2009/07/04
◆[都会育ち] 659:メルマガの距離
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Daily Mail Magazine ―――都会育ちの田舎暮らし――― Written by N.Kato
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∧∧ 『メルマガの距離』
~〈⌒⌒( - -)
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第659号 平成21年7月1日(水)発行 発行部数4216部
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数年前。
午後8時45分からNHK教育で放送されている「手話ニュース」。
そこに出演していた、やけにハイテンションの、
モミアゲの濃いおじさんがいるんですが、ご存知でしょうか。
手話通訳者の、丸山浩路さんといいます。
顔を見れば「あー、あの人!」と、思い出すことでしょう。
(アハ体験しちゃってください)
⇒ http://www.kouji-maruyama.com/spage/sprof.htm
先日、丸山さんの本を読んでいたら。
⇒ http://tinyurl.com/n7jxwd
そこに、面白い話が書かれていました。
コミュニケーションは、
お互いの距離が縮まれば縮まるほど、豊かになるという話です。
(空間心理学という学問ジャンルがあるそうです)
2人の間の距離によって、コミュニケーションは、
四段階に分類できるのだそうです。
最も距離が近いのが、0~45センチ以内の「密接距離」。
恋人同士、家族同士の会話。または、ヤクザが脅迫に使う距離ですね。
選挙の候補者が、有権者に握手をするのも、この距離のコミュニケーション。
最も濃密なコミュニケーションが交わされる距離です。
次に近いのが、45センチ~1メートル20センチの「個体距離」。
机を挟んでの話し合い。追い込みに入る前のヤクザさんです。
先の「45センチ以内」が「納得」を生み出す距離ならば、
「1メートル20センチ以内」は「説得」を生み出す距離です。
「納得」は、話し手と聞き手の間に、意思の齟齬がありませんが、
「説得」は、話し手の意図に聞き手が従うかは、聞き手次第。
1メートル20センチは「説得」するだけであり、
話し手の意図に従うかどうかは、完全に、聞き手の判断に委ねられます。
次に近いのが、1メートル20センチ~3メートル60センチの「社会距離」。
小さな部屋での、プレゼンテーション。教室の、前のほうの席。
朝礼の席で、10人程度の部下へ、上司から話すこと。
そのようなものが、3メートルのコミュニケーションです。
ここで行われるのは「説明」。マンツーマンでの「説得」ではなく、
少人数のうちの一人として、聞き手は「説明」を聞くのです。
最も距離が遠いのが、3メートル60センチ以上の「公衆距離」。
大学の、大教室での講義。しかも、後ろのほうの席。
体育館で聞く、校長先生の話。街頭での選挙演説。
こういうものが「公衆距離」。聞き手は、その他大勢の一人になります。
このコミュニケーションは、「説明」ではなく「報告」です。
内容はそんなに理解せず、結果だけを知ることになります。
ですから、街頭の選挙演説で「説明」はできません。
単純な「報告」しか出来ないのです。
「私は必ず実現します!」「消費税を廃止します!」という「報告」。
なぜそうなるかの「説明」はしません。
結果的にそうするという「報告」だけができるのが、街頭演説の「公衆距離」。
3メートル60センチ以上のコミュニケーションです。
まとめると。
45センチ以内が「納得」を生み出すコミュニケーション。
45センチ~1メートル20センチが「説得」。
1メートル20センチ~3メートル60センチが「説明」。
3メートル60センチ以上が「報告」となります。
同じ内容のことを伝えようとしても、
話し手と聞き手の距離によって、伝わる内容は、
全く違うものになってくるのです。
※出典は、この本から
⇒ http://tinyurl.com/n7jxwd
さて。
僕は、メールマガジンが好きです。
一方、ブログというやつは、どうも好きになれません。
普通に考えれば、ブログのほうが、使いやすいんですよ。
写真も簡単に載せられる。映像だって載せられる。
カラフルだし、楽しいデザインはたくさんあるし、
コメントだとかトラバという機能も面白い。
芸能人だって、こぞってブログを書きますけれども、
メルマガはやりませんよね。
一方、メールマガジンには、制限がたくさんあります。
(話がややこしいから、HTMLメルマガの話は無しで)
メルマガでは「文字」で伝えることしかできません。
「猫」を表す場合、ブログなら写真を貼れますけれども、
メルマガだと、こうなります↓
∧∧
~〈⌒⌒( - -) にゃー
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
じゃあ、なんでそんな不便なメールマガジンが好きかというと、
ブログよりも距離感が近いと思うからです。
これは、僕だけの感覚かもしれないですけれど、
メールボックスって「家」であり、
インターネットブラウザは「お出かけ」なんですよ。
メールってのは、ワードとか、エクセルと同じく、
パソコンの中にあるソフトの一つで、とても私的なものです。
だって、ブログを訪れても、その文章は保存されませんが、
メールは自動的に保存されるでしょう。
ブログよりも、メールのほうが、とても私的なツールなんですよ。
先ほどの「納得」「説得」「説明」「報告」の例でいえば、
ブログは「説明」、メルマガは「説得」です。
ブログが、大多数に向けた説明であるのに対し、
メルマガってのは、一人に向けた説明、という感覚なんです。
(ついでに言えば、ブログより公的な、ヤフーニュースなどは「報告」)
メルマガは、文字しか載せられないし、
不便なことは、いろいろとあります。ブログのほうが華やかですし。
でも、メルマガには「距離が近い」という、何にも変えがたい利点がある。
だから、僕はブログよりも、メルマガのほうが好きなんです。
さて。
こっからは蛇足の話になるんですけれども。
じゃ、ブラウザメールは、どうなんねん、ってことです。
(別名ウェブメール。ホットメールとか、Gメールとか)
僕の好き嫌いの話ですけれども、ブラウザメールは嫌いです。
メルマガ発行者としての、小さなこだわりですけれども、
出来ることならば、普通のメールソフトで読んでいただきたい。
ブラウザメールだと、空白などのフォントが崩れるという、
具体的な欠点もありますけれども。
それ以上に、やっぱり、距離感の問題ですね。
ウェブ上にはない、自宅のパソコンにある、私的なメールソフト。
そこに届くのが、メルマガの一番の利点だと思っているので、
ブラウザメールは、ちょっと嫌なんですよ。
なんというか、自宅の郵便受ではなく、
私書箱を使っているような印象ですかね。
ま、ただ単に、僕の好き嫌いだけの話ですが。
以上、蛇足をお送りしました。
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【ブログ紹介】
『雑多な絵日記』 http://tuzyh.exblog.jp/
読者さんのブログで「都会育ちの田舎暮らし」を紹介してくれました。
クリックアンケートのコメントボードにも、よく書き込んでくださる
tuzyさんのブログ。ありがとうございます!
このブログ、注目すべきは、サザエさんに出てくるフネの上手さです。
⇒ http://tuzyh.exblog.jp/9920650/
あと、犬も上手い。よく筆ペン(?)でこんなに描けますなぁ。
⇒ http://tuzyh.exblog.jp/8667259/
絵心が無い自分には、羨ましい限りです。
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【ひとりごと】
本文で「蛇足」を書いたら、思い出したけれども。
近所の道路で、蛇が死んでいるのを見つけました。
車に轢かれた蛇なら珍しくないんですけれども、
この蛇(の死体)、どこを見ても外傷が全く無いんですよ。
ただ、目から一筋の血を流している。違いはそれだけ。
まるで、生きたときのままの姿で、死んでいました。
きっと、未知のウィルスの仕業ですね。
まず、蛇からウィルスをうつされた僕が、全身から血を噴き出して死に、
これが近所に蔓延して、世界中が大パニックですよ。
そんで、なんだかんだあって、主人公はワクチンを開発して
憧れの、あの娘を救う。ついでに世界も救われた。めでたしめでたし。
そんなB級ハリウッド映画。
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【ひとりごと2】
ただいま7月4日、夕方です。
今日からまぐまぐが復活したものの、朝からアクセス集中しまくり。
やっといま、発行者ページにログインすることができました。
とりあえず、1日~4日分までを配信します。
だけど、1日で配信できる数って決まっているのかな?
もしかしたら、1日で4回分は配信できないかもしれませんね。
以上、11:45に配信できなかった言い訳でした。
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【クリック感想アンケート】
今日のメルマガはどうでしたか? どれか一つだけ、クリックしてください。
☆7月1日(第659号)のメルマガは
◆すっごく面白かった(゜▽ ゜)
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◆いつもより良かった(゜V ゜)
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◆ま、普段どおりかな(゜o ゜)
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◆いつもより面白くない(゜△ ゜)
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○結果を見る
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○コメントボード
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締切:2009年07月08日23時00分
協力:クリックアンケート http://clickenquete.com/
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コメントボードとは、BBSみたいなものです。コメントボードの削除キーは、
コメント入力した人が、後で自分の書き込みを削除するために使うものです。
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【Special thanks to】
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まぐまぐID 0000246354 「都会育ちの田舎暮らし」第659号
2009年07月01日発行(創刊2007年9月10日) 発行者 加藤のどか
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