句。
 
 5月5日は、菖蒲(しょうぶ)。今でも菖蒲湯なんかに入りますね。
 
 7月7日は、あとで説明するとして。
 
 9月9日は、ちょっとマニアックですが、菊の節句です。
 
 
 
 これらの植物は、ただ単に、その季節の植物を並べたということではなく、
 ちゃんとした意味があるんです。
 
 すべて、人間の健康にまつわる植物なんです。
 
 五節句というのは、それぞれの季節において、
 人間の健康を整えるための行事でもあったのです。
 
 
 
 1月7日の七草だけは、現代でも役割が変わっていません。
 
 正月には、1年の労をねぎらい、ご馳走や酒で身体を満たします。
 
 正月に、過剰に働いた胃腸を整えるために、
 七草という薬草を、粥にして食べるんですね。
 
 七草で体調を整えるのです。
 
 
 
 3月3日は、桃の節句。
 
 これは本来、桃の種の中にある胚乳を食べる行事でした。
 杏仁湯(きょうにんとう)といい、これも体調を整える役割があります。
 
 
 
 5月5日は、菖蒲の節句。
 
 今は菖蒲湯として風呂に入れるだけですが、
 昔は、菖蒲の根を煎じて飲んでいたんです。
 
 菖蒲の根には、強心解毒作用があるんです。
 
 
 
 7月7日は、あとで説明するとして。
 
 
 
 9月9日は、菊の節句。
 
 この節句では、菊の花を煎じて飲みます。
 菊の花には鉄分が大変多く含まれており、強壮・造血作用があるのです。
 
 
 
 季節の変わり目に、このような行事を設けることで、
 自然と健康を維持していたんです。
 
 このように、五節句というのは、
 人間の健康と深く関わった季節行事だったんです。
 
 
 
 さて本題。
 
 七夕です。
 
 
 
 七夕の植物といえば、何でしょうか?
 
 現代では「笹」でしょうけれども、本来は違います。
 
 
 「ほおずき」です。
 
 
 東京の浅草では、七夕に合わせて、ほおずき市が開かれますよね。
 ⇒ http://matsuri.enjoytokyo.jp/hozuki/

 ほおずきとは、七夕の植物なんです。
 
 
 
 では。ほおずきの役割とは、一体何なのか。
 
 久々に、ウィキ兄貴に登場してもらいましょう。
 ⇒ http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9B%E3%82%AA%E3%82%BA%E3%82%AD
 
 ウィキ兄貴によれば、ほおずきには、このような薬効があります。
 
 
 〔ホオズキの薬効・毒性〕
 
  江戸時代には堕胎剤として利用されている。

  ナス科植物の例に漏れず、全草に微量のアルカロイドがあり、
  特に酸漿根(さんしょうこん)の部分には
  子宮の緊縮作用があるヒストニンが含まれている。
  
  そのため妊娠中の女性が服用した場合、流産の恐れがある。
  
  
  
 はい。そういうことです。
 
 ホオズキの役割は、堕胎剤。流産させるための薬です。
 
 
 
 七夕というのは、旧暦でいえば、大体、お盆のころ。
 本来は、8月中旬の行事でした。
 
 このころ、女性が妊娠していると、どうなるか。
 
 
 七夕(旧暦)から2ヶ月ほどすれば、稲の刈り入れが始まります。
 1年で最も忙しい季節です。皆が働かなくてはいけない季節。
 
 この刈り入れの時期と、つわりの時期が、ちょうど重なるんですね。
 
 最も動かなくてはいけない時期に、女性が動けない。
 そのようなことが起これば、家がつぶれてしまいます。
 
 それを防ぐために、七夕の季節に妊娠している女性は、
 ホオズキを服用して、子供をおろすんです。
 
 
 七夕というのは、子供をおろすための行事だったんです。
 
 
 さて。
 
 以上は、最近読んだ『梅干と日本刀』からの、一部引用なんですが。
 ⇒ http://tinyurl.com/lxajgs
 
 

 ここから先は、僕の勝手な妄想です。
 
 
 
 七夕の季節に合わせて、流し雛(ながしびな)といって、
 紙でつくった人形を川に流す行事が行われます。
 (例えばこんなの)⇒ http://www.tochinavi.net/event/home/?id=716
 
 現代では「子供の健やかな成長を祈って」みたいな建前になってますけど、
 これ、本来は水子供養の行事だったんじゃないでしょうかね。
 
 
 流し雛。
 
 そのまま「子供(雛)を流す」ということです。どう見ても水子です。
 
 
 昔は、堕胎したくとも、簡単に出来るわけありません。
 医者だって、いない場合のほうが多いでしょう。
 
 妊婦は、ホオズキを服用し、そして川で身体を冷やし、
 文字通り、子供を川に流したんでしょう。
 
 その名残が、紙の人形を川に流すという行事になった。
 
 そして、いつの間にか、水子供養という意味が忘れられて、
 「流し雛」という形だけが残ったんじゃないでしょうか。
 
 
 
 旧暦の七夕は、お盆の季節。
 
 ご先祖様の霊が、一年に一度だけ、家に帰ってくる季節です。
 
 ご先祖様を迎える一方で、生きるために、新しい命を殺さなければならない。
 流された子供たちも、七夕の日だけは、家に帰ってきたのでしょうかね。
 
 
 以上、七夕のちょっと怖いお話でした。(゜▽ ゜)
 
 
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【紹介した本】
 
 『梅干と日本刀』樋口清之著⇒ http://tinyurl.com/lxajgs
 
 600ページ以上ある、超ぶあつい本。しかも内容が濃い。
 読み終わるまでに、1週間くらいはかかると思います。
 
 日本という国の素晴らしさを、再発見すること、間違いなしの一冊です。
 
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【ひとりごと】
 
 七夕に関する話で、最も印象に残っているのは、
 『寄生獣』で有名な岩明均さんの、『七夕の国』という作品。
 
 『寄生獣』が傑作なのは有名ですけれども、
 僕は『七夕の国』も、負けず劣らず、面白い話だと思います。
 個人的には、『七夕の国』のほうが好きだなぁ。
 
 コミックスで全4巻。SF好きの人には、おすすめの作品です。
 ⇒ http://tinyurl.com/lz2eat
 
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まぐまぐID 0000246354                   「都会育ちの田舎暮らし」第665号
2009年07月07日発行(創刊2007年9月10日)        発行者 加藤のどか
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